8月のカンボジア出張におきましては、在カンボジア日本国大使館にて植野篤志大使にお時間をいただき、面会をさせていただきました。
カンボジア経済の現状や、今後の日本食・日本酒市場の動向と将来性について、意見交換をさせていただきました。
大変有意義なひとときとなり、カンボジアにおける日本食・日本酒市場の発展に一層尽力していこうと気持ちを新たにいたしました。
当面は、販売強化に加えて教育が必要な段階だと認識しております。
自社だけではなくカンボジアマーケット全体に貢献できるよう努めて参ります!
それでは今週の日本酒NEWSです🍶✨
🍶トピック🍶
①.令和7年度「酒サムライ」叙任者決定
②.「Oriental Sake Awards 2025」メダル受賞酒 発表
③.第5回ICC SAKE AWARDでぷくぷく醸造が優勝
①.令和7年度「酒サムライ」叙任者決定(詳細はコチラ)
全国の若手蔵元で組織する日本酒造青年協議会は、日本酒および日本文化を愛し、その素晴らしさを世界に広めるために尽力されている方々に敬意を表し、令和7年度の「酒サムライ」の称号叙任者を決定しました。
「酒サムライ」は平成17年に日本酒造青年協議会が日本から日本人の“誇り”が失なわれつつあるとの危惧から、日本酒の誇りを取り戻し、日本酒文化を日本国内のみならず、広く世界に伝えていくために、日本酒を愛し育てるという志を同じくするものの集いとして結成したものです。現在までに105人の方々を「酒サムライ」に叙任しており、本年は、外国の方を含む4人の方々を令和7年10月9日(木)11時よりに京都・松尾大社において「酒サムライ」として叙任することとなりました。
<受賞者一覧>
・遠藤烈士(エンドウツヨシ)様
ジャムズジャパン株式会社代表取締役社長
オーストラリア酒アワード協会代表理事
・黒川豪人(クロカワアキト)様
Gojin Enterprise Pty Ltd代表取締役社長
柴田屋オーストラリア Sales Director
・管怡宣(カン イセン・アレックス)様
伊台貿股分有限公司 董事長兼総経理
・CARL MICHEL HIRSCHMANN(カール・ミッシェル・ヒルシュマン)様
HEAVENSAKE創設者、CEOおよびクリエイティブ・ディレクター


当社が大変お世話になっており、オーストラリアの日本酒市場拡大に尽力されている遠藤烈士さんが酒サムライに選ばれました!おめでとうございます!同じ海外輸出を志す者として、現地から盛り上げる存在は非常に重要だと認識しております。酒サムライの皆様のご活躍により、国内・国外双方へ良い流れが生まれることが期待されますね!
②.「Oriental Sake Awards 2025」メダル受賞酒 発表(詳細はコチラ)
香港の国際日本酒コンクール「Oriental Sake Awards 2025」のメダル受賞酒が、2025年9月5日に発表されました。
「Oriental Sake Awards」は、世界有数の日本酒市場・香港で開催される、アジア最大級の日本酒コンクールです。酒類専門家がブラインドテイスティングで審査を行い、アジアの消費者に好まれる日本酒を選出することで、アジア市場に向けた輸出戦略の一助となるコンクールを目指しています。今回で4回目の開催となります。
2025年の出品部門は、「吟醸系(ライト&クリーン)」、「長期熟成酒(濃熟)」などの11カテゴリーです。
そこから各部門で「金賞」「銀賞」「銅賞」が選出され、最高得点の出品酒が「部門チャンピオン酒」となります。さらに、すべての「部門チャンピオン酒」の中から、最高賞として「Sake of the Year」が選出されます。
その結果の一部を抜粋します。
●最優秀酒蔵
株式会社新澤醸造店
●地域最優秀賞
陸奥八仙 レイメイ40 八戸酒造株式会社
●生酒金賞
純米大吟醸 神蔵 七曜 無濾過・無加水 磨き50 松井酒造株式会社
すべての結果はこちらからご覧ください!
今年よりさらに出品部門が細分化されたため「どんな味わいの日本酒がアジアで受けるか」の目安になりそうです。
受賞した酒蔵の皆様、おめでとうございます!
③.第5回ICC SAKE AWARDでぷくぷく醸造が優勝(詳細はコチラ)
「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場 「Industry Co-Creation(ICC)サミット KYOTO 2025」が2025年9月1日〜9月4日に開催され、9月3日に「SAKE AWARD」 の決勝トーナメントが開催されました。
ICC SAKE AWARDとは、公式プログラムのひとつとして開催されるお酒に特化したコンペティションです。世界に通用する日本酒ブランドを生み出すことを目的に、全国の酒蔵が一堂に会し、それぞれが自由なスタイルで自社の酒を提供します。様々なジャンルのお酒が様々な提供方法で競うため、いわばお酒の垣根を超えた異種格闘技戦となっています。決勝トーナメントでは、前日に行われた13社が参加した予選ラウンドを勝ち抜いた6つの酒造が、自慢の酒を出品しました。6社から準々決勝で4社、準決勝で2社に絞られ、最終結果として「ぷくぷく醸造」が1位となりました。
酒質のみの競争だけでなくそのお酒の伝え方、つまり、“どのようにお酒を体験するかの設計”、“醸造家自身の生き方を含めた表現”も含めた総合結果といえます!優勝されたぷくぷく醸造の立川さん、おめでとうございます!
😀{10/19(日)の早稲田大学のOB会「稲門祭」の中で元ユネスコ大使の門司健次郎さんをお招きして、パネルディスカッションを行います。
私も登壇させていただきます。是非お時間のある方は足を運んでいただければ幸いです!🍶✨