【今週のお酒ニュースまとめ】23年7日26日~8月1日号

7/3(月)~7/9(日)まで”カンボジア・サケウィーク”として、日本食レストランや日本酒バーなどでイベントを実施してまいりました!
どんな場所で、どのような方々が来場されたのか、
実際のイベントの様子をご覧いただけるよう、イベントレポートを昨日より本HPコチラにて公開させていただきました📝
今後も現地の企業と一緒にSAKE文化の普及に向けて様々な取り組み行ってまいります!応援のほど宜しくお願いします◎
それでは今週のお酒NEWSまとめです🍶✨

🍶トピック🍶
➀.東御市「初」の日本酒 酒蔵なくても…地元の米で(長野県)
②.規格外の県産柑きつ×日本酒「推し柑」(愛媛県)
③.地域に密着した新たな日本酒造り(兵庫県)

➀.東御市「初」の日本酒 酒蔵なくても…地元の米で(長野県)(詳細はコチラ)

 東御市の八重原米を使った日本酒のオリジナル銘柄「天土(あまつち)」と「坐(くら)」が完成しました。市内の農業法人「太陽と大地」社長の柳沢謙太郎さん(46)が、ワインのイメージが強い同市で地元の日本酒を生み出したいと発案しました。自社栽培した酒米の金紋錦(きんもんにしき)を使い、酒米提供先の酒蔵の一つ、大信州酒造(松本市)が純米大吟醸に仕上げました。市内に酒蔵がない東御市「初」の銘柄です。

 柳沢さんは地元の八重原地区で約20年にわたって米を栽培しています。2007年からは県内の酒蔵と契約して酒米を提供してきました。現在は八つの酒蔵と連携し、「いつかはオリジナルの日本酒を造りたいと思っていた」といいます。そこで、最も付き合いの長い大信州酒造に醸造を依頼しました。

 柳沢さんによると、天土は品格のある調和の取れた味わいで、坐は甘みや渋さを含んだ複雑な味わいが特徴的なんだそうです。日本酒になじみが薄い若い世代にも触れてもらう狙いです。洗練されたデザインのラベルは20代の芸術家に依頼しました。

 8月4日には自宅の土蔵を改修して日本酒の直売所を開く予定。「日本酒も格としては、ワインに負けてはいないと思う。(二つの銘柄を)ゆくゆくは海外にも輸出していきたい」と意気込んでいました。
 夢を実現させられるバイタリティの高さ、素晴らしいです◎

八重原米を使ったオリジナル銘柄二つを手にする柳沢さん

②.規格外の県産柑きつ×日本酒「推し柑」(愛媛県)(詳細はコチラ) 

 県内の規格外で商品にならなかった柑きつを使って、松山大学の学生と酒造メーカーなどがコラボしSDGsな新酒を作りました。27日に発表されました。
若々しく印象的なラベルが貼られたお酒の名前は「推し柑」。このお酒に使われているのは、県内で生産されたものの大きさやキズにより規格外になった伊予柑と河内晩柑です。

このお酒は松山市の老舗メーカー「桜うづまき酒造」、食品ロスの課題に取り組む若手農業団体「きりぬき」、そしてプロジェクトに応募した松山大学の4人が約4カ月をかけて開発しました。何度も試飲を重ねて開発しました。このお酒は日本酒と配合。果汁を50%にすることによりしぼりたてのみかんジュースのような味わいとなっています。若者にも飲みやすいよう何度も試飲が重ねられ、アルコール度数は5%と低めに作られています。

松山大学の西村和真さんは「規格外商品をお酒にすることで、こんなに美味しくなるんだって認識をもってもらえたら、いい方向に向いていくんじゃないかなと考えています」とコメントを寄せていました。
このSDGsなお酒「推し柑」は、道後商店街や松山ロープウェー商店街の土産物店などで販売800本限定で販売されています。
 フードロスに関する企画や商品が次々と出てきています◎自身で”これとこれを掛け合わせたら・・・”なんて妄想してみるのも楽しいです◎

松山大の学生と若手農業団体、桜うづまき酒造の三者が協力して開発した規格外かんきつのリキュール「推し柑(おしかん)」=27日午後、松山市道後樋又
「推し柑(おしかん)」

③.地域に密着した新たな日本酒造り(兵庫県)(詳細はコチラ)

 狩場一酒造株式会社は2022年、丹波篠山市古市地区から未来に向けたプロジェクトとして始動した「ミチのムコウ」の「100人ではぐくむ名前はまだ無い日本酒」企画の日本酒造りを行いました。 2年目となる今年もこのプロジェクトに参加し、新たな日本酒造りに挑戦しています。

「ミチのムコウ」は日本各地の里山が荒廃し、耕作放棄された農地が増えつつある状況の中で、里山の活性化に向けて自然環境と調和した持続可能な生き方を実証するプロジェクトです。そのなかの「100人ではぐくむ名前はまだ無い日本酒」プロジェクトでは、高齢化により続けるのが難しくなった農地や、一部休耕田になっていた農地に酒米の五百万石を植え、そのお米で新たなお酒を仕込む、地域に密着したお酒造りに挑戦しました。フィールドとなっている古市地区は、同じ山からの水を使い酒米を育て、さらにお酒の仕込み水として利用します。

お米からお酒まで、一気通貫して自分たちではぐくみ、お酒の名前やラベルも自分たちで考えるその取り組みが、地域の資源をつなげ、より豊かで持続可能な里山づくりにつながっていることを感じてもらいたい、と考えているそうです。完成したお酒の名前はプロジェクト参加者からの公募で「ユメノツヅキ」に決定。「日本酒を造って終わるのではなく、まだまだこの活動が続いてほしい」という想いが込められているそうです。
 新しい試みと挑戦であふれる素敵な企画ですね◎

100人ではぐくむ名前はまだ無い日本酒

😃{3つとも”シン”日本酒という共通点のある話題でした!(初と新のシン🍶✨

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる