東京は春爛漫🌸桜が満開です🌸
春の息吹に呼応するかのように、日本酒に関する明るい話題も盛りだくさんです🍃✨
それでは今週のお酒ニュースまとめです🍶
🍶トピック🍶
➀.米国で「日本酒ブーム」到来 飛躍の兆し
②.「稲とアガベ」が新会社設立 日本酒特区構想
③.「ワイングラスでおいしい日本酒アワード 2023」結果発表
➀.米国で「日本酒ブーム」到来 飛躍の兆し
米国では何年も前から、「次に流行るアルコールは日本酒」と言われてはきたものの、実際に人気が出たのは他のお酒ばかりでした。しかしここ最近、ついに「飛躍の兆し」が見えはじめました。
業界団体「日本酒造組合中央会」によると、日本酒の輸出量は2012年から2022年の間に、年間約1400万リットルから約3600万リットルに倍増。同時期の米国への輸出量も、年間400万リットル弱から900万リットル超に増加しています。
またここ数年、日本酒需要の増加は特に小売店で顕著でした。これはパンデミックの間に、飲食店が 営業を停止していたことと関係しているそうです。2020年に日本酒の需要が爆発的に高まり、いまもその勢いは収まらず売り上げは15~20%から40%にまで増加、レストランの営業再開後も安定しています。
訪日米国人観光客の数は、2010年から2019年の間に、年間約90万人から約220万人に増加しているます。そうした旅行者の多くが、日本の文化や食、そして日本酒への関心を高めて帰国するのだそうです。つまり訪日米国人観光客の急増が日本酒需要と人気が高まっている一要因とも考えられます。
また米国で日本酒を醸造しているカトウ・サケ・ワークスの加藤さんは、「前より多くの資金がこの業界に流入しています。投資額が以前に比べて格段に増加しているのです。もはや誰も日本酒への投資をためらっていません」と、米国で日本酒が成長し続けることを願ってやまないとコメントを寄せていました。
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②.「稲とアガベ」が新会社設立 日本酒特区構想
醸造所「稲とアガベ」(秋田県)は22日、地域の街づくりに取り組む新会社を、不動産開発などを手がけるベンチャー企業「NewLocal(ニューローカル)」社(東京都)と共同で設立しました。男鹿市とともに、日本酒製造の新規参入を可能にする国家戦略特区を内閣府に提案しており、酒造りを通じた地域活性化を目指していきます。
新会社名は「男鹿まち企画」。稲とアガベの岡住修兵社長(34)が代表を務め、取締役は同社の斎藤翔太氏(35)、ニューローカルの石田遼氏(36)が就きました。経営陣はいずれも30代です。
今後、地域の衰退で目立つ空き店舗などの活用を進めていきます。まず来年春の開業を目標に、同市船川地区の港湾関係者の宿舎を改修し、ホテルにする計画。また、稲とアガベが鉄工所跡地をジン蒸留所にする計画があり、建物内に飲食店やイベントスペースを併設する考えです。「オーベルジュ」と呼ばれる、宿泊施設を備えたレストランづくりや、夕日の美しさで知られる鵜ノ崎海岸に海の家を設置する案もあるのだそうです。
稲とアガベは、今は事実上制限されている日本酒製造の新規参入を、特区で可能にすることを目指している。岡住社長は「実現すれば日本中、世界中から酒造りをしたい若者が集まる。男鹿まち企画がサポートし、空き家が多い街に醸造所ができる未来をつくりたい」と語っていました。
③.「ワイングラスでおいしい日本酒アワード 2023」結果発表
3月23日に「ワイングラスでおいしい日本酒アワード 2023」の審査結果が発表されました。第13回を迎える今年は、全国276社から1,054点の出品があり、各部門の上位30%が金賞、そのうち最上位5%が最高金賞に認定されます。
※各部門各賞、2蔵をランダムで抜粋しました。詳細はこちらの【リンク先】でご確認下さい◎
※以下全て税別表記です。
●メイン部門(1.8Lで2,700円以下、または720mLで1,350円以下の清酒)
【最高金賞】15点(出品数:295/入賞率:5.1%)
・「伯楽星 特別純米」株式会社新澤醸造店(宮城県)
・「仁勇 純米吟醸」鍋店株式会社(千葉県)
【金賞】75点(出品数:295/入賞率:25.4%)
・「人気一木桶仕込み吟醸」人気酒造株式会社(福島県)
・「びびび。」小豆島酒造株式会社(香川県)
●スパークリングSAKE部門(720mLで1,960円以下、または300mLで820円以下の発泡性清酒)
【最高金賞】3点(出品数:51/入賞率:5.9%)
・「梵・ささ雪」合資会社加藤吉平商店(福井県)
・「白鶴 淡雪スパークリング」白鶴酒造株式会社(兵庫県)
【金賞】12点(出品数:51/入賞率:23.5%)
・「Sparkling Raifuku」来福酒造株式会社(茨城県)
・「黄桜 ピアノ」黄桜株式会社(京都府)
●プレミアム大吟醸部門(1.8Lで2,700円以上、または720mLで1,350円以上の純米大吟醸酒・大吟醸酒)
【最高金賞】19点(出品数:351/入賞率:5.4%)
・「京姫 祝 純米大吟醸」株式会社京姫酒造(京都府)
・「石鎚 真精大吟醸」石鎚酒造株式会社(愛媛県)
【金賞】86点(出品数:351/入賞率:24.5%)
・「澤乃井 生酛純米大吟醸 武陽」小澤酒造株式会社(東京都)
・「八鹿 純米大吟醸【金】 WHITE BOTTLE 2023ver.」八鹿酒造株式会社(大分県)
●プレミアム純米部門(1.8Lで2,700円以上、または720mLで1,350円以上の純米酒・純米吟醸酒)
【最高金賞】16点(出品数:324/入賞率:4.9%)
・「純米大吟醸 名古屋城」金虎酒造株式会社(愛知県)
・「千利休 純米吟醸 一回火入れ」株式会社利休蔵(大阪府)
【金賞】83点(出品数:324/入賞率:25.6%)
・「来福 純米吟醸 愛山」来福酒造株式会社(茨城県)
・「福無量 純米吟醸 ひとごこち」沓掛酒造株式会社(長野県)
●プレミアムスパークリングSAKE部門(720mLで1,960円以上、または300mLで820円以上の発泡性清酒)
【最高金賞】2点(出品数:33/入賞率:6.1%)
・「一ノ蔵 すず音 GALA」株式会社一ノ蔵(宮城県)
・「千福スパークリング」株式会社三宅本店(広島県)
【金賞】8点(出品数:33/入賞率:24.2%)
・「Hitotoki ロゼ」株式会社六歌仙(山形県)
・「Garyubai Sparkling Sake」三和酒造株式会社(静岡県)
😀{ワイングラスでおいしい日本酒アワード、たくさんラインナップされていますね✨知らない銘柄も多々あり、見ているだけでワクワクしてきます!いくつか実際に自宅にあるワイングラスで飲んでみようと思います🍷🍶✨
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