【今週のお酒ニュースまとめ】24年1日10日~1月16日号

先週は毎年恒例の神田明神に参拝に行ってまいりました!
こちらも毎年のルーティーンで今年も熊手を更新してきました✨
また今日は高輪神社で厄払いをしてもらい、とても清らかな気持ちになりました✨
飛躍の年にすべく、心身共に健康で、精進してまいります!
それでは、今週の日本酒NEWSです🍶✨

🍶トピック🍶
➀.獺祭の旭酒造、能登半島地震で1億円寄付
②.オール函館産の日本酒が完成
③.南米最大級のコンペティション「カタドール2023」の受賞酒発表

➀.獺祭の旭酒造、能登半島地震で1億円寄付(詳細はコチラ)

 日本酒「獺祭(だっさい)」の蔵元である旭酒造(山口県)は10日、能登半島地震の被災地支援の一環で石川県に義援金として1億円を寄付しました。被害状況により、さらなる支援を検討していくとのことです。桜井一宏社長は「冬という厳しい状況下なので、早期に判断した。復旧復興のために役立ててほしい」と話しています。

 旭酒造は2018年の西日本豪雨で生産設備などが被災した経験があります。桜井社長は「その時に様々な方から励ましの言葉などがあり、励みになった。少しでも恩返ししたいとの思いもある」と述べました。(当時の様子の記事はコチラ)

 旭酒造は東日本大震災をきっかけに、13年から高付加価値品「磨き二割三分」の売り上げの一部を寄付するようになりました。同震災のほか、熊本地震や新型コロナウイルス禍などのために寄付してきました。寄付金の総額は11年間で4億6000万円に上り、状況に応じて能登半島地震の支援に充てる方針とのことです。

今後も引き続き支援が必要であり、その支援内容も様々です。己が出来ること・やらなければならないことを考え実行していきたいです。

日本酒 獺祭 蔵
獺祭HPより

②.オール函館産の日本酒が完成(詳細はコチラ)

 函館市亀尾町にある上川大雪酒造が構える酒蔵、五稜乃蔵(ごりょうのくら、代表銘柄:五稜)が函館高専と連携して地元の素材だけで作った日本酒が完成し、出荷を前に市内で完成発表が行われました。

 新たに完成した日本酒は、水に加え、酒米の「吟風」、また、函館高専の教授がおよそ15年前に市内の菜の花から見つけた酵母など、地元の素材だけを使っています。11日には出荷を前に五稜乃蔵で、完成した日本酒と函館高専の生徒が制作したラベルの発表が行われました。

 五稜乃蔵によりますと完成した日本酒は3,000本で、総杜氏を務める川端慎治さんは「普通よりも強めの酸味のある日本酒になった。まずまずのできあがりだと思う」と話していました。また、酵母を発見・開発した函館高専の小林淳哉教授は「出来上がるまでとんでもないお酒になったらどうしようとドキドキしたが、今はほっとしている」と話していました。
 完成した日本酒は今月15日から函館市内などで販売されるということです。

菜の花酵母を培養した(右から)函館高専の小林淳哉教授と酒井涼香さん
ラベルをデザインした岩館楓音さん。
小林洸太さん(左端)は高専卒業後、上川大雪酒造に入社し、菜の花酵母の酒造りに加わった
※画像リンク先は五稜乃蔵HP

農業や観光などといった地元経済の活性化が期待されますね!酒蔵と地元の若者が造った次代へ受け継がれていくべき日本酒、是非飲んでみたいものです◎

③.南米最大級のコンペティション「カタドール2023」の受賞酒発表(詳細はコチラ) 

 南米で最大級の規模を誇る「カタドール(Catad’Or)2023」にて、日本酒部門の審査が行われました。受賞銘柄には、カタドール事務局より賞状が贈られ、最高金賞を受賞した株式会社南部美人には、賞状と盾が贈呈がされました。

 南米・チリの首都、サンティアゴで2023年11月13日〜11月16日にかけて開催されたコンペティション「カタドール2023」、日本から出品した12社25銘柄の日本酒(内1銘柄は焼酎、5銘柄はリキュール)が受賞しました。同コンペティションは今回で28回目を迎え、本年度に関しては日本酒の審査部門に加え、初出品となる焼酎やゆず酒も評価され、見事入賞しました。
 昨年同様、表彰は上位から「特別金賞」「金賞」「銀賞」に分けられ、さらに日本酒カテゴリーの最高賞として特別に与えられる称号「Mejor Sake」が「南部美人 純米大吟醸 心白 山田錦」(岩手県・株式会社南部美人)に授与されました。

以下、一部抜粋してご紹介します!

●Mejor Sake
「南部美人 純米大吟醸 心白 山田錦」(岩手県・株式会社南部美人)

●特別金賞
「南部美人 特別純米酒」(岩手県・株式会社南部美人)
「大吟醸 箱入娘」(福岡県・株式会社高橋酒店)

●金賞
「純米吟醸 浦霞禅」(宮城県・株式会社佐浦)
「かおりらんまん 純米大吟醸」(秋田県・秋田銘醸株式会社)

●銀賞
「芳醇ゆず酒」(宮城県・株式会社新澤醸造店)
「佐藤農場の梅酒 青梅」(宮城県・株式会社新澤醸造店)

 2021年に創設された日本酒審査部門は年々、出品点数を増やし、今年度は初の試みとなる焼酎、クラフトジン、ゆず酒も審査を行い、徐々に日本国内でもカタドールコンペティションの認知度が広まってきているそうです。開催元のBe-Bridger株式会社の代表小泉氏は「来年以降は、焼酎など日本酒以外の日本産酒類の出品点数増加を目指し、日本産酒類全体で新たなマーケット開拓に繋げていく」との考えを示しています。

カタドール2023受賞結果

受賞された酒蔵の皆様、おめでとうございます◎

😀{冒頭でお伝えした厄払いの際、御神酒をいただきました◎
つい「これは純米か?どこのお酒だろう?」とテイスティング脳になってしまったのは、職業病というやつなのでしょうか🍶✨

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