【今週のお酒ニュースまとめ】25年11日19日~11月25日号

11/16(日)に開催されました千代むすび酒造さんの160周年&新社長就任祝賀会に参加いたしました。
約300名が全国各地から集まり、千代むすびさんの勢いを感じさせる素晴らしい会でした。

式には赤澤経済産業大臣、平井鳥取県知事などが参加され、非常に素晴らしいスピーチでした。
新社長の岡空聡さんの就任の挨拶は「覚悟」という力強い言葉が印象的でした。

業界関係者含め300名が集まった千代むすび酒造記念式典

これほど多くの同業から尊敬をされ、親しまれている企業も中々少ないと思います。
当社は、カンボジア輸出で関わらせていただいておりますが、この場を一緒に出来たことに大変光栄であった共に、改めて良きパートナーとして頑張っていこうと気持ちが引き締まりました。

それでは今週の日本酒NEWSです🍶✨

🍶トピック🍶
①.八海山 ドジャースのワールドシリーズ2連覇記念ボトル
②.「SAKE HUNDRED」 代官山で初のポップアップ
③.明利酒類が台湾の「鎮瀾宮」と共同開発

①.八海山 ドジャースのワールドシリーズ2連覇記念ボトル(詳細はコチラ

 八海醸造は、ロサンゼルス・ドジャースがワールドシリーズ2連覇を達成したことを記念した「純米大吟醸 八海山 ブルーボトル ワールドシリーズ優勝記念ラベル」を日本国内で発売します。12月1日から順次出荷開始となります。

ワールドシリーズ優勝記念ラベル

 同社はMLBと日本国内におけるオフィシャルスポンサー契約を締結しているほか、3月からドジャースとLAエリアでの2年間のパートナーシップ契約を締結しており、日本酒「八海山」は同球団の公式日本酒に採用されています。
 10月にはナショナル・リーグ優勝記念ボトルも発売されており「特別本醸造 八海山」がベースとなっていましたが、今回の記念ボトルは「純米大吟醸 八海山」がベースとなります。チームカラーのドジャーブルーをまとった特別仕様で、MLBやドジャースの公式ロゴ、「2025 WORLD SERIES Champions」のロゴが入っています。精米歩合は45%、アルコール度数は15.5%。価格は3300円です。

 当メルマガでも八海醸造とドジャースのパートナーシップ契約や記念ボトルについて取り上げましたが、今回のニュースでついに八海山の記念ボトルは特別本醸造と純米大吟醸の二刀流となりました!
また、八海山がロサンゼルスにおける“勝利の酒” “縁起物”になったとも言え、現地市場ではより存在感を増すことになりますね。

②.「SAKE HUNDRED」 代官山で初のポップアップ(詳細はコチラ)

 高級日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」は、初のポップアップ「百光“おみくじ”STAND」を11月20~23日に東京・代官山アドレスで開催しました。
正月限定デザインの純米大吟醸酒「百光 New Year Edition 2026」の発売を記念したイベントで、入場は無料、おみくじで運試しするテイスティングとフードのセットは有料(税込2200円)です。
 来場者はまず正月デザイン「百光」のボトル内に入ったおみくじ棒を引き、そこに書かれた番号の引き出しを開けると中に「吉」「大吉」「百吉」「礼吉」のおみくじ札が入っています。その結果によって飲めるお酒(「百光」「同 別誂」「深星」「礼比」など)が変わる仕組みとなっています。

ボトルの中におみくじ棒が入っています

 「SAKE HUNDRED」のポップアップは今回を皮切りに、来年3月に銀座、5月に渋谷での開催を計画しています。ブランドオーナーの生駒龍史氏(Clear代表取締役CEO)は「現状、『SAKE HUNDRED』の販売は国内主体のECが85%を占める。次回以降のイベントでは、インバウンドの方にも積極的にアピールし、海外での認知を上げていきたい」と展望しています。

 お酒の希少性とおみくじの運試し・ランダム性がうまく噛み合って、お客さんの体験価値が増していますね!
今後もリアルイベントが展開され、ラグジュアリーな日本酒を実体験する機会を増えれば、ストーリ性や価格の説得力を高めることになりそうです。

③.明利酒類が台湾の「鎮瀾宮」と共同開発(詳細はコチラ)

 明利酒類株式会社は、台湾の文化的象徴である「鎮瀾宮(ちんらんぐう)」と、重星戦略(We’s Star)との共同開発により、初となる日本酒の国際コラボレーションを実現しました。日本と台湾、それぞれの地域の伝統と技術が出会い、互いの文化を尊重しながら新たな価値を創造する象徴として、日本酒「五十瀾(いそらん)純米大吟醸」を同時発売します。
 明利酒類は、創業160年を超える茨城県水戸市の総合酒類メーカーです。日本酒業界では著名な酵母「明利小川酵母」「M310酵母」の開発元として知られこれらの酵母は全国の酒蔵で広く採用されています。この酵母によって生み出される華やかな吟醸香と滑らかな味わいは、日本の発酵科学の粋を集めたものです。
 また、コラボレーションする台中市・大甲にある鎮瀾宮は、約300年の歴史を持つ台湾を代表する信仰の地であり、伝統文化の象徴です。毎年開催される「大甲媽祖遶境(だいこうまそらくじょう)」には100万人以上が参加し、世界的にも知られる宗教・文化イベントとなっています。そして重星戦略は、台湾を拠点とするグローバルIP(知的財産)統合マーケティング企業です。台湾・大阪・ロサンゼルスに拠点を持ち、国際市場のニーズに応える質の高いIPプロジェクトを展開しています。
 

発送予定日2026年2月末からです

 「五十瀾(いそらん)」という名称には、二つの意味が込められています。「五十(いそ)」は、台湾の稲作の礎を築いた農学者・磯永吉博士への敬意、そして多文化の象徴。「瀾(らん)」は海の波を意味し、島国同士をつなぐ「文化の流れ」を表しています。ブランドコンセプトは、「人々の力を結集し、海のうねりを起こす」ことで、日本と台湾の文化・技術・情熱が共鳴し、新時代の日本酒ブランドです。パッケージは海の波と文化の融合を象徴する「赤と金」を基調に、台湾と日本の美意識を融合させたモダンで印象的なデザインとなっています。

 歴史ある日本の発酵文化と台湾の祭礼文化、その双方の知的財産をつなぐ架け橋となるのが日本酒であることを誇りに思います!

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