【今週のお酒ニュースまとめ】25年7日30日~8月5日号

今月から新企画の始動です!
毎月第1週目のメルマガにて「髙橋理人のお酒レビュー」をスタートします!

毎月月初に、私が気になった銘柄を紹介いたします。
第1回目となる今回は、先月7月にリリースされ、メルマガvol.228でも取り上げましたWAKAZEさんのSummer fall (サマーフォール)yuzu bubbles(ユズバブルス)です!

レビューはテキストに加えて音声でも収録してみました!
お好きな方でお楽しみください◎

◆テキスト(note)版はこちら
https://note.com/sakepedia/n/n808ec47ca5f1?sub_rt=share_pb
◆音声版はこちら
https://stand.fm/episodes/688f5455d4aa320ed1ab05de

是非、ご覧orお聴きになった方は感想を頂けますと幸いです◎

それでは今週の日本酒NEWSです🍶✨

🍶トピック🍶
①.国分グループ本社、米国の日本酒ベンチャー企業へ出資
②.雄町米の稲穂から採取した酵母で発酵した日本酒
③.限定酒の魅力を音声コンテンツで配信

①.国分グループ本社、米国の日本酒ベンチャー企業へ出資(詳細はコチラ

 老舗食品・酒類の総合卸売業の国分グループ本社は7月28日、米国で日本酒のEC販売を展開するベンチャー企業Tippsy,Inc.へ出資したと発表しました。
 Tippsyは2018年に米カリフォルニア州で創業。日本酒の背景にあるストーリーや文化を丁寧に解説するコンテンツを通して、現在は米国最大級の日本酒ECプラットフォームへと成長しました。
 具体的な取り組みは以下となります。
 ●米国市場に適した日本酒ラインアップの充実と、新たな販路の開拓・多様化
 ●日本国内の蔵元と連携した米国市場の生活者ニーズに合った商品の共同企画、開発
 ●生活者との接点を活かした日本酒の魅力の発信、および米国市場における日本酒文化の浸透
 ●米国市場で日本酒をより多くの生活者に届ける仕組み作りをサポートし、蔵元の米国市場進出の支援

新たな共創圏の構築をめざします

国分グループは今回の出資で、Tippsyとパートナーシップを形成、米国市場における日本酒文化の発展と普及を進めていきます。

 Tippsyが持つ米国最大級の日本酒ECプラットフォームに、国分グループが日本国内で培った供給力が加わることで、アメリカにおける日本酒市場が大きく飛躍する可能性があります!

②.雄町米の稲穂から採取した酵母で発酵した日本酒(詳細はコチラ)

 岡山発祥の酒米「雄町米」を、雄町の稲穂から採取した野生酵母で発酵させた、雄町尽くしの純米酒が誕生しました。
 「御前酒」の蔵元「辻本店」と高島雄町米振興会、岡山県立大学が共同開発したものです。酒米のルーツとして知られる岡山発祥の「雄町米」を原料にし、その稲穂から県立大学の学生が採取した野生酵母「雄町酵母420」を使っています。原料も酵母もまさに雄町100%の日本酒です。岡山県立大学栄養学科の田中晃一教授は「すべて岡山の力を結集して、100%岡山らしいお酒ができたんじゃないかなと思います」とコメントしています。
 

「野生味が感じられる」という試飲感想も

純米酒「420 岡山県立大学雄町酵母」は、8月1日から全国の御前酒特約店などで発売されています。

 花酵母のように、酒米自身から採取した酵母でのお酒造りは興味深いです!今後、雄町以外の酒米でも同様の取り組みが行われるかもしれません。

③.限定酒の魅力を音声コンテンツで配信(詳細はコチラ)

 株式会社本家松浦酒造場(徳島県鳴門市)は、直営オンラインショップ「NARUTOTAI SHOP」にて、毎月その月だけの特別な日本酒を数量限定で提案する新企画【月巡り、酒巡り。】を2025年8月1日よりスタートしました。その月ごとに選び抜いた一本を提案し、その月だけの特別な酒を通じて、日本酒好きや料理好きの方に、いつもの夜を少し贅沢に楽しんでいただきたいという思いから生まれました。

番組名は「ナルトタイのちょっと語りタイ」

さらに音声コンテンツ番組では、NARUTOTAI SHOPの店長がお酒のこだわりや造り手の思いを語ります。今月のおすすめ理由や、酒と相性の良い“ひと皿”を楽しむコツなどのエピソードも紹介。ときにはゲストを招き、ここでしか聴けない話題も予定しています。このコンテンツをきっかけに、SNSで感想を共有したり、晩酌の様子を発信するなど、日本酒の楽しみを語り合える場になれば、と考えているそうです。

 コロナ禍以降、ラジオ(Radiko)やPodcastなどの音声コンテンツは注目を集め続けています。飲みながら聴ける、聴きながら飲めるので、お酒の利用シーンとも親和性が高いですね。音声メディアならではの温度感・ニュアンスが届くことで、文字では伝わらない酒蔵の人柄が見えてきそうです。

😀蔵樂では今後さらに輸出支援体制を強化してまいります。これまでにも、現地のパートナー企業と連携し、イオン等でのテストマーケティング実績がございます。「海外に販路を広げたい」「まずは小さく試してみたい」そんなお考えをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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