明日1/29~2/3まで、代表の髙橋はカンボジアへ行って参ります!
2月に開催予定のイベントの最終準備の為です🍶✨
終わったときにやって良かったと、心から思えるイベントにすべく
頑張ってまいります!!!
それでは今週の日本酒NEWSです🍶✨
🍶トピック🍶
➀.「株式会社獺祭」旭酒造が日本酒ブランドを社名に
②.菊正宗とサントリーが異例のコラボ
③.酒ソムリエ協会(SSA)が4月4日を「国際酒ソムリエの日」に制定
➀.「株式会社獺祭」旭酒造が日本酒ブランドを社名に(詳細はコチラ)
人気の日本酒「獺祭」を手掛ける旭酒造(山口県)は23日、会社名を6月1日から「株式会社獺祭」に変更すると発表しました。主力商品と社名を統一することで、注力する海外市場でのブランドの認知度向上を狙います。直近1年間で200億円に満たない獺祭の売上高についても、将来的に1千億円到達を目指すとしました。東京都内で開いた経営戦略発表会で明らかにしました。
旭酒造は1948年創業で、90年に販売を開始した純米大吟醸「獺祭」が大ヒット。現在は海外でも人気を博し、2023年9月には米ニューヨーク州の酒蔵で生産を始めるなど、海外進出を本格化させています。
同社の桜井博志会長は社名変更の背景について、質が高い製品の大量生産を得意とする日本の地位復権に向け、「(獺祭が)プレミアムブランドとして世界に出ることは日本にとっても良いこと」と説明しました。海外への浸透を加速させるために社名変更を図るとしたとのことです。長男の一宏社長は世界進出を目指すにあたり、「会社名とブランド名が違うのはやりにくい」と説明しました。
また、獺祭の売上高は23年10月からの1年間で国内外計195億円ですが、将来的に国内300億円、海外700億円の計1千億円とする目標を設定しました。
国内では消費者が獺祭に触れられるイベント数を現在の10倍にもなる年1千回に増強。海外でもパリの著名シェフが手掛ける居酒屋風レストランでの展開に加え、3月の米アカデミー賞授賞式で日本酒として初めて提供されます。
特に海外のアルコール消費比率で日本酒は非常に割合が低いといい、一宏社長は「まだ日本酒はニッチな存在。長期的にマーケットは上昇トレンドに乗っていく」と市場として伸びしろの大きさに期待を寄せています。「まずやるべきことは米国の市場をつくっていくことだ」と述べました。
旭(ASAHI)というと、とりわけ海外ではビールメーカーをまず連想されてしまうのかもしれません。6月からの社名変更に伴う良い変化に期待と注目です◎
②.菊正宗とサントリーが異例のコラボ(詳細はコチラ)
日本酒を造る途中の「もろみ」に、サントリー山崎蒸溜所(大阪府)のウイスキーの原酒を加えるとどんな味になるのか。そんな左党(=お酒好きのこと)の心をひく高級酒を、老舗酒造会社の菊正宗(兵庫県)が開発しました。異例のコラボの狙いとはなんなのでしょうか。
商品は「フォーティファイド サケ・ニッポニオン」と名付けられ、2,900本の限定発売です。490mlで11,000円という高級酒です。昨年12月中旬の発売から2週間で約400本を販売し「大々的に宣伝していないのにもかかわらず、好調な売れ行き」と菊正宗の担当者はコメント。
日本酒とウイスキーという前例のないコラボは、両社のトップ同士で親交があったことで実現しました。「新しい酒造りに挑戦したい」という菊正宗の嘉納治郎右衛門社長に、旧知のサントリーホールディングスの鳥井信吾副会長が協力。2021年夏から商品開発が始まりました。完成に3年以上をかけた商品は、日本酒になる前段階で発酵中のもろみに、山崎蒸溜所のミズナラ材のたるで熟成したウイスキーの原酒を添加。酒かすと分離した後、再びミズナラのたるの原酒をブレンドしたものです。
アルコール度数は17%。日本酒ではなく、リキュールに分類される。糖度が高く、「バターキャラメルでコーティングされたイチジクの香り、ハチミツのような甘さと酸味が調和した味わい」に仕上がりました。国産木材を使い、豊かな香味を引き出すミズナラのたるは「ジャパニーズウイスキー」を象徴するような存在と言えます。商品開発に関わった菊正宗マーケティング課の大魚健二さん(48)は「海外産のたるも試してみたが、日本ウイスキーらしさのあるミズナラのたるの原酒が、日本酒のもろみとの相性という面で一番良かった」と振り返っています。
しかし、世界的なウイスキー人気の高まりで、山崎蒸溜所の原酒は貴重になっており、今回の限定商品も再生産の予定はないそうです。大魚さんは「ミズナラのたるを使うような高級酒は最初で最後かもしれない。それでも今回の経験を生かし、日本酒の可能性を広げられるような新商品を考えていきたい」と話しています。
本商品が発売されていたこと、恥ずかしながら知らなかったです!愛する日本酒×貴重なミズナラの樽とのフュージョン、一体どんな香りや味わいなのか気になります!気軽に買えるお値段ではないのが悔しいところです…!
