【今週のお酒ニュースまとめ】23年8日2日~8月8日号

連日の猛暑でとても厳しい「夏」ですね!💦
そんななか、日本酒はキンキンに冷やして美味しい「夏酒」が沢山出てきています🍶✨
水色や透明の涼やかな瓶に、爽やかなデザインのラベル、ゴクゴクいける喉越しとスッキリとした後味、
目と舌で涼をしっかり感じて、なんとかこの暑さを乗り切っています!!!
それでは今週のお酒NEWSまとめです🍶✨

🍶トピック🍶
➀.米国産“アメリカSAKE”に熱視線
②.オランダの訪問団、日本酒講座を体験
③.韓国ソウルで4年ぶりに「日本酒フェス」

➀.米国産“アメリカSAKE”に熱視線(詳細はコチラ)

 アメリカ・バージニア州で開催されたアメリカSAKEイベント、アメリカを拠点に活躍する15の酒造メーカーが一堂に会しました。提供されたお酒はアメリカで造られた日本酒、アメリカSAKEです。参加者からは「いろいろな種類のSAKEを飲めてとても楽しい」「フルーツやフレーバーを入れる酒造メーカーもあるけど、私は伝統的なスタイルの日本酒が好き」「このSAKEはコクがあって酸味が少なくいろいろな料理に合う」など様々な感想が寄せられました。

 アメリカでは近年日本酒を日本から輸入するだけでなく、アメリカで造る「アメリカSAKE」が続々と誕生しています。人々を惹きつけているのは自由にデザインされたラベル。独自のキャラクターやデザインを駆使して味わいを表現したものや、洋風デザインのようなものまで多岐にわたります。

 イベント会場になったレストランが併設されている醸造所、「ノースアメリカンSAKEブルワリー」。その創業者であるアンドリューさんは13年前に日本を訪れた際、とある居酒屋で飲んだ日本酒に衝撃を受けたそうです。「たくさん日本酒を飲むようになって、自分で造れば造るほど好きになっていた。それからこうして日本で日本酒の造り方を学んで、今こうしてアメリカでSAKEを造っている」「私が造る純米酒はとてもコクがあって飲みやすいので、うちで出すハワイの“ポキ丼”によく合う。魚との相性が良くて食が進むんだ」とコメントしていました。

 また北米酒蔵同業組合代表のウエストン小西さんは「日本国内だけでなく、ようやく海外でもSAKEが知られるようになり興奮しています。アメリカの消費者は新しいモノや質の高いモノにとても興味を持っています」と話していました。さらに日本酒文化を広げるには、まだまだ課題があるといいます。「ラベルが英語ではなく日本語で書かれていることも、日本酒が受け入れられにくい原因の一つです。アメリカ内でSAKEをもっと造れれば、地元の人が知るきっかけが増える。アメリカSAKEが成長すれば、日本酒業界にも貢献できると思います」とコメントを寄せてくれました。
 ”日本酒愛”に溢れた人々は世界中にいるんだなぁとしみじみ感じますね◎

 「アメリカSAKE」

②.オランダの訪問団、日本酒講座を体験(詳細はコチラ) 

 山口県周南市に滞在中のオランダ北部エームスデルタ市からの訪問団メンバーが8月2日、日本酒講座を受けました。姉妹都市提携の再調印を機にエームスデルタの人たちに地酒の魅力を伝えようと、周南市が市内のコワーキングスペースで講座を開きました。

 副市長たち団員7人が、日本酒学講師の山本忠明さんから日本酒の製造工程などの説明を受けました。国際利き酒師の米国人ジミー・ライオンさんからは、市内にある「はつもみぢ」「中島屋酒造場」「山縣本店」の各酒蔵の純米大吟醸酒の特徴を聞いていました。

 団員は興味深そうに受講し、こうじの役割などを質問したり、純米大吟醸酒の利き酒を楽しんだりしていました。エームスデルタ市の姉妹都市交流財団団長リヒャルト・ステッグマイヤーさん(45)は「周南の酒は三者三様でどれもおいしかった」と満足な様子でした。山本さんは「オランダは欧州で日本酒の輸入が4位。国に帰って周南の酒を広めてほしい」と期待していました。

 周南市と姉妹都市だった旧デルフザイル市が2年前に近隣自治体と合併してエームスデルタ市になりました。訪問団が周南市を訪れて今月1日、提携に再調印しました。
 近年日本で人気が出てきている”ジン”の発祥国であるオランダ、オランダ現地でジンの講義を受けてみたいものです◎

日本酒の講義を受けるエームスデルタ市の訪問団
※リンク先は周南市HP

③.韓国ソウルで4年ぶりに「日本酒フェス」(詳細はコチラ)

 日本各地の地酒や焼酎の魅力を発信するイベント「ソウル酒フェスティバル」(韓国地酒輸入業協会中央会主催)が7月29日、ソウルの総合展示場・COEXで2日間に渡って開催されました。

 今回が4回目で、新型コロナウイルスの影響で2019年以来、4年ぶりの開催となりました。今回は日本全国から約120の蔵元が約500種類に上る地酒や焼酎を出品ししました。イベントでは試飲できるほか、ブースに通訳スタッフを配置し、各蔵の関係者が来場者一人一人に酒の持ち味を丁寧に紹介していました。韓国では流通する日本酒が多様化し「通」も増加しています。来場者は各ブースで香りや味を真剣に吟味し、瓶のラベルを撮影するなどして「お気に入りの1本」を探し求めていました。
 
 イベントは有料(入場料約3300円)ですが、韓国で日本酒への関心が高まっていることなどを受け、ブースに長い列ができるなど、会場は多くの来場客でにぎわいました。とりわけ、若者やカップルの姿が目立ったそうです。会場を訪れたカップルは「普段、デートなどで日本酒を飲んでいて、もっとたくさんの日本酒を味わいたくて来た。種類がたくさんあってうれしい」と話していました。30代のデザイナーは「原料米や熟成の度合いなど、製法も味も多様で面白い」と話し、一緒に訪れた友人と、自宅で楽しむ酒を熱心に選んでいました。
 日本酒が韓国の若者たちに、身近な存在となってきているんですね◎

ソウルで開かれた「ソウル酒フェスティバル」
※リンク先は元記事の聯合ニュース

😃{コロナが5類になったのを機に、海外×日本酒の話題がじわじわと増加してきていますね(輸出はいわずもがな)◎国内消費も伸びて欲しいものです・・・!🍶✨

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