【今週のお酒ニュースまとめ】26年5月20日~5月26日号

5/23(土)、24(日)に開催されたソウル酒フェスティバルの視察に行ってきました。幾度となくお付き合いのある蔵元さん数名から「絶対に一度見たほうがいい!」というお話を伺い、実際に足を運んでみました。来場者のほとんどが20-30代の若者で、信じられないくらいの熱気で包まれていました。国内のイベントでも、ここまで若者の熱量が高まっているイベントは無いと思うほどです。
そして、来場していた韓国人の若者は ただ飲むだけではなく、
「私はこれが好き」
「甘めのお酒が飲みたい」

など、きちんと自身の好みを把握した上で、飲みたいものを飲んでいました。
参加費が昨年の約3,000円から約5,000円に値上がりになったそうですが、結果的に2日間で約7000名が集まったそうです。
100蔵以上の蔵元とお話が出来て、数百種類のお酒が飲めるのであれば、破格のイベントに感じました。
来週、レポートとしてまとめてご報告させていただきますので、楽しみにしていてください。

それでは今週の日本酒NEWSです🍶✨

🍶トピック🍶
①.全国新酒鑑評会 福島県が2年連続日本一
②.IWC2026「SAKE部門」のトロフィーの受賞酒発表
③.大手町ゲートビルディングに「haccoba 内神田醸造所」開設

①.全国新酒鑑評会 福島県が2年連続日本一(詳細はコチラ)

 酒類総合研究所(広島県)は5月20日(水)、2025酒造年度(2025年7月~2026年6月)に製造された日本酒の品質を競う全国新酒鑑評会の結果を発表しました。福島県の20銘柄が金賞を獲得し、都道府県別の金賞受賞数で2年連続13度目の日本一に輝きました。
 県の日本酒アドバイザーを務める鈴木賢二県酒造組合特別顧問によると、主食用米の需要増などを背景に酒米の仕入れ値が産地によっては2年前の倍以上に急騰。酒米を蒸すボイラー用重油なども値上がりしています。蔵元が苦境に立たされただけに「醸造環境は例年以上に厳しかったが、品質は素晴らしかった」と称えました。

受賞を喜び合う受賞蔵元の関係者たち

県は日本一を記念したセレモニーを福島市のまちなか広場で開催しました。県知事や関係者が集まり、来場者や市民に金賞受賞酒が振る舞われました。

※受賞酒銘についてはコチラをご覧ください。

福島県の強みは、個々の酒蔵の技術力だけではなく、県全体で築かれている横のつながりの強さにあります。温暖化によって酒米が硬くなるなど環境変化が進む中でも、蔵同士が情報交換を行い、学び合うことで、変化に対応できる体制を築いてきました。そうした意味で、福島県の強みは「金賞の数」そのもの以上に、地域全体で技術や知見を共有しながら進化し続ける仕組みにあると言えそうです。
また、かつて全国新酒鑑評会で10連覇を逃した経験が、結果として各蔵の自由な挑戦を後押しした側面もあるように感じます。従来の型にとらわれない酒造りや純米酒への転換など、多様な挑戦が積み重なったことが、今回の受賞結果にもつながっているのではないでしょうか。

②.IWC2026「SAKE部門」のトロフィーの受賞酒発表(詳細はコチラ)

 5月22日(金)に、International Wine Challenge(以下IWC)2026の「SAKE部門」における最高賞の「トロフィー」の受賞酒が発表されました。IWCは1984年に設立された世界的に最も権威あるワインコンテストの一つで、SAKE部門は2007年に設立されました。設立から20周年を迎える記念の今年は広島で開催されました。

IWC Sake Competition 2026
IWC2026 SAKE部門が広島で開催されました

各カテゴリーにおける最高賞「トロフィー」を受賞した銘柄は以下です。
・普通酒の部
「大雪渓 上撰」大雪渓酒造(長野県)
・本醸造の部
「木曽路 本醸造 金紋錦」湯川酒造店(長野県)
・純米酒の部
「ちえびじん 純米酒」中野酒造(大分県)
・純米吟醸酒の部
「天美 純米吟醸 蛍天(ほたてん)」長州酒造(山口県)
・純米大吟醸酒の部
「来福 純米大吟醸 愛山」来福酒造(茨城県)
・吟醸酒の部
「渓流 吟醸」遠藤酒造場(長野県)
・大吟醸酒の部
「宮の雪 吟醸 山田錦」宮崎本店(三重県)
・古酒の部
「渓流 大古酒」遠藤酒造場(長野県)
・熟成酒の部
「梵 天使のめざめ」加藤吉平商店(福井県)
・スパークリングの部
「梵 プレミアムスパークリング」加藤吉平商店(福井県)
・フレーバー酒(FIS)の部(新カテゴリー)
「三谷春 梅酒 潤」林酒造(広島県)

設立から20周年となるIWCは、広島で審査会が開催されました。これまで以上に「評価されるカテゴリー」が広がり、 今年は新たに日本酒をベースに、フルーツ果汁を加えたり果実などを漬け込んだ「フレーバー酒(FIS)の部」が新設されました。個人的に推している地元酒中の地元酒「大雪渓 上撰」がゴールドメダルを受賞したのも印象的でした。

③.大手町ゲートビルディングに「haccoba 内神田醸造所」開設 (コチラ)

 三菱地所株式会社と株式会社haccoba(福島県)は、「大手町ゲートビルディング」(2026年7月竣工予定)2階に開設する「(仮称)農と食の産業支援施設」内に、クラフトサケの醸造所「haccoba 内神田醸造所」(以下、醸造所)を2026年9月に開業します。

醸造所のイメージ

 醸造所では、酒造りだけでなく、農と食の分野を中心に地域と都市の連携による新たな価値創造を図ります。具体的には、地域の生産者や加工者と都市生活者が理解を深めることで豊かな食や社会をつくる活動「めぐるめくプロジェクト」の一環としてイベントを開催し、農と食のプレイヤー同士の交流や共創を生み出すほか、大丸有地区の企業・団体や飲食店等とのコラボレーションにも取り組む予定とのことです。

 haccobaが東京に醸造所をつくるという衝撃のニュースです。興味深いのは、「醸造所=製造拠点」ではなく、「コミュニティ形成装置」として位置づけている点です。従来の酒蔵見学施設とも異なり、都市部で人・食・地域をつなぐハブとして機能させようとしています。クラフトサケは味わいそのもの以上に、背景にある思想やストーリー、共創体験が価値になりやすい市場です。haccobaの挑戦は、酒蔵の新しいあり方を示す実験としても注目です。

😀{ デザイン制作の仕事を受け付けております。当社ではこれまで様々なチラシやパンフレット、酒器を作成してまいりました。酒蔵様のイベント向けにも前掛けやおちょこ、パンフレットの制作をしてまいりました。「仕事が忙しくて手が足りない!」「もっとデザインのクオリティを上げたい」などご要望がございましたら、ご相談くださいませ🍶✨

制作実績の一部の拡大版はコチラ、もしくは画像をクリックしてご覧ください!
 

当社が過去に制作したパンフレットや酒器です(一部)

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