③.京都に”好みの日本酒がつくれる体験型施設”オープン(詳細はコチラ)
リーフ・パブリケーションズ Sake事業部は、京都発のオリジナル日本酒ブレンド体験施設「My Sake World 御池別邸」を1月23日オープンしました。
「My Sake World」はブレンドという形をとることで自分好みの日本酒づくりができる体験型施設です。自ら日本酒を好みの味わいにカスタマイズし、世界にひとつだけのオリジナル日本酒ブレンド「マイサケ」を作ることができます。
古民家を改装した店舗は、わずか4名限定の完全プライベート空間となっており、日本酒の歴史や文化・精神性などについて学びながら、12種類の日本酒を実際に試飲することができます。例えば、純米酒のうまみや吟醸酒特有の香りなどといった、日本酒が持つ特徴をより深く体感できます。
●自分の一本ができるまで●
Step 0: 日本酒の知識を学ぶ
専門のスタッフが日本酒の基礎知識をわかりやすく解説します。
Step 1: 12種類の日本酒を試飲
12種類の日本酒を実際に味わい、それぞれの特徴を確かめます。
Step 2: お気に入りの日本酒を選ぶ
一番好きなお酒をプライマリーとして1種類、次に好きなお酒をセカンダリーとして2種類選びます。
※日本酒に詳しい方は、セカンダリーを3種、4種と選ぶこともできます。
Step 3: 最初のブレンドを試作
選んだお酒を使って40mlのブレンドを作り、試飲します。
Step 4: 比率を調整して再試作
試飲した結果を基に、比率を微調整して2回目の40mlを作り、再度試飲します。
Step 5:「マイサケ」のレシピとラベルを決める
2回試作された味わいをもとに、レシピとお酒の名前などを記入し、後日に世界に一つだけのオリジナル・ブレンド日本酒「マイサケ」が指定住所にお届けします!
~ちょこっと豆知識~
≪日本酒でブレンドするって?≫
日本酒の”ブレンド”という言葉は、まだ馴染みがないかもしれません。実は「合酒」という表現は、「[月桂冠」に現存する江戸時代の「享保3年(1718年)勘定帳」にすでに記録されており、昭和から味わいの向上を目的に日本酒をブレンドすることも行われてきました。現在、日本酒の製造過程には「調合」という段階があり、これはそれぞれのタンクで作られた日本酒をブレンドして味わいを安定させる重要な工程です。ブレンダー(調合師)が務めている酒蔵も珍しくありません。ブレンドによって、日本酒の味わいの幅は無限に広がるので、その可能性をぜひ体験してみたいですね◎
😀{1月最後の更新となりました!早いです、本当に早いです…!1月は行く、2月は逃げる、3月は去る、とはよく言ったものです(笑)
まだまだ寒い日が続きます。お酒は燗にしてお鍋なんかと共にいただきたいです🍶✨