【今週のお酒ニュースまとめ】24年1日3日~1月9日号

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
大変な一年の始まりとなりました。
令和6年能登半島地震で被害にあわれた皆様、心より御見舞い申し上げます。
さて、Facebookにて車多酒造様(天狗舞)より石川県酒造組合で義援金口座の案内がございました。

車多酒造様より。義援金口座の情報をシェアいたします(リンクはこちら。Facebookに遷移します)
当社としても何かお役に立てることを思案してまいります。
それでは、今週の日本酒NEWSです◎

🍶トピック🍶
➀.仙台駅一階に新たな発酵文化のハブ誕生
②.「2024 Australian Sake Awards」1/4よりエントリー開始!
③.深センの中華レストランで日本酒ペアリングイベント開催(中国)

➀.仙台駅一階に新たな発酵文化のハブ誕生(詳細はコチラ)

 勝花藏(しょうかぐら)株式会社(代表取締役:伊澤優花)は、2024年春に仙台駅一階で発酵クラフト飲料と酒類の醸造所、SENDAI STATION BREWERY Fermenteria(仙台駅ブルワリー ファーメンテリア)を開業します。コロナ禍を経ての3年間の構想と準備を経て、仙台駅をより活性化する新しい名所としての役割を担うことを目指しています。
 ブランド名である『Fermenteria(ファーメンテリア)』は、”Fermentation”(発酵)という単語に、お店を意味するラテン語系の語尾”-eria”を組み合わせた造語です。この名前は、「発酵を行う場所」という意味を持ち、生物学的な奇跡と人の感性が織りなす発酵のアートを通じて、地域コミュニティに根差した「街の発酵屋さん」になりたいという願いが込められています。

 コンセプト
1.幻になったお酒の魅力【生・出来立ての美味しさ】の提供
2.発酵の進化を目撃 – Fermentariaのユニークな酒蔵デザイン
3.一周回って新しいエコノミーサイクルの実現

 世界の物流が未だかつてなく便利になり、モノの入手が簡単になった今、「そこに行かないと体験できないこと」の価値が増しています。米が酒になっていく過程が見える透明タンクの採用や、毎日出来立てが提供されるという、仙台駅という立地を生かしたユニークな体験を提供することで、東北の玄関口として国内外からの訪問者誘致、ひいては仙台のよりいっそうの活性化に貢献したいとの想いを込め、SENDAI STATION BREWERY Fermenteriaは開業します。

「SENDAI STATION BREWERY Fermenteria」完成予想図

仙台駅を利用する機会があった際には、絶対に立ち寄りたいと思います◎

②.「2024 Australian Sake Awards」1/4よりエントリー開始!(詳細はコチラ)

 オーストラリア市場に特化した日本酒コンクール「2024 Australian Sake Awards」が、2024年5月18日(土)・19日(日)に開催。出品エントリーの受付は2024年1月4日(木)から開始されています。3回目の開催となる「2024 Australian Sake Awards」は、オーストラリア国内において、日本酒の多様な魅力を伝えること、日本酒のエキスパートを育成すること、日本酒市場の長期的な発展に寄与することを目的に開催される日本酒コンクールです。審査員を務めるのは、オーストラリア出身のソムリエや、酒販店・飲食従事者、日本酒資格保持者、輸入・卸業の日本酒担当者といったプロフェッショナルたち。すべての審査は、ブラインド形式で行われます。

 昨年度との大きな違いは、「オーストラリア市場で好まれる」という点により焦点を当て、2つの新たな評価方法を導入したこと。ひとつは、従来の基本審査カテゴリー部門を、味や特徴別に分類した「カテゴリー別基本審査」。もうひとつは、基本審査に加え、ペアリング相性に特化した「フードマッチング審査」です。ラベルに書かれたスペックでカテゴリーを分けるのではなく、その日本酒が持つ特徴や、食との相性を中心とした審査により、これまで以上に「オーストラリア人の生活に合う日本酒」という視点で、新たな発見が期待できるコンクールへと進化しています。

 また、すべての出品酒に対して、審査後に審査品評結果(評価点・審査員コメント)が送られます。受賞酒は、公式サイトやメディアでの公開、賞状・受賞販促アイテムの授与、授賞式での表彰、シドニー・メルボルンで開催される一般消費者向け試飲即売イベント「Australian Sake Festival」でのPRなどが予定されています。

◎コンクール概要
名称:2024 Australian Sake Awards
会場:Customs House(シドニー市内)※予定
出品料金:330豪ドル(税込・日本国内からの出品の場合)
※日本指定倉庫からオーストラリアまでの輸送費、コンクール運営費、表彰状作成費、広報、宣伝活動費等を含む。
申込方法:募集要項を確認のうえ、専用フォームより申し込み

◎全体スケジュール
エントリー期間:2024年1月4日(木)~2月29日(木)
審査日:2024年5月18日(土)・19日(日)
受賞酒発表:2024年6月10日(月)
授賞式:2024年9月26日(木)

◎お問い合わせ先一般社団法人 Australian Sake Awards協会
メールアドレス:info@australiansakeawards.org.au
Facebook:Australian Sake Awards
Instagram:@australiansakeawards

Australian Sake Awards
「2024 Australian Sake Awards」

ご興味のある酒蔵様は是非参加さえてみて下さい◎

③.深センの中華レストランで日本酒ペアリングイベント開催(中国)(詳細はコチラ) 

 ジェトロは2023年12月20日、日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)の販売促進活動の一環として、広東省深セン市の中華レストランで日本酒の普及を目的とした日本酒と潮州料理(※広東省潮州市を中心に食べられている中国の地方料理)のペアリングイベントを実施しました。同イベントの開催は、上海市に続いて2回目となります。

 今回のイベントでは、中華レストランのオーナーや深セン料理協会、メディア関係者など約15人を招待し実施されました。イベントでは、インポーターによる日本酒紹介セミナーや潮州料理にペアリングした日本酒の試飲会が開催されました。参加者からは、「日本酒は和食以外の料理とも相性が良く、特に海鮮料理との相性が抜群だ」「高級食材を使った潮州料理は、日本酒の旨味との相性がとても良いと感じる」「日本酒についての説明資料はとても分かりやすかった」「今後も高級な広東料理と日本酒とのペアリングイベントを増やしてほしい」といった声が聞かれたそうです。

 今までの中華レストランでは、外国産のワインや中国の白酒とのペアリングメニューが多い中、日本酒とのペアリングの選択肢ができ、今後もこうした高級中華料理と日本酒のメニューが定着すれば、日本酒の消費量の増加が期待できます。ジェトロでは今後、広州市の中華レストランでの日本酒ペアリングイベントを実施していく予定とのことです。

写真 ペアリングイベントで提供された日本酒(ジェトロ撮影)
ペアリングイベントで提供された日本酒(ジェトロ撮影)
※画像リンク先はジェトロのビジネス短信ページ

当社もカンボジアにおいてペアリングイベントを実施いたしましたが、その際は現地の和食とのペアリングでした。カンボジアの現地料理「クメール料理」とのペアリングも今後は考えていきたいです◎

😀{2024年最初のお酒NEWSをお届けしました!今年も一年間、毎週発信してまいりますので、どうぞ宜しくお願いいたします🍶✨

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