週末は、大阪で初開催となる「國酒フェア」に伺いました!
池袋で開催された「日本酒フェア」とは違い、普段お会いできない蔵元様ともお会いでき、大変有意義な時間となりました。
全体的な傾向としては、コロナを経て、リブランドやスパークリングなど新たにチャレンジした銘柄が多かったです。
参加した蔵元の皆様、お疲れ様でした!
それでは今週の日本酒NEWSです🍶✨
🍶トピック🍶
①.「Kura Master 2025」受賞酒発表
②.「SAKE COMPETITION 2025」受賞酒発表
③.2025 Miss SAKE Japanが北海道代表に決定
①.「Kura Master 2025」受賞酒発表(詳細はコチラ)
6月10日(火)、フランスの日本酒コンクール「Kura Master 2025」のプラチナ賞と金賞が発表されました。
「Kura Master」は、フランス人によるフランス人のためのフランスの地で開催される日本酒コンクールです。フランス人を中心に、五ツ星ホテルのトップソムリエ、ミシュランで星を獲得しているレストランの関係者、ホテル・料理学校の関係者、ワインジャーナリストなど、現地のプロフェッショナルたちが審査員を務めています。
第1次審査を通して、部門ごとに決勝へ進出する出品酒(50点)を決定し、さらに第2次審査を通して、「優秀賞」(30点)と各部門の最優秀賞である「審査員賞」(8点)が選ばれます。合計1,083点(2024年は1,223点)の出品酒が集まり、プラチナ賞123点、金賞235点が決まりました。
そして、9月24日(水)にフランス・パリ市内にて、プラチナ賞に選ばれた出品酒の中から、最高賞「プレジデント賞」1点が発表される予定です。
そんなプラチナ賞受賞酒のなかから、一部ランダムで抜粋してご紹介します!
【純米酒(51-65%)部門】
・「颯 純米吟醸 神々の黄昏」合資会社後藤酒造場(三重県)
・「本陣 純米吟醸」潜龍酒造株式会社(長崎県)
【純米酒(66-100%)部門】
・「純米 eme‐エメ-」嘉美心酒造株式会社(岡山県)
・「月桂冠 トラディショナル」米国月桂冠株式会社(カリフォルニア)
【純米大吟醸酒(1-35%)部門】
・「純米大吟醸 玉乃光 Black Label」玉乃光酒造株式会社(京都府)
・「雁木 純米大吟醸 鶺鴒」八百新酒造株式会社(山口県)
【純米大吟醸酒(36-50%)部門】
・「陸奥八仙 華想い40」八戸酒造株式会社(青森県)
・「富士錦 純米大吟醸 雄町」富士錦酒造株式会社(静岡県)
【大吟醸部門】
・「来福 大吟醸 雫」来福酒造株式会社(茨城県)
・「大吟醸 八海山 浩和蔵仕込」八海醸造株式会社(新潟県)
【サケ スパークリング部門】
・「七賢 空ノ彩 スパークリング」山梨銘醸株式会社(山梨県)
・「喜多屋 スパークリング アワサケ」株式会社 喜多屋(福岡県)
【クラシック酛部門】
・「超特撰白雪江戸元禄の酒(復刻酒)原酒」小西酒造株式会社(兵庫県)
・「BYx Yamahai」Brooklyn Kura(ニューヨーク)
【古酒部門】
・「天寿 純米吟醸 平成9年醸造」天寿酒造株式会社(秋田県)
・「出羽桜 貴醸酒 MATURED」出羽桜酒造株式会社(山形県)
全てのプラチナ賞・金賞受賞酒の一覧は、公式サイトをご覧ください。
コンクールの審査員を務めることが日本酒を効率よく学ぶための絶好の機会となっている為、多忙で著名なソムリエやその道のプロたちがこぞって審査員に名を連ねているそうです。そんな彼らが選ぶ最高賞である「プレジデント賞」は一体どのお酒が獲得するのか、個人的に予想をして楽しみに待ちたいと思います!
受賞した酒蔵の皆様、おめでとうございます!
