【今週のお酒ニュースまとめ】26年2月11日~2月17日号

先週2/11(水)に在カンボジア日本国大使館にて執り行われた「天皇誕生日祝賀レセプション」に参加させていただきました。
蔵楽は日本酒ブースを担当させていただき、出品した日本酒について説明いたしました。当日本酒ブースにおいては、神奈川県庁様、八海山(八海醸造)様も当ブースに協賛・出展いただきました。

 来賓の方の反応は非常によく、列が途切れることがないほど、多くの方が日本酒ブースに訪れてくださいました。
「私はドライなお酒が飲みたい」「甘くてフルーティーなのが大好き」など好みも様々でした。

 3年前にも参加させていただきましたが、その時よりも日本酒に対する熱量は高くなっていると感じました。
2026年もカンボジアの地での日本酒普及に向けて活動を強化してまいります。

それでは今週の日本酒NEWSです🍶✨

🍶トピック🍶
①.学生による「日本酒PRコンテスト」(熊本県)
②.新発売 日本盛、大吟醸と本醸造をブレンドしたパック日本酒
③.男山がビール生産、国稀は発泡酒参入 日本酒離れに対応(北海道)

①.学生による「日本酒PRコンテスト」(熊本県)(詳細はコチラ

熊本県内の20歳以上の学生たちが、日本酒の普及についてアイデアを競うコンテストが熊本市で開かれました。

2月7日(土)、熊本市で開かれたのは、「熊本の学生による日本酒PRコンテスト」です。本コンテストは熊本酒造組合の主催で、20歳以上の学生たちが、さらに日本酒を若者に普及させるためのアイデアをプレゼンテーションするものです。
 14チームが参加し、事前に示された課題を基に、10分間の持ち時間を使ってプレゼンを行いました。参加した学生はプレゼンの一部で「As you like=お好きなように、ということ(商品名)で消費者自身で日本酒と炭酸の組み合わせを探してもらう」とアイデアを話していました。

「熊本の学生による日本酒PRコンテスト」
RKK熊本放送より

この後に発表される最優秀賞のアイデアは、今年(2026年)4月以降に組合の広告やPR戦略として採用されます。

 学生にPRを考えてもらうことで、既存の発想を超える視点を取り込める点が重要です。加えて、参加者自身を将来のファンや担い手として巻き込めることも、この取り組みにおける戦略的な価値であると言えます。

②.新発売 日本盛、大吟醸と本醸造をブレンドしたパック日本酒(詳細はコチラ)

日本酒大手の日本盛株式会社(本社:兵庫県)は紙パック日本酒の新商品「香綾(かりょう)」を今月25日(水)に発売すると発表しました。
 時間の経過とともに発生しやすい日本酒特有の劣化臭を抑制するため、「老香低減酵母」(特許第7101362号)を用いた香り長持ち製法を採用することで、大容量でありながら、日本酒本来のフルーティーな香りを最後まで楽しめる設計になっています。飲み切るまでに時間がかかる日本酒でも、最後の一滴まで香りが続くことを支える技術です。※独立行政法人酒類総合研究所との共同開発

新発売の香綾(かりょう)

 2L入りと900ml入りを販売予定で、価格は各2,351円と1,323円。全国の酒販店、量販店などで販売します。パック酒の中でも高価格帯の商品として売り込み、最初の1年間で10万本の販売をめざすとのことです。

 「高価格帯パック酒」というありそうでなかった新ジャンルの取り組みです。原料米が高騰している背景もあり、安価が当たり前だったパック市場でも単価向上の動きが出てきています。

③.男山がビール生産、国稀は発泡酒参入 日本酒離れに対応(北海道)(詳細はコチラ)

総合飲料メーカーを目指す男山株式会社(旭川市、以下男山)は2027年4月からビールを、「最北の酒蔵」として知られる国稀酒造株式会社(増毛町、以下国稀酒造)は26年春から発泡酒をそれぞれ自社工場で生産します。品ぞろえを拡充し人口減や若者の日本酒離れなどによる消費低迷に対応するとのことです。

 男山は1968年建設の本社工場を取り壊し、隣接地にビールの生産ラインを備えた新工場を建設します。2026年3月に着工し12月に完成予定。総事業費は約20億円で、金融機関の融資のほか国の支援策を利用する方向です。敷地面積は1万8632㎡で、延べ床面積は2489㎡。地上2階建てでビールの製造免許を取得したうえで操業します。年間製造能力は最大200KLで、31年度中のフル生産を目指すとのことです。山崎五良取締役は「集客力アップや滞在時間の延長につなげたい」と語っています。

男山の新工場建設予定地とプロジェクトを主導する山崎取締役

 国稀酒造は、ニシン漁で使った漁船を展示している旧倉庫「千石蔵」(敷地面積616㎡)を、発泡酒工場「 国稀ブルワリー」に改装します。事業費は約3億円で今春の稼働を予定しています。発泡酒製造を通じて観光客との接点を増やし、日本酒や関連商品の販売増につなげ、特に若い世代の取り込みを目指すとのことです。現在は日本酒が売上高の95%以上を占めていますが、数年後に発泡酒関連の比率を1割以上とするのが目標です。

 北海道酒造組合(札幌市)によると、道内の日本酒消費数量はピークの1993年度と比べて約3分の1に減ったそうです。道内メーカーは道外出荷などで苦境を打開しようとしていますが、市場の回復や規模拡大は全国的に見通しにくいのが現状です。男山や国稀のように品ぞろえを日本酒以外に拡大しようとする動きは今後、広がる可能性があります。

 記事を見るだけでもかなり作り込まれてる体験プログラムですね。日本酒の製造工程は本当に複雑なので、分かりやすく落とし込めるかが重要です。

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