美寿々酒造様のECサイト導入支援事例

2022 2/13

2021年12月1日 2022年2月13日

蔵楽が担当した長野県・美寿々酒造様のECサイト構築の支援をしました。
商品の言語化に徹底的にこだわり、消費者目線でのサイト作りをしました。

＜美寿々酒造様ECサイト＞

Q. なぜ今回、ECサイトを導入しようと考えていたのですか？

これまでインターネット経由の販売は電話・FAX注文による通販に対応する程度で、ECサイトに対しては積極的に取り組んでなかったんですよね。

でも、コロナの影響で世の中の流れが変わってしまって、飲食店の酒類の提供が厳しくなったりと、これまでの酒販店や卸経由での販売ルートが思うようにいかなくなってしまいました。

また、家飲み需要が増えたことで商品に対する問い合わせが増えました。
しかし、今までネット上で商品一つ一つに対して、香り・味わい・ペアリング等詳細な説明をしていませんでした。

そこで、自社のECサイトに商品案内を掲載することで、酒販店や一般のお客さんへが商品カタログ的に使ってもらえ、商品の説明がしやすくなると思いました。

こういった経緯で、我々も販売チャネルの増やしつつ、さらに商品の魅力をしっかりと伝えるために、ECサイトの導入を決めました。

Q. 蔵楽にECサイトの作成を依頼してみていかがでしたか？

唎き酒をしっかりとやってもらい熱心なコメントを出してくれたのが良かった！
コメントは従来の「すっきり」みたいな酒の説明とは異なり、多彩な表現で説明できていましたね。
造り手としてはあくまでバランスと全体的な味わいが整っていれば良いので、自分自身では細かい表現方法は考えていないんですよね。我々でも気づかない細かい味わいが表現されていてよかったです。

Q. ECサイトを作ってみていかがでしょうか？

これまでの電話注文・FAX注文では、お客様に現金振り込みをお願いしていました。
クレジットカードで決済ができるようになったことで、お客様がスピーディー買い物ができるようになり楽になったという声もいただいています。

こっちもいちいち振込の確認を行わなくてよいので楽だし、直接お客様に自社の商品の魅力を訴えること、商品をお届けできることが嬉しいです。
また、クレジットカード決済になったことで、注文した時点でお客様の決済が完了しているので取りっぱぐれがないのも安心です。
これまでは考えられなかった九州のお客様など遠方のお客さんが増え、新しい商圏が広がりました。

Q. 社内業務に変化はありましたか？

以前はお客様の住所を間違えたくないのでFAXの注文をお願いしており、注文書の保管や紙代などの経費が嵩みました。
念のため、現時点ではEC経由の注文も紙で出力をして管理をしていますが、PCのみでの受注・発送管理に慣れてくれば紙を減らしていけそうです。

また、PCで一括で管理できるようになったため、お金の管理がすごく楽になりました。商流にとらわれることなく、自由に商品を販売できるのが良いですね。例えば、酒かすとのセットで販売など、これまでの酒販店経由では考えられなかった販売の仕方ができそうです。

Q. 蔵楽のＥＣのサポートはいかがでしょうか？

導入前から導入後まで丁寧にサポートしてもらったので、ＰＣの操作が苦手な我々でもECサイトを運営していく安心材料になっています。我々の目線に立って書いてくれたオリジナルのマニュアルのおかげで、スムーズにＥＣサイトを使った業務に移行できました。