【今週のお酒ニュースまとめ】22年1月2日~1月8日号

年末年始はたくさん食べて飲みました🥢🍶
七草粥が胃に沁みましたね🍃✨
今週のお酒ニュースまとめをお届けします🍶✨

🍶トピック🍶
➀.南米最大級コンペ「カタドール2022」の受賞酒発表
②.日本酒輸出額、13年連続過去最高
③.世嬉の一酒造、約40年ぶりに復活

➀.南米最大級コンペ「カタドール2022」の受賞酒発表

 南米・チリの首都、サンティアゴで2022年10月31日〜11月3日にかけて開催されたコンペティション「カタドール(Catad’Or)2022」にて、日本から出品した16社26銘柄の日本酒(内1銘柄は梅酒)が受賞しました。
 同コンペティションは今回で27回目、日本酒部門の審査は今回が2回目の開催となり、出品銘柄は前年の約2倍となる25社46銘柄でした。

 表彰は上位から「特別金賞」「金賞」「銀賞」に分けられ、さらに日本酒カテゴリーの最高賞として特別に与えられる称号「Mejor Sake」が「陸奥八仙 赤ラベル 特別純米」(八戸酒造株式会社)に授与されました。受賞銘柄には、カタドール事務局より賞状が贈られ、最高金賞を受賞した八戸酒造株式会社には、賞状と盾が贈呈がされました。

 今回は日本人審査として、上野俊男氏(第11回酒サムライ叙任)と松本真梨子氏(国際唎酒師、JSA認定ソムリエ)が参加されました。日本酒の審査部門に関しては、現地主催者と共にJETROサンティアゴ事務所、日本酒輸出協会、当社の4社にて昨年創設した審査部門になり、日本酒に限らず焼酎などの日本産酒類の周知と市場拡大、輸出促進のきっかけの場になることでしょう。

「カタドール(Catad’Or)2022」授賞式

②.日本酒輸出額、13年連続過去最高


 日本酒の輸出額が13年連続で過去最高を更新しました。財務省貿易統計によると、2022年1~11月累計の実績は434億8千900万円(前年同期比21.3%増)に達し、1か月を残して昨21年の401億7千800万円を上回りました。数量ベースは3万3千200㎘、15.4%増で推移。こちらも前年の最高記録を更新したとのことです。

 国・地域別に見ると、金額トップの中国は約129億円、37.9%増。ゼロコロナ政策の影響で数量は5.1%増と全体の平均を下回りましたが、依然として高単価商品のニーズが高いと見られます。2番手のアメリカは最も多様な日本酒が楽しまれており、金額19.4%増、数量7.8%増と堅調です。
  
かねてより日本食の広がりととともにアップトレンドにあった日本酒ですが、海外ではコロナ禍からレストラン業態が復活し、日本酒の取り扱いを増やした現地スーパーなどと相乗効果を発揮しました。アメリカでは寿司や和食のテイクアウトと合わせて日本酒を購入するケースが増えているそうで、今後も世界各国で日本酒の引用シーンが広がっていくことを切に願います。

13年連続日本酒輸出額過去最高

③.世嬉の一酒造、約40年ぶりに復活

 世嬉の一酒造は今月、約40年ぶりに日本酒造りに乗り出します。1918(大正7)年創業の老舗は、悲願だった酒蔵を再建し、現在主軸のビール造りを生かしておいしい酒を追求し、海外展開も見据えた新たな挑戦を始めていくそうです。

 酒造りは水害や需要減に伴う経営難で1982年、自社の酒蔵を閉じ、県内他社での共同醸造に移行していました。その後、ビールやレストラン事業などで立て直してきたましたが、震災での施設被害や新型コロナウイルス禍が相次いで襲いました。

 かつて搾り場として活気にあふれ、東日本大震災まで事務所として使っていた、真新しいタンクが立つ蔵の一角。「ここでもう1回、酒造りをしたかった」と佐藤社長(51)は思いを語りました。世嬉の一酒造の今後の展開が非常に楽しみです。

新しい設備が並ぶ酒蔵で、本業復活の喜びをかみしめる佐藤航社長

😀{世嬉の一酒造さん復活🍶✨心から嬉しいです😆

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