【今週のお酒ニュースまとめ】25年6日18日~6月24日号

この度、タイの日本酒市場の市場調査レポートを公開しました✨
2024年12月にタイ・バンコクに訪問をして、実際に現地で体験をした内容も載せております。
お酒の販売できる時間が限られている、と言う話は聞いていましたが、実際の運用などを目にする機会が無かったので非常に勉強になりました。
是非、ご一読下さい!
レポートはコチラから!

それでは今週の日本酒NEWSです🍶✨

🍶トピック🍶
①.佐賀大学で日本酒発酵学講座開催
②.青森の清酒がGI指定
③.2025 Miss SAKE Japanが北海道代表に決定

①.佐賀大学で日本酒発酵学講座開催(詳細はコチラ

 日本酒を題材にした発酵学講座が11日、佐賀市の佐賀大学本庄キャンパスで開かれ、農学部で応用微生物学を学ぶ20歳以上の学生22人が、講演や利き酒体験を通して日本酒への理解を深めました。この講座は、若い世代に伝統文化である日本酒の魅力を伝えようと、県内23の酒蔵でつくる佐賀県酒造組合が2007年から実施し、福岡国税局が支援しています。
 矢野酒造の矢野元英社長が講師となり、日本酒の基礎知識や製造工程、アルコール発酵の仕組みなどについて解説しました。

利き酒に挑戦する学生

「米や水、こうじといった材料、製造方法、環境の違いなどによって、味のバリエーションの幅が広がる。ぜひ自分好みの酒を見つけて」と日本酒の楽しみ方もアドバイス。参加した学生は「日本酒は初めてだが、思った以上にそれぞれ個性があった。もっといろんな種類のお酒で試してみたい」と興味を示していました。

 酒蔵や国税庁が積極的に導き手になり日本酒の魅力を示すことで、未来の日本酒ファンの裾野を広がっていきますね。学生時代や20歳での原体験は、その人の日本酒ライフに深く印象に残ることになるでしょう!

②.青森の清酒がGI指定(詳細はコチラ)

 国税庁は20日、青森県の清酒を、国が地域ブランドとして保護する「地理的表示(GI)」に指定したと発表しました。地元の水と米を使うなど基準を満たしたものは産地名を独占的に名乗ることができ、GIの表記使用が認められます。

宮下宗一郎知事(中央)にGI指定を報告

 同庁によると、青森の清酒は冬の厳寒を生かした低温でゆっくりとした発酵により、まろやかな口当たりとすっきりとした後味を感じられるのが特徴といいます。また、約400年前から酒造りが行われていたとされ、豊富で良質な伏流水に加え、冷涼な気候に適した酒米やオリジナルの酵母も開発されています。
 酒類のGIは1995年に指定されて以降、各地で指定が進んでいます。現在指定されているGIはこちらから。

 直前では2024年12月に指定された“喜多方”に続き、清酒の産地としては全国で19例目になります!今後も「この土地ならではの酒」というストーリー性のもと、GI指定は増えていくことが予想されます!

③.木戸泉酒造、「古酒の蔵」へ(詳細はコチラ)

 千葉県いすみ市で創業140年超の歴史を持つ木戸泉酒造が、古酒を中心とした商品戦略にかじを切っています。
 2024年末から商品のリブランディングを段階的に進め、古酒の蔵として立ち位置を明確にしていきます。50年を超える古酒のストックを生かし、熟成による付加価値を高めて輸出など新たな需要開拓を狙っています。

新生木戸泉を代表するAFSとK。左側が定番酒、右が古酒ブレンド

 同酒造はこのほど、通年販売品を2種3カテゴリーに再編しています。リニューアルしたブランドは、酒母をそのまま搾った酸味と甘みが特徴の「AFS(アフス)」と、三段仕込みの純米酒「K(ケイ)」の2本柱に設定。それぞれ①熟成していない定番酒②各醸造年の原酒③醸造年が異なる古酒のブレンドの3カテゴリーで展開します。
 あわせて、これまでは多品種展開の一部だった古酒を前面に打ち出し、価格帯も平均で5割程度引き上げ、利幅を広げます。さらに、売り上げの3割ほどを占めていた生酒は冬から春先までの季節限定とし、通年販売は一部を除いて終了、夏場のスパークリングなども終売になります。

 これまで長年培ってきたものがある木戸泉酒造だからこそできる大胆な一手といえます!蔵の“熟成”への哲学が示されてきますね!

😀{東京は梅雨明けしたのかと思うくらい、好天続きでしたね!今週は少しは雨が降るようなので、気候の変化で体調を崩さないように気を付けたいですね🍶✨

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