【今週のお酒ニュースまとめ】23年7日19日~7月25日号

東京は梅雨明け&夏本番の猛暑が続いています!
先週までは出張で行っていたカンボジアの方が暑いと思っていましたが、
そんなことはありませんでした!やはり日本の夏は暑いです!(笑)
お知らせしておりますカンボジア視察レポートの第2弾ですが、おかげさまで大変好評をいただきました!
まだご覧になっていない方はコチラより是非ご一読いただけると嬉しいです!
それでは今週のお酒ニュースまとめです🍶✨

🍶トピック🍶
➀.越境ECインアゴーラ、日本酒「天賦」と提携した中国展開サポート開始
②.一ノ蔵×浦霞 コラボ企画発表!「うらら と くらら」(宮城県)
③.え?シャンパンじゃないの!? レース後に珍しい“日本酒ファイト”

➀.越境ECインアゴーラ、日本酒「天賦」と提携した中国展開サポート開始(詳細はコチラ)

 インアゴーラはこれまで、中国大手ECプラットフォームでのオンライン販売や飲食店・高級スーパーでのオフライン販売といった多様な販売手法を駆使することで、複合的に日本の酒蔵の中国展開をサポートしてきました。今回、西酒造株式会社が製造する日本酒「天賦」と提携し、中国展開の初期段階としてインアゴーラの強みであるオンライン&オフラインのマーケティング、ブランディングを実施します。

 支援する中国展開として、中国版Tiktok(抖音:Douyin)で日本酒専門のインフルエンサーと連携し、ライブコマースの手法で認知度拡大と販売の強化。天猫、天猫国際、JD.comといった中国大手プラットフォームでの商品販売。中国現地レストランや高級スーパーへの展開を拡大し、販売のすそ野を広げていくこと、などが概要となります。中国への進出は日本国内での展開と異なり、中国独自のSNSへの対応・物流や決済などのインフラ面の対応など様々なハードルが存在します。これらの課題を解決、サポートしながら商品拡販に繋げていきます。

 日本の中国向け日本酒輸出は過去5年間で約4倍に成長しています。2022年も新型コロナウイルスの影響がありながらも、過去最高額の約141億6300 万円(前年比37.8%増)を更新しました。現在日本酒の輸出先としては、輸出金額でアメリカを抜いて中国が最大となっており、成長性の高い市場となっています。国内需要が低下する日本酒業界において、中国を筆頭とした海外販路拡大は避けられないでしょう。
 インアゴーラと天賦の展開がどのように中国市場に広がっていくか、注目すべきですね◎

 

中国市場への展開を図る
中国市場への展開を図るインアゴーラ株式会社と西酒造株式会社

②.一ノ蔵×浦霞 コラボ企画発表!「うらら と くらら」(宮城県)(詳細はコチラ) 

 7月18日(火)、株式会社 一ノ蔵は同本社蔵にて、株式会社 佐浦と合同で「一ノ蔵 × 浦霞」 コラボ企画発表 並びに中身酒検討会を行いました。今年で創業50年を迎えた一ノ蔵と、来年創業300年を迎える佐浦が日本酒業界の課題である、若年層の日本酒離れへ訴求するコラボ企画として立ち上げたものとなります。
「日本酒の文化(固定観念)を変える」ために「一ノ蔵」「浦霞」の銘柄の原酒が蔵の垣根を越えて出会う事で、これまでになかった新たなチャームポイントを生み出し、この自由な取り組みを通じてこれからの世代に投げかけようという試みとして企画しています。

 商品名は、浦霞の「うら」と一ノ蔵の「くら」から命名し、「うららとくらら」。モチーフは、コンセプトテーマの「変える」から「カエル」を表し、浦霞の「うらら」と一ノ蔵の「くらら」という名のカエルのキャラクターが起用されます。商品となるお酒は、両蔵の社長、杜氏に加え、両蔵の特性を理解し、長年宮城県の日本酒の品質向上を指導してきた橋本建哉氏の検討委員5名によって、各蔵元が事前に候補となる原酒を持ち寄り、その原酒から調合した4種類の候補酒の中から1つを選ぶ形式で審査が行われました。審査の結果、「優しい華やかさとキレのあるカジュアルな日本酒」と評価を得た候補酒が本企画の商品として選考されました。


 一ノ蔵の鈴木社長は「この企画によって、全国の日本酒ファンの方から両蔵のコラボレーションでの意外性を感じてもらい、日本酒の固定観念を変える第一歩になるのではと思う。宮城県限定商品だが、ぜひ、全国のファンの皆様に宮城県に来県いただき、とっておきのお酒として楽しんでいただきたい。」、佐浦の佐浦社長は「良い意味で、ライバル蔵元と思われている両社で持ち寄った選りすぐりのお酒を調合し、一つのお酒にするコラボ企画は、新鮮な驚きをもってもらえるのではと思う。想像を超えた企画に、どのようにみなさんが反応するか楽しみであり、新しいファン作りをしたい。」とそれぞれ思いを語っていました。
 ユーミンとサザンがコラボするくらいのビッグプロジェクトですね◎

左から (株)佐浦 赤間杜氏、佐浦社長、(株)一ノ蔵 鈴木社長、門脇杜氏
左から佐浦 赤間杜氏、佐浦社長、一ノ蔵 鈴木社長、門脇杜氏
※画像リンク先は一ノ蔵HP

③.え?シャンパンじゃないの!? レース後に珍しい“日本酒ファイト”(詳細はコチラ)

 日本最高峰のレース『スーパーフォーミュラ』第6戦の表彰式では、夏の日本の雰囲気満載の“シャンパンファイト”が行われ、SNSなどで話題となりました。

 シャンパンファイトでは、浴衣姿の女性陣がドライバーにお酒のボトルを提供。スーパーフォーミュラは、日本のトップカテゴリーのレースということもあり、シャンパンファイトで提供されるのは、通常の日本酒に比べると倍以上の時間と手間をかけた新しい日本酒である“スパークリング大吟醸”。銘柄は、人気酒造の「人気一 あわ酒スパークリング 純米大吟醸」でした。
 女性陣の日本らしい装いとお酒を見て、「萌えシャンドン」「着物はやばい」「浴衣」「かわいい」「美人」「浴衣良」など、ファンからもたくさんのコメントで溢れました。

 第6戦では、「スーパーフォーミュラ夏祭り in FUJI MOTORSPORTS FOREST」と題して、夜間の花火やサーキット内でのキャンプなどを楽しめるイベントを開催。イベント広場には、まるで盆踊り会場のような提灯があしらわれ、夏祭りらしい屋台や射的なども設置されました。グリッドでは、浴衣姿の女性陣が、選手のサイン入りTシャツを観客席にバズーカで飛ばすなど、レース以外にもお祭りを楽しめるような雰囲気が満載でした。この効果もあってか、第6戦は、観客動員数が前年比150%の3万3200人にのぼるなど、大盛況ののちに閉幕しました。
 スパークリング日本酒でシャンパンファイト、やってみたいと思いつつ、やはり「大事なお酒が!もったいない!」とつい思ってしまいます(笑)

“シャンパンファイト”用のスパークリング日本酒と夏祭りの演出で提供した浴衣の女性

😃{スパークリング日本酒でシャンパンファイト、全力で口を開けて挑まないとなりませんね🍶✨

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