【今週のお酒ニュースまとめ】24年12日11日~12月17日号

約2週間ぶりに日本へ帰国いたしました!
今回の出張も非常に多くの収穫を得ることができました!
来年の2月に向け、引き続き走り続けて参ります🍶✨

それでは今週の日本酒NEWSです🍶✨

🍶トピック🍶
➀.希望価格1億円、宇宙で醸造される日本酒『獺祭 MOON』販売へ
②.福岡・福智町にクラフトサケを醸す「天郷醸造所」25年春誕生
③.日本酒の擬人化ドラマ「あらばしり」2025年1月スタート

➀.希望価格1億円、宇宙で醸造される日本酒『獺祭 MOON』販売へ(詳細はコチラ)

 旭酒造株式会社は、人類初となる「宇宙空間での酒造り」に挑戦することを発表しました。

今回のプロジェクトでは、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」で発酵させた醪(もろみ)約520gを冷凍保存し地球へ持ち帰った後、清酒に仕上げ、その内の100mlを1本のボトルに詰めた「獺祭 MOON – 宇宙醸造」が完成します。この特別な1本は、希望小売価格1億円で販売される予定です。背景には、2040年代に月面移住が実現した場合に、酒が宇宙生活に彩りを与える存在になり得るという発想がありました。

旭酒造の選出理由としては、水分を多く含むブドウと比べて米は軽量であり、輸送コストを抑えられることが挙げられています。また、将来的には月面で獺祭を醸造することを目標としており、月に存在すると言われる水を利用する計画も視野に入れています。

旭酒造は、三菱重工業株式会社や愛知県産業科学技術総合センターと連携し、醸造装置の開発と打ち上げ準備を進めています。2024年7月にはJAXAの「きぼう」有償利用制度の承認を受け、2025年後半の打ち上げを目指しています。

まずは「きぼう」内部で、月面の約1/6の重力環境を再現した人工重力発生装置を用いて試験を実施します。この試験が成功すれば、世界初となる宇宙空間での「並行複発酵現象」の確認が可能となります。

微小重力下での発酵は地上とは異なる影響を及ぼす可能性があり、これまでの研究ではビールの醸造において発酵速度の向上や品質改善が報告されています。このような知見は、宇宙での食料生産や医薬品製造といった幅広い分野に応用が期待されています。

「獺祭 MOON – 宇宙醸造」 

2040年代になったら月面でお酒を楽しむ時代が来るのでしょうか!

②.福岡・福智町にクラフトサケを醸す「天郷醸造所」25年春誕生(詳細はコチラ)

 クラフトサケ事業を展開する株式会社天郷醸造所は、国内で一番新しい酒蔵となる『天郷(あまのさと)醸造所』を、2025年5月に福岡県福智町で開業することを発表しました。
この新しい醸造所は、「酒」を通じて地域の魅力を国内外に発信することを目的としています。

福智町は、2006年に金田町・方城町・赤池町の3町が合併して誕生した町で、人口は約2万1,000人。標高901メートルの福智山は年間20万人以上の登山客が訪れる九州を代表する山です。そのふもとに広がる水源林は「水源の森百選」に選ばれており、町の特産品である米やレモン、梨、いちごなどの果物を育んでいます。

天郷醸造所は、福智町の伝統工芸品である上野焼や地元の特産物との相乗効果を生む拠点として、観光客と地域住民が交流できる場を目指しています。この取り組みは、地域の魅力をさらに深め、訪れる人々に福智町の価値を実感してもらうだけでなく、町への滞在を促します。

代表取締役の中山雄介氏は、「2025年3月、私の生まれ故郷である福岡県福智町に、新ジャンル『クラフトサケ』の醸造所を建設し、5月に開業予定です」と語り、生まれ故郷での開業であることを明かしました。また、「かつて筑豊炭鉱で栄えた町の歴史を未来につなげる挑戦であり、クラフトサケを通じて地域のまちづくり、産業づくり、人づくりを推進し、福智町から日本文化を世界へ発信する新たな一歩です」と意気込みも述べています。     

天郷醸造所

足を運ぶことで出会える、福智町ならではの魅力を体感してみたいですね◎

③.日本酒の擬人化ドラマ「あらばしり」2025年1月スタート(詳細はコチラ)

 橘ケンチ(EXILE / EXILE THE SECOND)・平沼紀久・タクミユウによる日本酒の擬人化マンガを原作としたドラマ「あらばしり」が、2025年1月9日より毎週木曜日深夜に放送されます。

原作は、日本酒をライフワークとして発信する橘ケンチが手がけた作品。蔵元の特徴や歴史を投影したキャラクターたちが登場し、爽やかな味わいやほのかな甘さ、ワイルドな味わいといった日本酒の個性をドラマで表現します。

主演はTHE RAMPAGEの藤原樹が演じる伊藤吟。さらに、日本酒「一歩己」「赤武」「加茂錦」「篠峯」「村祐」「屋守」を擬人化したキャラクターを豪華キャスト陣が演じます。
穏やかで芯のある一己役に西山潤、頼れる兄貴分の赤武役に市川知宏、天真爛漫な加茂錦役に大倉空人。さらに、知性溢れる関西弁キャラ篠峯役に吉田健悟、硬派な一匹狼の村祐役に青山凌大、陽気なムードメーカー屋守役に後藤拓磨が決定しました。

放送日などの詳細はコチラをご覧ください!

「ARABASHIRI」

日本酒の魅力とキャラクターの個性がどのように描かれるのか気になります!

😀{日本、寒いですね!!!30℃が平均気温のカンボジアから、一桁気温の成田に到着したとき軽く絶望を味わいました(笑)インフルエンザが流行しているようなので、体調に留意しながら年内お仕事頑張ります🍶✨

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