13日にカンボジア出張より無事に帰国致しました！
カンボジアの気温は30～35℃であったため、成田空港に降り立った時の寒さに非常に驚きました！
思わず帰りの道中、ホッカイロを買ってしまいました(笑)
体調に留意しながら冬に備えていきたいものです◎
それでは今週の日本酒NEWSです🍶✨
🍶トピック🍶
➀.NYブルックリンに全米初の日本酒学校オープン！
②.日本酒の味わいを分子レベルで解析、産総研などデータ化
③.宮城県、イタリア・スイスで県産日本酒の試飲・商談
➀.NYブルックリンに全米初の日本酒学校オープン！(詳細はコチラ)
全米初の日本酒の学校「サケ・スタディーズ・センター」がNYブルックリン区インダストリーシティーに誕生しました。
この学校を運営するのは、2018年にオープンした酒蔵バー「Brooklyn Kura」です。今までの倍以上の2000平方フィート(185.81 平方メートル)のスペースを確保し、酒蔵、タップルームに学校を併設しました。
学校では毎週、日本酒に関するクラスがあり、酒のサーバー養成コースや酒蔵のツアーも企画されているそうです。教えるのは、日本酒造青年協議会から「酒サムライ」の称号を07年に得たティモシー・サリバン氏です。
タップルームでは酒をグラスやピッチャーで注文できる他、利き酒もできるとのこと。また、発酵が続いているにごり酒「醪(もろみ)」やフレッシュでデリケートな生酒「しぼりたて」を楽しめます。他にも、多種多様なカクテルやお酒にピッタリなおつまみも提供されるとのことで、非常に魅力的な施設となっています。
世界中のSAKE文化を、現地で実感してみたいです◎
②.日本酒の味わいを分子レベルで解析、産総研などデータ化(詳細はコチラ)
産業技術総合研究所と日本酒スタートアップの希JAPAN(新潟県)は、日本酒を化学的に分析する共同研究を始めました。酒に含まれる成分を特殊な技術を使い分子レベルで解析し、独自の日本酒ビッグデータを構築するとのこと。全国で酒蔵が減るなか、データを製造や新製品開発に生かすことで、日本酒文化の伝承や市場活性化につなげるとのことです。
日本酒の味わいを表現する単語は、「甘口」「辛口」「すっきり」「フルーティー」など多くあります。今回の共同研究では、化学的な分析を基にそれぞれの味わいを数値化していきます。そして解析結果の数値を、においや味わいなどの官能試験と照らし合わせ独自の日本酒ビッグデータを作ります。官能試験は希JAPANの杜氏や生命工学博士、農学博士の研究者らが手がけるとのこと。
共同研究を通じて構築した日本酒ビッグデータは、主に製造と商品開発で活用します。日本酒は同じ材料や造り方でも、各酒蔵に住む菌によって味わいが左右されます。データを活用することで、「味わいのデータを共有すれば、どの酒蔵でも一定程度同じ味わいの日本酒を造ることが可能になる」と希JAPANの社長はコメントしています。
日本酒需要の低迷、後継者不足を背景に酒蔵の数は減少傾向にあります。日本酒を次世代に伝承、ひいては農家の所得向上や地元経済を活性化するために、本プロジェクトは意義あるものだと感じています。今後も要注目していきたいです◎
※画像リンク先は「希JAPAN」
③.宮城県、イタリア・スイスで県産日本酒の試飲・商談(詳細はコチラ)
宮城県は今月21から24日に、イタリアとスイスで同県産日本酒の試飲・商談イベントを開きます。イタリア・ローマとスイス・ロガーノでは現地の飲食店オーナーやソムリエ、酒販店関係者に、日本酒と現地の料理とのペアリングを体験してもらいます。県内9つの蔵元が出品し、蔵の歴史や酒造りの特徴を紹介します。
現地での開催は、イタリアは昨年に続いて2回目で、スイスでは初めてとなります。現地での知名度を向上させ、飲食店での県産日本酒の普及を図っていくとのことです。
昨年商談会を実施したイタリア・ミラノでは日本酒の取り扱いを希望するレストランを訪問し、その店の料理に合わせた日本酒を紹介します。24日には現地の日本酒愛好家に事前に日本酒を送付し、オンラインでの試飲プロモーションを実施します。イタリアでは初めての試みとして仙台牛を使った料理を提供し、日本酒と合わせた輸出促進を目指していくとのことです。
現地(国外)へ実際に蔵元が足を運んで商品をプレゼンすることにより、蔵元の熱量を現地の方々は肌で感じることができるのでしょう。商品・酒蔵・日本酒文化の魅力を様々な形で拡げていきたいですね◎
※画像リンク先は宮城県酒造組合HP
😀｛蔵楽社、13日にカンボジアより帰国いたしました！出張レポートを後日公開致しますのでお楽しみに🍶✨
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