②.「SAKE COMPETITION 2025」受賞酒発表(詳細はコチラ)
SAKE COMPETITION 2025の受賞酒が6月10日(火)に発表されました。「SAKE COMPETITION」とは、「ブランドによらず消費者が本当に美味しい日本酒にもっと巡り会えるよう、新しい基準を示したい」という理念を掲げた、最も美味しい市販酒を決める日本酒のコンペティションです。
出品酒は部門ごとにシャッフルされ、ラベルやボトルの形状で銘柄が判別されないように隠された状態で注ぎ、日本酒業界に携わるプロがブラインドで審査します。つまり、銘柄に左右されず厳正に“味のみ”で結果が決まるのです。今年は「純米酒」「純米吟醸」「純米大吟醸」「Super Premium」「海外出品酒」に加え、新設された「モダンナチュラル」の6部門で開催、総数1,163点もの日本酒が出品されました。
10日の表彰式では、GOLD受賞酒の順位、及びSILVER(上位10%)、BRONZE(上位20%)入賞酒が発表されました。
以下、各部門で1位を獲得したお酒をご紹介します!
【純米酒部門】
「磯自慢 雄町 特別純米53」磯自慢酒造株式会社(静岡県)
【純米吟醸部門】
「寒紅梅 純米吟醸 山田錦50%」寒紅梅酒造株式会社(三重県)
【純米大吟醸部門】
「盛升 純米大吟醸」黄金井酒造株式会社(神奈川県)
【SUPER PREMIUM部門】
「極聖 純米大吟醸 天下至聖」宮下酒造株式会社(岡山県)
【海外出品酒部門】
「DASSAI BLUE TYPE23」DASSAI USA INC.(ニューヨーク)
【モダンナチュラル部門】
「田酒 純米大吟醸 山廃」株式会社西田酒造店(青森県)
その他受賞酒の一覧は、公式サイトをご覧ください。
市販品のお酒からの選定であるため、手軽に受賞酒がどのような味わいなのか体験することができ、また何故この順位になったのかを想像することもできますね!個人的には【純米大吟醸部門】の決審に進んだものの惜しくも金賞10点のうちに選ばれなかった「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」と、【海外出品酒部門】で唯一の金賞1位を獲得した「DASSAI BLUE TYPE23」の比較をしてみたいです!
こちらも受賞した酒蔵の皆様、おめでとうございます!
③.2025 Miss SAKE Japanが北海道代表に決定(詳細はコチラ)
一般社団法人Miss SAKEは、6月13日(金)に『2025 Miss SAKE Japan 最終選考会 』を開催し、「2025 Miss SAKE Japan」は北海道代表の館農知里(たてのちさと)さんに決定しました。日本の伝統ある文化 「日本酒」を中心に日本文化の魅力を世界へ繋ぐアンバサダーの役割を担います。
今回、12代目として選ばれた館農知里さんは、「日本酒は、四季折々の自然、伝統工芸、そして職人技が融合した、日本文化の結晶です。その一滴一滴には、自然との調和や思いやりといった、日本人の“心”が込められています。Miss SAKEとしての誇りと責任を胸に、この奥深い日本酒の物語をより多くの人に伝え、日本酒の魅力を国内外へと広めていきたいと願っています。今後の活動を通して、一人でも多くの日本酒と日本のファンを増やすことができたら、これ以上の喜びはありません」とコメントを寄せていました。
当社も日々「日本酒の魅力を国内外へと広めていきたい」「多くの日本酒と日本のファンを増やす」ことを胸に抱きながら国内外で活動をしています。館農さんとは違った立場・活動の仕方ではありますが、志は通ずるものがあり、とても良い刺激を受けました。
富士山登頂・四国八十八か所巡礼・世界一周など、様々なチャレンジをしてきた館農さん。今後の日本酒業界に北の国からどんな風を巻き起こすのか、期待が募ります!
😀{梅雨なのかと疑いたくなるような、うだるような暑さですね💦東京は今週はずっと35℃近いそうです💦暑さはカンボジアで慣れているのですが、この湿度が、たまりません😢冷酒を飲んで吹き飛ばすしかないですね🍶✨