【今週のお酒ニュースまとめ】24年12日18日~12月24日号

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それでは今週の日本酒NEWSです🍶✨

🍶トピック🍶
➀.菊正宗酒造、日本酒とウイスキーをブレンド「FORTIFIED SAKE NIPPONION」発売
②.新たな北海道産酒米 「北冴」命名 年明けにも販売
③.JAPANESE SAKEの新市場開拓へ 日本酒の新たなペアリング体験を米国で提供

➀.菊正宗酒造、日本酒とウイスキーをブレンド「FORTIFIED SAKE NIPPONION」発売(詳細はコチラ)

 菊正宗酒造は12月18日、「FORTIFIED SAKE NIPPONION(フォーティファイド サケ・ニッポニオン)490ml」を発売しました。税別価格は1万円、アルコール分は17%となっており、菊正宗酒造記念館および同社のECサイトで、限定2,900本のみの販売となります。この商品は、酒税法上の区分ではリキュールに分類されます。

このお酒は、菊正宗酒造が仕込んだ日本酒のもろみに、サントリー山崎蒸溜所のミズナラ樽原酒を使用して“酒精強化”を施し、さらにそのウイスキー原酒をブレンドしたものです。日本酒やウイスキーのニュアンスを感じさせながらも、全く新しいお酒として仕上げられています。

中味は、甘やかな樽香が最初に感じられるアタックに始まり、バターキャラメルでコーティングされたイチジク、ライチ、フレッシュプラムのニュアンスが特徴です。驚きとともに洗練された香りが広がり、百花蜜のような甘さと酸味が絶妙に調和し、穏やかな優しさに包まれる味わいが楽しめます。

商品名の「NIPPONION」は、日本の風土の中で培われてきた発酵技術を基に、100年を超える企業が融合し、新しい感動を創り出すことを表した造語です。「すべてのお客様を笑顔にしたい」という思いを「Hug&Begin (to Discovery Nippon)」というメッセージに込めています。ラベルには早朝の森を思わせる静けさがデザインされており、国産ミズナラプレートとミズナラ大樹の栞がオリエンタルな雰囲気を演出しています。

「FORTIFIED SAKE NIPPONION
(フォーティファイド サケ・ニッポニオン)490ml」

古酒のような味わいなのでしょうか、、?どんな味なのかとても気になります。
実際に蔵楽社で購入して皆様にレポートいたします!

②.新たな北海道産酒米 「北冴」命名 年明けにも販売(詳細はコチラ)

 酒造好適米(酒米)で国内最高品種とされる山田錦を系統に持つ、北海道産の酒米の新品種「空育(くういく)酒200号」の名称が「北冴(きたさえ)」に決定しました。現在、北海道内の3カ所の酒蔵で大規模な醸造試験が進行中であり、その出来栄えについては「淡麗、辛口」と高く評価されています。各酒蔵が醸造したお酒は、年明けにも販売が予定されています。

この新品種は、北海道の優良品種入りを目指しており、実現すれば、北海道産日本酒のブランド力強化につながることが期待されています。開発を手がけたのは、道立総合研究機構農業研究本部です。今年8月には、種苗法に基づき農林水産省に名称を含む品種登録の出願が行われました。そして、農林水産省が12月5日付で申請内容を認め、公示しました。

今年は初めての大規模醸造試験が行われており、箱館醸蔵(渡島管内七飯町)、田中酒造(小樽市)、上川大雪酒造・碧雲蔵(帯広市)の3酒蔵が醸造を担当しています。この新品種は、今後2年間の醸造試験を経て品質を確認し、北海道が優良品種として認定するかどうかを判断することとなります。優良品種への認定には2~3年を要する見通しで、その後、北海道内での本格的な栽培が始まる予定です。なお、道総研は、優良品種として認定された後に、名称の由来などを公表する方針とのことです。

北冴の詳しい交配品種は現時点では公表されていませんが、山田錦をはじめ、既存の道産酒米「きたしずく」や「吟風」の系統を持つ酒米が使用されています。山田錦は寒さに弱く、これまで北海道内での栽培は困難とされてきましたが、交配方法を工夫し、耐冷性を持たせることに成功しました。また、この新品種は既存の道産酒米より収量が多く、米の粒も大きいことが特徴です。

道内の酒蔵で使用される道産酒米の割合は、直近の2023年で82.3%に達しており、年々その使用率が高まっています。さらに、近年の温暖化による影響で酒米の品質低下に悩む道外の酒蔵が、道産品種を採用するケースも増えているようです。     

北海道の酒米比較(SODANEのコラムより転載)

温暖化が進む中で北海道産の米にますます期待が高まります!

③.JAPANESE SAKEの新市場開拓へ 日本酒の新たなペアリング体験を米国で提供(詳細はコチラ)

 日本食品海外プロモーションセンター(以下、JFOODO)では、2025年までの政府目標である米国向け日本酒輸出金額180億円達成に向け、2024年10月から11月にかけて、日本酒最大の輸出先である米国での飲用シーン拡大を目指したプロモーションを実施しました。

 2024年10月から11月にJFOODOが行ったプロモーションでは、日本酒と和食以外の料理の相性の良さを、“Discover new harmonies with Japanese SAKE” のメッセージでアピールしました。米国3都市(ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ)の新しい食体験への好奇心が強いフーディーをターゲットとし、メディアやインフルエンサーによる発信、さらにプロモーション動画を通じてイベントへの期待感を醸成し、レストランでの特別な日本酒ペアリング体験へと誘導。先進的な食体験を提供する米国レストランにおけるペアリングの新たな選択肢として、さまざまな料理に日本酒を合わせ、新たな美味しさの発見を促して飲用機会の拡大を図りました。

本キャンペーンでは非和食店への日本酒の新規取り扱い、取り扱い銘柄拡大を推進するため、現地で日本酒とワインの知識を併せ持ったアンバサダーを起用。日本酒およびペアリングの理解を深める飲食店向けセミナーやPRイベントの開催、各店舗での銘柄選定アドバイスなど、非和食店のシェフ、ソムリエ、スタッフへの教育を強化し、キャンペーンを展開した約9割の店舗で新たに日本酒銘柄の取扱いが開始されました。

米国3都市の、ミシュランの星付きレストランからメディアの注目度の高いフュージョン料理店まで、米国レストラン業界のトレンドをリードする9店のレストランが日本酒とのペアリング提供を実施。先進的な食体験に挑みつづけるシェフ、ソムリエたちは日本酒に高い関心を持っており、プロモーションによって「多くの人が日本酒に興味を示し、ペアリングを楽しんでいた」といった声のほか、食中酒として様々な非和食とのペアリングの相性、スパークリングなど多様なスタイルがあること、温度によって風味が変わることへの驚きなど、様々なポジティブな意見が寄せられ、ゲストからの関心の高さが伺えました。

「日本酒への関心は今以上に高まり、取り扱う店舗や業種も拡大していくのでは」といった声も業界関係者から聞かれるなど、今後のアメリカにおける日本酒市場拡大が期待されます。

日本酒×非和食料理

日本酒のもつ様々な味わいが和食以外の料理にも合うことが普及して欲しいです!

😀{年内最後のHP更新となります!今年も一年間、ご覧いただき誠にありがとうございました!来年もより一層、皆さまのためになるような充実した内容でお届けいたします!
日本酒片手に、良いお年をお迎えくださいませ🍶✨

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