【今週のお酒ニュースまとめ】26年8月26日~9月1日号

先週に引き続き、カンボジアで酒蔵参加の『八海山ペアリングナイト』を開催しました。

会場は、プノンペンの酒場「スミマツバル」さん。
お店が提供するおつまみセットとともに、心行くまで八海山を楽しんでほしいというコンセプトの下、飲み放題という形式でのイベントでした。
当日は、日本人に加えてカンボジア人など約40名の方にお越しいただきました。
提供した日本酒は4種類とそれほど多くありませんでしたが、「自分はこれが好き」「やっぱり純米大吟醸が美味しい」などしっかりとお酒に向かい合っていただく、良い機会となりました。

カンボジアは、まだまだ日本酒をしっかり普及をさせていく、さながら”足腰を鍛える”段階です。
メーカー、流通、飲食店がチームとなり、裾野を広げていく良い機会になったと感じています。

それでは今週の日本酒NEWSです🍶✨

🍶トピック🍶
①日本初、クラフトサケの世界大会 開催決定
②白鶴酒造資料館のショップが20年ぶりの全面改装
③医薬品製造のMAE、日本酒製造の白岩と資本業務提携 酒米づくりで協力

①.日本初、クラフトサケの世界大会 開催決定(詳細はコチラ)

 株式会社STABLES(東京都)は、クラフトサケを製造する醸造所による業界団体「クラフトサケブリュワリー協会」と共催で、日本初となるクラフトサケの世界的アワード「WORLD CRAFT SAKE AWARD 2026」を開催することを決定し、全国の蔵元を対象としたエントリーの受付を開始しました。決勝審査・授賞式は2026年12月6日(日)、東京・高輪の「TAKANAWA GATEWAYConvention Center 」にて実施されます。

「WORLD CRAFT SAKE AWARD 2026」が開催されます

 出品されたクラフトサケは「SAKE」「DOBUROKU」「PREMIUM」の3部門で審査され、各部門の頂点となった3醸造所の中から最高賞「総合グランプリ」を決定します。
 審査は2段階制の事前選考(ブラインドテイスティング70点+プレゼンテーション審査30点)を経て、各部門上位より全部門を通じて1醸造所1枠までの計6醸造所が決勝に進出。決勝では、ステージでのプレゼンテーションと審査員による実飲を踏まえ、各部門賞および総合グランプリを決定します。

開催概要
名称: WORLD CRAFT SAKE AWARD 2026(ワールドクラフトサケアワード2026)
日時: 決勝審査・授賞式 2026年12月6日(日)
会場: TAKANAWA GATEWAY Convention Center 6F(東京都港区高輪)
主催: ワールドクラフトサケアワード実行委員会(株式会社STABLES)
共催: クラフトサケブリュワリー協会
費用: 無料(1醸造所3銘柄まで)
公式サイト: https://event.stables.jp/worldcraftsakeaward2026/

クラフトサケは、従来の日本酒の製法をベースとして新しい酒造りの可能性を追求した新しいジャンルです。こうした活動を通じて、認知拡大が広がっていくことが期待されます。
審査員に獺祭 桜井 一宏氏や ヤッホーブルーイング 森田 正文氏が参加しており、多面的な視点での評価がされそうです。また、味や香りだけでなく、「どれだけ酒の世界を広げるか」「どれだけワクワクさせられるか」も評価基準とする点もユニークです。

②.白鶴酒造資料館のショップが20年ぶりの全面改装(詳細はコチラ)

 白鶴酒造株式会社(兵庫県)は、同社敷地内にある観光施設「白鶴酒造資料館」内のショップを全面改装し、2026年8月19日(水)にリニューアルオープンしました。直営店限定の酒類や食品、グッズ、館内併設のマイクロブルワリーで造られたお酒などを販売しているショップが、20年ぶりに全面改装されました。

白鶴酒造資料館
白鶴酒造資料館のショップがリニューアルオープンしました

 白鶴酒造資料館は、大正初期に建造され、昭和40年代中頃まで実際に日本酒造りに使われていた「本店壱号蔵」を活用した観光施設です。館内では、等身大の人形や実際の道具を用いて、日本酒の文化や醸造技術を現代に伝えています。
 新たなショップには、高級酒やコンセプト商品を集めたシンボル什器「Hakutsuru Table」が設置されたほか、売り場全体の空間演出や試飲コーナーなどの導線の見直しも行われ、よりゆったりと商品選びを楽しめるショップへと刷新されました。

 白鶴酒造資料館は、これまで日本酒の普及拡大に寄与するためのベーシックな展示が中心でしたが、今回のリニューアルでは、高級酒の展示や空間演出など、より高付加価値な方向へと進化しており、象徴的な取り組みだと感じます。
また、館内のマイクロブルワリーで醸造したお酒を楽しめるなど、従来の日本酒ファンだけではなく、より幅広い顧客層を受け入れられる施設になっています。

③.医薬品製造のMAE、日本酒製造の白岩と資本業務提携 酒米づくりで協力(コチラ) 

 医薬品製造のMAE(富山県富山市)は、酒造会社の白岩(富山県立山町)と資本業務提携契約を締結しました。酒米生産に向けてMAEが白岩に出資するほか、MAEが運営する農地を活用して米づくりを進めます。出資額は非公表で、酒米の栽培方法などは両社間で今後詰めていくとのことです。 

MAEと白岩 酒米づくりで協力

 白岩は立山町白岩地区に酒蔵を構え、日本酒「IWA」を製造しています。IWAは同地区で栽培した酒米を一部利用していますが、農業従事者の高齢化や担い手不足で安定した酒米づくりが課題となっていました。
 MAEは立山町内で美容と健康をテーマにしたレジャー施設「ヘルジアン・ウッド」を運営しており、社員がハーブや米の栽培を手がけています。同社は栽培にかかる知見を生かして酒米づくりの担い手に加わるほか、同施設で展開する飲食・宿泊などの事業とかけ合わせる方針です。

 MAEは製薬会社を母体としながら、すでに立山で農業、飲食、宿泊、旅行などを展開しています。一方の白岩は、世界市場を見据えた「IWA」を立山で醸造しています。
両社の連携は、単なる酒米の確保にとどまらず、立山という土地を軸に、酒米づくりから酒造り、飲食、宿泊、旅行までをつなぎ、地域全体の価値を高めていく取り組みです。酒蔵単独ですべてを抱えるのではなく、地域企業と資本も含めて連携する今回の形は、担い手不足が進む酒造業において、一つのモデルになる可能性を感じます。

😀{TAMESHU8月のテーマは「滋賀県特集」です!
・北国街道 純米酒(山路酒造様・滋賀県長浜市)
・旭日 特別純米酒(藤居本家様・滋賀県愛知郡)
・薄桜 純米酒(増本酒造場様・滋賀県東近江市)の3本を選ばせていただきました!

今回は、滋賀県酒造組合主催の「滋賀酒大試飲会『近江銘酒の宴』」に参加し、実際に試飲しながらお酒を選定しました。どれも、旨味と甘味がしっかりと感じられ「これぞ滋賀の日本酒らしさ」を楽しめるセットになったかと思います🍶✨

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