🍶トピック🍶
➀.台湾出身の杜氏が醸した日本酒、アジア1位に
②.日本酒が一番おいしいと思う都道府県は?
③.宝ホールディングス、WAKAZEに出資
➀.台湾出身の杜氏が醸した日本酒、アジア1位に
昨年9月、香港で開催された「第1回亜洲清酒大賞(※)」にて、台雲酒造(島根県)が最高位の「サケ・オブ・ザ・イヤー」に輝きました。(※アジアの消費者に好まれそうな日本酒を選ぶコンテスト)
日本酒は437点出品され、その頂点に立ったのが「台雲山廃純米吟醸」。兵庫の酒米と島根の酵母を使い、通常よりも酸味や甘みを強めにしたそうです。
杜氏でもある社員の陳さんは「私自身の好み。出身地の台南市では甘めの酒が好まれる」とコメント。陳さんは2008年に島根大に留学し、日本酒の味の深さに魅せられたのだそうです。卒業後、「獺祭」で知られる旭酒造(山口県)や、李白酒造(島根県)などで酒造りを修業。21年、自らの酒蔵を設立し、台湾や香港への輸出用の日本酒を造っています。
島根は故郷と雰囲気が似ている、と陳さんは感じているそうで、「歴史が深く、神話があり、人があたたかく、住みやすい。これからも島根からアジアへ日本酒の魅力を発信していきたい」と意気込みを語っていました。
②.日本酒が一番おいしいと思う都道府県は?
今年もねとらぼにて、2023年版「日本酒」が一番おいしいと思う都道府県はどこ?という人気投票が実施されています。期間は1月12日から22日までの10日間です。
現時点(16日午前)での順位は以下のようになっています。
1位山形県(331票)、2位新潟県(306票)、3位福島県(189票)4位秋田県(143票)、5位富山県(65票)
「やはり」と思いつつ、もっと上位なのでは?と思う都道府県もあります。投票は1票のみ。是非皆さんも熟考のうえ1票投じてみてはいかがでしょう。
③.宝ホールディングス、WAKAZEに出資
11日、宝ホールディングスは、山形県に本社がありフランスで現地の食文化にあわせた日本酒づくりを行っているスタートアップ企業、「WAKAZE」に出資したことを発表しました。宝ホールディングスは、「WAKAZE」が実施する第三者割当増資の一部を引き受ける形で、5億円を出資したということです。
宝ホールディングスの木村睦社長は「当社が得意とする伝統的な酒づくりと、WAKAZEの土地や食文化に合わせた酒づくりを組み合わせて、日本酒の新たな魅力や価値をつくっていきたい」と、「WAKAZE」の稲川琢磨社長は「高い技術力を持つ宝とともに、常識にとらわれない商品開発を行っていきたい」と話していました。
今後は、宝ホールディングスが持つアメリカの製造拠点で「WAKAZE」の商品を生産して販売するほか、両社は新たな日本酒を世界に売り込んでいくことを視野に、共同で商品開発に取り組むことも検討するとしています。
😀{杜氏もグローバル!!ほっこり嬉しくなりますね🍵♪
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