【今週のお酒ニュースまとめ】24年4日10日~4月16日号

急に初夏の陽気がやってきて、暑さに驚く数日を過ごしております💦
まだ暑さに慣れておらず汗をかきづらい状態だと、体内に熱が籠ってしまうそうです。
汗をかくことは体温調節に欠かせない生理現象と言えます。
対策としては夜、シャワーで済ませるのではなくしっかり湯船に浸かることだそうです!
発汗スイッチを押してあげることが重要なのですね◎
それでは今週の日本酒NESWです🍶✨

🍶トピック🍶
➀.全国で唯一軽精米での新酒鑑評会(北海道)
②.被災の酒造会社 別の会社施設で製造の日本酒完成(石川県)
③.「YOKOHAMA SAKE SQUARE 2024~ヨコハマ サケ スクエア 2024~」開催決定

➀.全国で唯一軽精米での新酒鑑評会(詳細はコチラ)

 北海道内全域を管轄する札幌国税局は9日、清酒の品質評価を行う「2023年度新酒鑑評会」の結果を公表しました。全国でも同局だけが審査している、あまり削っていない「軽精米」で醸造した「軽精米ゴク味酒の部」には7点の出品があり、今年から新たに授与が始まった金賞を2点が受賞しました。

 金賞を受賞したのは、田中酒造(小樽市、代表銘柄:宝川(たからがわ))と上川大雪酒造緑丘蔵(上川町、代表銘柄:上川大雪)が出品した2点です。

 削る割合を少なくした米で醸造した清酒のコクのある酒質が外国人にも好まれることや、軽精米の製造技術には改良の余地があることから、同国税局は20年度に同部を設立しました。審査方法の検討など3年間の試行期間を経て、今年度から金賞の授与を始めた。金賞を受賞した上川大雪酒造の小岩隆一・杜氏軽精米の部門ができたことを評価し、「一生懸命に作ってくれた米を無駄なく使いたい。いかに削らずにするかと考えている」と話しています。

 鑑評会は酒造技術の進歩や発展を促し、品質向上を図ることなどを目的に開催され、今回は「道産米吟醸酒の部」など4部門で103点が出品されました。

以下、金賞の受賞結果を一部抜粋してご紹介します!

●道産米吟醸酒の部
・日本清酒株式会社(代表銘柄:千歳鶴)
・上川大雪酒造株式会社 五稜乃蔵(代表銘柄:五稜)
●吟醸酒の部
・男山株式会社(代表銘柄:男山)
・国稀酒造株式会社(代表銘柄:国稀)
●純米酒の部
・高砂酒造株式会社(代表銘柄:国士無双)
・有限会社二世古酒造 (代表銘柄:二世古)
●軽精米ゴク味酒の部
・田中酒造株式会社(代表銘柄:宝川)
・上川大雪酒造株式会社 緑丘蔵

「軽精米ゴク味酒の部」で金賞を受賞した
上川大雪酒造緑丘蔵(右)と田中酒造(左)の清酒(朝日新聞より)

詳しい結果はコチラからご覧いただけます◎
受賞した酒蔵の皆さま、おめでとうございます!!


②.被災の酒造会社 別の会社施設で製造の日本酒完成(石川県)(詳細はコチラ)

 能登半島地震で被災した石川県能登町にある松波酒造(代表銘柄:大江山)が県内の酒蔵加越(代表銘柄:加賀ノ月)の施設を借りて製造した日本酒が完成し11日、瓶詰の作業が行われました。
 
 松波酒造は、日本酒を醸造する蔵が地震で倒壊しましたが、およそ3トンのコメは被害を免れ、県南部の小松市の酒蔵加越にコメを移して、酒造りを続けてきました。2か月間かけて醸造した今年の新酒が完成し11日、タンクに入った酒が機械で瓶に詰められました。新酒は復興に向けて前進するという意味などを込めて「大江山GO」と名付けられ、ボランティアの人と手分けをしてコメの品種などが書かれたラベルを貼り、出荷の準備を行っていました。

 石川県酒造組合によりますと地震の被害が大きかった輪島市、珠洲市などの奥能登地域には11の酒造会社がありますが、このうち8社が県内外の酒造会社の施設を借りて製造を始めたということです。

施設を貸した酒蔵加越の杜氏の奥田和昌さんは「要望の味を再現するのはチャレンジでしたが、酒造会社どうしで協力し合って完成できたのは本当にうれしいです」と話していました。松波酒造の7代目の金七聖子さんは「地震を乗り越えたコメがお酒になって感無量です。甘みがあり後味がすっきりした味が再現できたので早く地元にも届けたいです」と話していました。

松波酒造の7代目の金七聖子さん

この新酒は今月17日には県内の酒店などの店頭に並ぶ予定だそうです◎

③.「YOKOHAMA SAKE SQUARE 2024~ヨコハマ サケ スクエア 2024~」開催決定(詳細はコチラ)

 日本酒との出会いを新たに広げるために、FMヨコハマ/ZIP-FMが、神奈川をはじめ首都圏の酒造業界の活性化をめざす日本酒試飲イベント「YOKOHAMA SAKE SQUARE~ヨコハマ サケ スクエア~」を横浜赤レンガ倉庫にて初めて開催することになりました。神奈川を中心に千葉、山梨の酒蔵が集まります。
 会場には有料試飲ブースのほか、おつまみブース、お土産用販売ブースやDJブースを設け、お酒の肴として「音楽」を聞きながら楽しむことができるイベントになります。

●開催日時
・2024年6月29日(土)11:00~19:30/6月30日(日)11:00~18:30
※ラストオーダーは終了30分前

●会場
・横浜赤レンガ倉庫 イベント広場

●主催
・FMヨコハマ/ZIP-FM

●後援
神奈川県酒造組合

●出店蔵元
17蔵以上が出展し、50種類以上の銘柄がお楽しみいただけます。※2024年4月12日時点
・神奈川:石井醸造/泉橋酒造/井上酒造/大矢孝酒造/金井酒造店/川西屋酒造店/久保田酒造/熊澤酒造/黄金井酒造/清水酒造/中沢酒造
・千葉県:木戸泉酒造/鍋店
・山梨県:井出醸造店/笹一酒造/太冠酒造/萬屋醸造店

「YOKOHAMA SAKE SQUARE 2024~ヨコハマ サケ スクエア 2024~」

新しい日本酒のイベント開催決定は非常に嬉しい!これまでのイベントとは違った発見を得られるか、期待したいですね◎

😀{4月は日本酒イベントが多く開催されていますね!まさにラッシュです!新酒にもたくさん出会えることができ、アップデートの日々です🍶✨

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる