昨日3日にカンボジアより帰国致しました!
2週間後のイベントの解像度がより高まったと自負しています!
寒暖差で体調を崩さぬよう、しっかりイベント準備を進めて参りたいと思います!
それでは今週の日本酒NEWSです🍶✨
🍶トピック🍶
➀.2024年の日本酒輸出実績が発表されました!
②.「Australian Sake Awards 2025」開催決定!出品エントリー受付中
③.トロントで日本酒プロモーション月間 「Sake Month」実施
➀.2024年の日本酒輸出実績が発表されました!(詳細はコチラ)
2024年12月、日本酒を含めた「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。この登録をきっかけに、世界中で日本酒に対する関心が高まっていくことが期待されています。
そんな日本酒の海外展開について、2024年(1〜12月)の輸出実績が発表されました。2025年1月30日(木)に発表された財務省「貿易統計」のデータをもとにSAKETIMESが集計した、2024年の日本酒の輸出実績をお伝えします。
【輸出金額と数量】
2024年の輸出金額は434億円で前年比106%、輸出数量も3.1万klで前年比106%となり、金額・数量ともに昨年を上回る結果となりました。2023年は、コロナ禍の反動で大きく伸長した2022年に対して前年割れし、日本酒の輸出金額の伸長は13年連続でストップしていましたが、2024年は回復しています。

【国別輸出金額】
2024年の輸出金額を国別・地域別にみると、上位5カ国で全体の約80%を占めています。そのうち、アメリカを除く4カ国はアジアです。

輸出単価が停滞している背景には、輸出金額が第3位で輸出市場のシェアが11.8%という香港の下降があります。香港は2010年から輸出単価が右肩上がりで、他の国と大きく差をつけて一時は単価2,870円まで伸長しましたが、2024年は単価2,539円と少し下降しました。2024年の金額・数量の伸長を牽引しているのは、輸出金額が過去最高となり、全体の約25%を占めるアメリカです。前年比で、輸出金額は128%、輸出数量は123%と、ともに昨年を超えて好調です。
アジアの4カ国の動向を見ると、日本酒の輸出市場を大きく牽引してきた中国と香港は下降が続き、コロナ禍の影響が少なく11年連続で輸出金額が伸長してきた台湾も昨年から微減しています。
【地域別日本酒輸出金額の変化】

輸出金額の上位5カ国以外に目を向けてみると、世界中で日本酒への関心が高まっていることがわかります。地域別に見ると、アジアと北米ほどの規模には至らないものの、近年は西欧が飛躍的に伸長してきています。日本酒の輸出先国数は右肩上がりに増加し、2024年の実績では80カ国。2005年からの累計では、109カ国に輸出しています。
日本酒需要が増加傾向にあることはとても喜ばしいことですね!一方で、日本酒とは何か、どのように飲み楽しむものなのか、知識や理解をもっと広めていく活動が必要だと感じています。当社はただお酒を輸出するだけでなく実際に現地に足を運びプロモーション活動、布教活動を行っています。「何から作られているの?」「果物が入っているの?」「氷を入れてもいいの?」「何かと割って飲んでもいいの?」など、日本では受けないような質問が多くあります。回答し、更に別の質問を受ける……、繰り返すうちに興味・関心をもってもらえているんだと実感できた時は、本当に嬉しく感じます。真に日本酒を知り、心から好きになって欲しい、その一心で今後も当社は活動してまいりますので、見守り、応援していただけますと幸いです◎
②.「Australian Sake Awards 2025」開催決定!出品エントリー受付中(詳細はコチラ)
オーストラリア市場に特化した日本酒コンクール「Australian Sake Awards 2025(オーストラリア酒アワード 2025)」が、2025年5月17日(土)・18日(日)に開催されることが決定しました。現在、2025年2月28日(金)まで出品エントリーを受付中です。
「Australian Sake Awards」は、オーストラリア国内において、日本酒の多様な魅力を伝えること、日本酒のエキスパートを育成すること、日本酒市場の長期的な発展に寄与することを目的に開催される日本酒コンクールです。
審査員を務めるのは、オーストラリア出身のソムリエや、酒販店・飲食業従事者、日本酒資格保持者、輸入・卸業の日本酒担当者といった消費者をよく知るプロフェッショナルたち。「オーストラリア市場で好まれるかどうか」という点に注目し、2つの評価方法で審査されます。
ひとつは、出品酒1点に対して、最もふさわしいカテゴリーでその味わいや特徴を審査する「カテゴリー別基本審査」。もうひとつは、オーストラリア人に好まれる、5種類の食材・料理とのペアリング相性に特化した「フードマッチング審査」です。ラベルに書かれたスペックでカテゴリーを分けるのではなく、その日本酒が持つ特徴や食との相性を中心とした審査により、オーストラリア市場で好まれる傾向を追究するユニークなコンクールとなっています。
現在、2025年2月28日(金)まで出品エントリーを受付中です。
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◎コンクール概要
名称:Australian Sake Awards 2025
会場:Wentworth Park Sporting Complex(オーストラリア・シドニー市内)
出品登録料:330豪ドル/1エントリー(酒1種類)につき
※日本の指定倉庫からオーストラリアまでの輸送費、コンクール運営費、表彰アイテム作成費、広報・宣伝活動費等を含む。
申込方法:募集要項を確認のうえ、エントリーページより申し込み
◎全体スケジュール
エントリー期間:2025年1月6日(月)~2月28日(金)
審査会:2025年5月17日(土)・18日(日)
受賞酒発表:2025年6月13日(金)
祝賀会:2025年9月25日(木)
◎お問い合わせ先
一般社団法人 Australian Sake Awards協会(運営:JAMS.TV Pty Ltd)
メールアドレス:info@australiansakeawards.org.au
Facebook:Australian Sake Awards
Instagram:@australiansakeawards
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ローカルフードに合うということ、その市場で持続性のあるものなのか見極める重要な要素の一つと考えられます。飲み手にとっては購入する際の指標となりますね。
常々思っていて実行できていなかった、大好物のからあげでセルフ「フードマッチング審査(からあげ)」、年内に行ってみたいと思います◎(報告するかしないかは未定です(笑))
③.トロントで日本酒プロモーション月間 「Sake Month」実施(詳細はコチラ)
2024年12月、日本の「伝統的酒造り」が国連教育科学文化機関の無形文化遺産に認定されるなど、日本酒は今世界中から注目を集めています。海外での日本酒の人気は上昇しており、過去2年間で輸出量が70%増加しており、今回のユネスコ登録を契機に、国内外での日本酒の需要拡大と伝統技術の再評価が期待されています。
日本酒プロモーション月間 「Sake Month」では、2月2日から3月1日の間、ジェトロがLCBOと連携し店舗での日本酒コーナー設置や試飲イベントを実施します。ジェトロは在トロント日本国総領事館、ジャパンファウンデーション、日本政府観光局(JNTO)と日本酒の普及と啓蒙活動を行う「Sake Institute of Ontario」が協力し、イートンセンターで試飲とカルチャーイベントを2月7日と8日に開催します。イートンセンターでは、日本の楽器や歌、金継ぎなどの伝統的なパフォーマンスとともに日本酒の試飲が楽しめます。
また、2月7日の夜7時からはジャパンファウンデーションで日本酒の講義とさまざまな日本酒の試飲ができるイベントも予定されています。

数日間のプロモーションではなく、Month(月)にすることでどういった効果が得られるのか・得られたのか、イベント報告に期待したいです◎