昨年に引き続き、カンボジアにてハイエンド向け日本酒プロモーションイベント「SAKE OPEN2025」を実施いたします!
本イベントは、日本酒ペアリングイベント、そしてハイ・ミドル向けテイスティング2日間に渡って開催します。
(詳細はコチラ もしくは画像をクリック)
今回は、9つの蔵元がプノンペンにお越しになります。
さらにカンボジア現地でSAKEを醸造する「フンギ・アート」さんも初参加し、合計10社のイベントなります。
【出展蔵元(敬称略)】
陸奥八仙(八戸酒造株式会社 青森県)
穏・にいだしぜんしゅ(仁井田本家 福島県)
四季桜(宇都宮酒造 栃木県)
澤乃井(小澤酒造株式会社 東京都)
七賢(山梨銘醸株式会社 山梨県)
今錦(米澤酒造株式会社 長野県)
神蔵(松井酒造株式会社 京都府)
千代むすび(千代むすび酒造 鳥取県)
菊美人(菊美人酒造株式会社 福岡県)
フンギアート プノンペン
それでは今週の日本酒NEWSです🍶✨
🍶トピック🍶
➀.TDK、AIで日本酒の味を可視化
②.「Tokyo酒チャレンジ2025」、初の日本開催
③.半世紀ぶりに復活「いすゞ美人」
➀.TDK、AIで日本酒の味を可視化(詳細はコチラ)
TDKは13日、独立行政法人酒類総合研究所(広島県東広島市)と連携し、日本酒を構成する約100種類の成分を分析し、それらの成分量をもとに味わいを数値化する人工知能(AI)システムを開発したと発表しました。電子部品の成分量などを解析する設備を応用しています。
味わいは「複雑さ」「甘さ」「酸味」「味の余韻」「濃淡」の5つの項目で分析し、人間の味覚により近づけるためにガス感や香りも測定できるようにしました。
まずは酒蔵向けにレーダーチャートを販売し、ブランドの知名度に関係なく消費者が日本酒を選びやすくなることを目指します。
これまで日本酒の味わいは、ソムリエなどが主観的に評価することが一般的でしたが、定量的なデータを活用することで、より客観的に示すことが可能になります。将来的には、ワインやウイスキーなどの味わい分析にも応用する予定です。
プロジェクトリーダーの兼森庸充氏は、「レーダーチャートを活用することで、海外の消費者ともコミュニケーションを広げ、日本酒の認知度を高めていきたい」と話しました。3月5日に発売される天寿酒造の「鳥海山」のラベルには、実際にレーダーチャートが採用される予定です。
評価項目が、具体的にどの成分の組み合わせで算出されているのか気になります。甘さなら糖類やアミノ酸、酸味なら有機酸の種類と量が関係しそうですが、「複雑さ」や「味の余韻」はどのように数値化されるのか、アルゴリズムが気になります!
②.「Tokyo酒チャレンジ2025」、初の日本開催(詳細はコチラ)
酒ソムリエ協会(本部:英国ロンドン)は、国際酒品評会「Tokyo酒チャレンジ2025」を、2025年3月15日(土)に東京都世田谷区で開催します。今回が初の日本開催となります。
現在、出品エントリーを3月5日(水)まで受け付けています。
これまでアジアやヨーロッパ各地で開催されてきた本品評会が、ついに日本酒の本場・日本へ上陸。「日本酒を再発見する」をテーマに掲げ、伝統的な日本酒はもちろん、クラフトサケやどぶろくなども審査対象となります。
◎「Tokyo酒チャレンジ2025」応募要項
- スケジュール:
・応募期限:2025年3月5日(水)
・出品酒の受付期限:2025年3月13日(木)
・「酒チャレンジ」開催日:2025年3月15日(土) - 開催場所:BPM(東京都世田谷区池尻2丁目31-24 信田ビル2F)
- 応募資格:酒の生産者、販売業者、輸出業者、コンサルタント、輸入業者
- 出品対象:すべての日本酒(本醸造酒、純米酒、吟醸酒、純米吟醸酒、大吟醸酒、純米大吟醸酒、古酒など)
※クラフトサケ、どぶろくなどを含む。 - エントリー費用:出品酒1点につき45,000円(税込)
※別途発生する支払手数料や出品酒の配送料、保険料などの費用は応募者の負担となります。 - エントリー方法:公式ホームページより申し込み
クラフトサケやどぶろくも加わり、日本酒の多様性がさらに進化している上で「日本再発見」となるか、期待が高まります◎
③.半世紀ぶりに復活「いすゞ美人」 (詳細はコチラ)
宮崎県美郷町で進められている「いすゞ美人」復活プロジェクトで、10日、先月仕込んだ日本酒の初搾りが行われました。
このプロジェクトは、昭和初期から昭和40年代にかけて美郷町北郷の酒蔵で造られていた日本酒「いすゞ美人」を復活させる取り組みで、地元住民や町が町おこしの一環として3年前から進めてきました。
これまで、当時の樽などから酵母菌を採取・培養し、かつて使用されていたものの現在は栽培されていなかった「瑞豊」といううるち米を育てるなど、復活に向けた準備が進められてきました。
仕込みを担当した延岡市の酒造会社の杜氏は、新酒は美郷町の酒蔵の井戸水とこうじを使用し、米の味がしっかりと感じられる酸味とうまみのバランスが取れた仕上がりになったといいます。
酒造りを担当した千徳酒造の社長で杜氏の門田賢士さんは、「初めて扱う米やこうじだったので不安もあったが、良い仕上がりになった。多くの人に喜ばれるお酒になると思う」と語りました。
半世紀ぶりに復活した「いすゞ美人」は、今月20日から始まる美郷町の祭りを皮切りに、町内の酒店などで1,500本販売される予定です。
「いすゞ美人」の復活をきっかけに、宮崎県産日本酒の存在感が高まり、新たな酒造文化が育っていくといいですね。
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