9月に突入しましたが、暑さの厳しい日々が続いています😢
秋上がり(ひやおろし)をぬる燗にして飲みたいと、心から思える気候に、果たしていつになるのやら……。
さて、9-10月は日本酒イベントや蔵開きが多く開催されます!
当社も新潟県の笹祝酒造様の蔵開きの企画・運営サポートに携わっています!
是非、お時間の合う方はお越しいただけますと幸いです◎
それでは今週の日本酒NEWSです🍶✨
🍶トピック🍶
➀.南会津の清酒、地理的表示(GI)指定へ(福島県)
②.復興応援で伸びる日本酒「ひやおろし」予約1割増(石川県)
③.羽田空港で日本酒の売上が急増、1万円を超える高級酒に熱視線
➀.南会津の清酒、地理的表示(GI)指定へ(福島県)(詳細はコチラ)
福島県南会津町の酒蔵が生産する日本酒(清酒)「南会津」が30日、国が保護する地域ブランド「地理的表示(GI)」※として国税庁から指定を受けました。福島県産の日本酒がGI指定を受けたのは初めてです。また、原料米の生産から醸造用水の採取、清酒の製造まで同じ市町村内で完結する日本酒の指定は全国初となります。酒蔵はGIを海外輸出などの販売促進に活用していきます。
※地理的表示(GI)とは、酒類の地理的表示制度は、酒類の確立した品質や社会的評価がその産地と本質的に繋がりがある(主として帰せられる)場合において、その産地名を独占的に名乗ることができる制度です。酒類への地理的表示の使用は、正しい産地であるかどうかを示すだけでなく、その品質についても一定の基準を満たした信頼できるものであることを示すこととなります。
「南会津」のブランドを表示できる日本酒の基準としては、ミネラル分の溶け込みが少ない豊富な軟水を使って同町内で醸造し、口あたりがやわらかく、後味がすっきりとした酒種などとしました。いずれも南会津町にある会津酒造と国権酒造、開当男山酒造、花泉酒造の4つの酒蔵でつくる「GI南会津管理協議会」が申請していました。このGI南会津管理協議会は9月12日に初の審査会を行い、19日に町内で合格した日本酒をお披露目することとなっています。
GIマークを表示することで、安心して飲める良質なお酒であることがよりアピールできるようになります!南会津のお酒の魅力が、より一層国内外へ発信されていくことを期待しています◎
②.復興応援で伸びる日本酒「ひやおろし」予約1割増(石川県)(詳細はコチラ)
能登半島地震の復興を応援しようという動きが後押しして、石川産の日本酒の需要が伸びています。9月6日に石川県内21酒蔵から一斉発売される秋の季節酒「ひやおろし」の予約数は、前年比1割増の約34,000本を見込んでいます。被災した奥能登の酒蔵も参加しており、県内外で続いている支援が引き合いを強めているとみられまず。各酒蔵は被災蔵の再建につなげるため、地酒の盛り上げに力を入れています。
※ひやおろしとは冬に醸造してひと夏熟成させ、火入れをせずに生詰めした日本酒で、落ち着いた香りと丸みのある味わいが楽しめます。
石川県内では2007年から県酒造組合連合会、北陸三県卸売酒販組合、県小売酒販組合連合会が連携して一斉発売のキャンペーンを実施しています。18回目の今年は21酒蔵が1銘柄ずつを出品。うち5つが奥能登の企業で、被災した蔵から取り出した酒米を使い、別の蔵の支援を受けて醸造した銘柄もあります。出品した酒蔵は被災などを理由に昨年より3カ所減ったものの、酒販店から受け付けた予約数は昨年の31,742本を上回りました。
また、同連合会が統一デザインラベルで3月に発売した18銘柄の復興応援酒は全国から注文があり、6月末時点で60,000本を販売しました。1本当たり200円が義援金となるため、被災蔵への支援につながっています。9月6日からのキャンペーンでは、720ml入りのビンで統一し、純米吟醸酒や吟醸酒、純米酒などを1,650~2,420円で販売します。同連合会の車多一成会長(車多酒造社長)は「蔵の再建には数年かかるので、能登の応援でさらに日本酒を飲んでほしい」と呼び掛けています。
今なおインフラの復旧や瓦礫の撤去など、進んでいない地域があります。どんな形であれ、少しでも復興支援につながるアクションを起こし続けていきたいです。
③.羽田空港で日本酒の売上が急増、1万円を超える高級酒に熱視線(詳細はコチラ)
羽田空港の国際線を利用する外国人客数は4月が前年比134%、5月が同139%と拡大しています。そんな中、羽田空港第3ターミナルで日本酒の売上も急増しているのだそうです。直近の販売実績はカテゴリー計でコロナ禍前の2倍以上と好調で、なかでも10,000円を超える高級酒の需要が上昇しています。
羽田空港第1・第2ターミナルを建設、管理・運営する日本空港ビルデングのリテール営業グループ免税事業部免税事業課の松田健作主任は「日本酒は全般的に好調。10万円超の高級酒が売れることも珍しくない。海外で日本酒の認知が高まり、より良いお酒を求める外国人が増えている」と手応えを話しています。
目下のトレンドについて、松田氏は「プライスラインが上がってきた」ことを強調しています。「かつては3,000~5,000円が売れ筋だったが、最近は10,000円以上の製品もよく売れる」とし、「日本酒に対する関心の高まりを感じる。輸出に注力するメーカーが世界中でプロモーションしてきたことや、付加価値の高い製品を市場に投入し続けたことで、日本酒の認知向上が進んでいるのでは」と話しています。
高額品であってもその商品の価値を理解出来る外国人が増えているのだと考えられます。また、日本を旅する間に美味しいと感じた日本酒が、帰国前の最後のお買い物先である免税売店にあれば、つい手を伸ばしたくなるのでしょう。いかにターゲットに見合った商品ラインナップにするか、魅せ方にするか、適切な販売戦略が問われます◎
😀{当社のサブスク「TAMESHU」が3周年を迎えました!それに関してプレスを発信いたしましたので、お時間のある方は是非ご覧ください!
コチラ→https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000078868.html 🍶✨
コメント