【レポート】カンボジア日本酒市場の視察及びイベントのご報告

目次

カンボジア イベントレポート

 蔵楽社は、2023年7月3日(月)~7月9日(日)まで、「カンボジア・サケウィーク」として、ダイシントレーディング様のご協力のもと、カンボジアでの日本酒の普及を目指し「日本酒ペアリングイベント」、「サケナイト」、「イオン・JP Bar」の3つのイベントを実施しました。

本ページでは、各イベントについてレポートをさせていただきます。

尚、本イベントに置きましては、宇都宮酒造様(栃木県・四季桜)、小澤酒造様(東京都・澤乃井)、笹祝酒造様(新潟県・笹祝)清水清三郎商店様(三重県・作)、数馬酒造様(石川県・竹葉)の5蔵より日本酒をセレクトさせていただきました。
※順不同

➀日本酒ペアリングイベント~IZA SAKE Party~

カンボジアの首都プノンペンの最高峰とも言える日本食レストラン「IZA(イザ)」。
5つ星ホテルであるローズウッドホテルの35階に位置し、プノンペンの街を一望しながら日本料理を堪能できます。

今回、日本酒単体だけではなく、食事のペアリングを楽しむ「IZA SAKE party」を開催しました。
蔵楽はIZA様の提案を元に5銘柄をセレクトいたしました。

5種類の料理をご提案いただきました。
ペアリングイベントのチラシ。5蔵の日本酒をセレクト

当日は、約20名のお客様が参加され、駐在の日本人に加えカンボジア人、中国人が参加。
イベントでは、料理と一緒に日本酒が運ばれ、それぞれの相性を楽しんでいました。

現地の駐在の日本人に加え、カンボジア人や中国の方もいらっしゃいました

イベント中盤では鏡開きを行いました。
初めて生で見る鏡開きに参加者は興味津々でした。

イベントの締めは、「乾杯!(カンボジア語でジョール)」の掛け声のもと、イベントは盛況のうちに幕を閉じました。

「牛肉に合う日本酒があるとは知らなかった」「なかなか体験できない日本酒の飲み比べが想像以上に楽しかった」という発見や驚きの声をいただけました。

②サケナイト@JAPAN SHOP

7/7(金)、プノンペンにある日本のアンテナショップ「JAPAN SHOP」にて、日本酒交流イベント「サケナイト」を開催しました。

特別に生牡蠣とマグロが振舞われ、10種類の日本酒の呑み比べが行われました。

日本酒と相性抜群の生ガキとマグロが振舞われました

料理とお酒を囲みながら、現地のカンボジア人と日本人が交流する姿が見られました。
子供連れでお越しになった方もおり、最終的に約40名の方が来場される賑やかなイベントとなりました。

カンボジア人と日本人が交流する場面も
即席の蔵楽升にマグロが盛られました

③イオン・サケイベント

7/8(土)と9(日)の2日間。
イオン3号店内にある「JP BAR」にて、カンボジア人をターゲットとした「日本酒テイスティングイベント」を開催しました。

イオン3号店内にある日本酒バー「JP BAR」

10種類の日本酒のうち、3種類の日本酒を飲み比べできるシステムとなっており、見た目や味のパラメーターなどをヒントにチャレンジしてみたい日本酒を選んでいただきました。

10種類の日本酒の内、3種類を無料で飲み比べ

想定以上に多くのカンボジア人のお客様に興味を持っていただき、初めて日本酒を飲む方が大半でしたが会場は大賑わいでした。

カウンターには多くのカンボジア人が訪れました
10銘柄の展示ブーズ

最後に

今回の3つのイベントを通じて、カンボジア人にとって日本酒は未知の飲み物でありながらも、想像以上にリアクションが良く、市場に浸透していく可能性を感じました。

日本酒を身近に感じてもらえるように、今後も啓蒙活動を継続してまいります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる