【クラウドファンディング実行支援】目標比355%達成!134名のファンと共に歩んだ天鷹酒造の新商品開発プロジェクト

栃木県大田原市で100年以上の歴史を持つ酒蔵、天鷹酒造様のクラウドファンディングの実行支援を行いました。

プロジェクトの内容は、世界最古の酒ミード(蜂蜜酒)の常識を覆す、「食中酒としてのドライミード」という全く新しいジャンルの開拓でした。

結果は、クラウドファンディングで支援額355%(1,778,000円)達成。
134名の方から支援を集めました。

天鷹酒造×蔵楽で挑んだ今回のプロジェクトの裏側をご紹介します。

目次

ご相談前の課題

天鷹酒造様がクラウドファンディングの実施を検討する中で、以下のような課題が挙がりました。

  • クラウドファンディングの実施ノウハウが社内に蓄積されていない。
  • 日々の業務に追われ、戦略を設計する余裕がない。
  • クラウドファンディングをどこまで活用できるかイメージできない。
  • イベントを開催したいが、具体的に固まってはいない。

蔵楽としてどのような支援を行なってきたのか、実際の流れとともにご紹介します。

プロジェクト達成までの伴走内容

今回のプロジェクトでは、単にクラファンを実施することではなく、事業の将来を見据えた「ブランド構築」としての伴走を行いました。

1)独自のポジショニングとストーリー設計

一般的にミードは、「甘くてデザート向けのお酒」というイメージが強くあります。

固定観念を打破するため、日本酒蔵ならではの発酵技術を活かした「ドライで食事に合う」というコンセプトを打ち出しました。

事前に何度もオンラインでの打ち合わせを重ね、企画としてまとめていきました。

  • クラファン後のゴール設定
  • 競合分析
  • 目標設定
  • タスク・スケジュール設定
  • ドライミードのポジションを設計

天鷹酒造様として、
「地元(栃木県大田原市)らしさを出したい」
「ドライミードを実際に楽しんでもらえるイベントを実施したい」
といった想いもあったので、それらを実現するための企画案もご提案し、内容を固めていきました。

2)多角的なリターン設計

単なる商品販売ではなく、「食中酒としてドライミード」を体験してもらうためのリターン設計も行いました。

リターンとして、

ドライミードを中心としたセットリターン

天鷹ミードシリーズ3種を贅沢に飲み比べできるセットや、ペアリングを意識したものなど、ミードの味わいの違いを楽しめるリターン品です。

自社製品だけでなく、同じ大田原市の「大田原チーズ」とのペアリングセット

麻布台ヒルズの人気レストラン「Pizza 4P’s」でのペアリングイベント

など、外部との連携による、新たな顧客体験をリターンとして設計しました。

3)ページ制作

クラウドファンディングの成否を分ける要因のひとつに、ページを見た瞬間に「応援したい」と思わせるストーリーと視覚的なインパクトがあります。

天鷹酒造様のプロジェクトでは、自社だけでは言語化しきれなかったこだわりを、プロの視点で徹底的に磨き上げました。

  • プロのライターによるライティング
    • 造り手の想いや技術的な背景を掘り下げ、読み手の共感を呼ぶ物語に。
  • 直感的に魅力を伝えるバナー制作
    • 「蜂蜜酒=甘い」という既成概念を覆すため、視覚的にも「ドライで洗練された」印象を与えるバナー制作。
  • 煩雑な実装・運用まで一括サポート
    • CAMPFIREへのページ実装から、公開後の情報更新、複雑な申請業務まで、すべてを代行しました

4)公開後の発信・運用支援

クラウドファンディングは、ページを公開して終わりではありません。
むしろ、公開後の「発信」と「改善」こそが、目標達成への鍵となります。

公開期間中も徹底した伴走支援を行いました。

  • データに基づく改善アクション
    • 定期的に数値レポートを共有し、それに基づいた仮説検証とミーティングを実施。改善アクションを実行していきました。
  • 発信計画・実行支援
    • プレスリリースの制作や、SNSなどの発信計画・案の作成も全面的にバックアップ。
  • インフルエンサーとの連携
    • グルメ系インフルエンサー複数名(合計フォロワー数約20万人)にご協力いただき、発信のブーストも実施できました。

5)終了後のアフターサポート

クラウドファンディング期間終了後も、当初に決めたゴールに向けて、密な連携によるアフターサポートも行なっていきました。

麻布台ヒルズの人気レストラン「Pizza 4P’s」でのイベント実施

<イベントの写真複数枚>

プロジェクト終了後の2026年2月には、麻布台ヒルズの人気レストラン「Pizza 4P’s」にて、新作ドライミードのお披露目会兼ペアリングイベントを開催しました。

蔵元によるトークセッションや料理とのマリアージュを通じ、支援者や飲食店関係者とのつながりを創出。

ここでの出会いが、新たなビジネス提案に繋がるなど、リアルな場だからこそ生まれる波及効果を最大化させました。

クラファン&イベントの全体振り返りと今後へのアドバイス

<振り返り資料の一部をぼかして入れる>

プロジェクト全体のプロセスとイベントの結果を分析し、振り返りを行いました。

当初想定していたターゲット層(日本酒ファン)以外に、どのような層が反応したのか、
リターンの満足度はどうだったのかなど、データと現場の声をもとに「次の一手」を明確にしました。

天鷹酒造ご担当者様の声

お話を伺った方

天鷹酒造
尾崎俊介さん

クラウドファンディングを終えて印象に残ったこと

今回のプロジェクトを通じて、新しい挑戦である「ドライミード」に、多くの方からご支援をいただけ嬉しく思います。

単に資金が集まっただけでなく、多くの方に実際にミードを楽しんでいただけたことが何より印象に残っています。

プロによる支援の必要性を感じた点

私たちだけでは、クラウドファンディングの枠組みを超えた「プロモーション全体」の設計が非常に困難でした。

商品に対する想いはあっても、それを世の中にどう宣伝していけばいいのかが分かっていなかったので、企画から実務まで「すべてをおんぶにだっこ」の状態で任せられたことは大変助かりました。

支援を受けて良かったこと

良かったことは、これまで出会えなかった方々とつながれたことです。

同じ地元にいながら接点のなかったチーズステーションさんと出会えたことや、普段の試飲販売ではなかなかお会いできない層の方々と接点が生まれたことは、とても大きな変化でした。

特に、ペアリングイベントに参加いただいたレストラン関係の方から「ミードをPRしたい」というお話をいただけたのは、新しい可能性を感じる出来事でした。

また、Pizza 4P’sさんとのつながりも生まれ、これまでにない広がりを実感しています。

今後の事業展開につながったこと

クラウドファンディングを実施したことで、お客様のリアルな反応を直接受け取ることができました。

「どこが評価されているのか」「どこを改良すべきか」といった具体的な視点として見えるようになり、今後の商品づくりにも活かせる手応えを感じています。

また、6月の一般発売に向けて、営業先にお客様からの具体的な声として伝えられるようになりました

お客様の声そのものが、酒販店への提案材料となり、売り出しの説得力を高めてくれそうです。

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蔵楽では、酒蔵のクラウドファンディング成功に向けた無料相談を実施しています。

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