【今週のお酒ニュースまとめ】24年1日24日~1月30日号

先週の寒さとはがらりと変わって、今週は比較的暖かく過ごしやすい陽気ですね🌞
既に梅が咲き始めているところもあるようで、今年の桜は開花が早そうです🌸
今から花見酒は何にしようかな、なんて考えてしまいます◎
(あれと、あれと、、あれかな……🍶🍶🍶)
それでは、今週の日本酒NEWSです🍶✨

🍶トピック🍶
➀.マイナス5℃の日本酒ECサイト「零下-REIKA-」始動
②.日本酒好きが共同開発、旅するように楽しめる日本酒発売!
③.山梨銘醸と三越伊勢丹がコラボ、三越創業350周年記念日本酒セット

➀.マイナス5℃の日本酒ECサイト「零下-REIKA-」始動(詳細はコチラ)

 日本酒専門店のさくら酒店(本社:岐阜県)は1月22日、日本酒の管理に最適な温度マイナス5℃での管理に特化したオンラインショップ「零下 -REIKA-」をオープンしました。創業以来こだわってきたマイナス5℃での品質管理をさらに徹底し、より品質の高い日本酒を販売するとのこと。品質の高い日本酒の良さを消費者に伝えるとともに、低迷する日本酒の生産、および消費の拡大につなげることを目指していきます。

 2013年に創業したさくら酒店は、大学時代の同級生が2人で始めた店舗を持たない日本酒専門店です。日本各地の飲食店への卸しやオンラインショップ(旧サイト)での販売、世界15カ国への輸出などを展開していましたが、2022年11月に火災によって自社のマイナス5℃の保冷庫と本社のほとんどを焼失してしまいました。焼け残った日本酒をボランティアと一緒に救い出し、再起をかけてクラウドファンディングを実施したところ、2週間で1484万円を超える支援を得ました。その後、仮設倉庫での営業を経て、創業以来こだわり続けてきたマイナス5℃での管理に適した倉庫を横浜市に設営、営業を再開しました。

 火災被害からの復興にあたり、これまで徹底してきた日本酒の管理の大切さをより多くの方に伝えたいとの考えから、マイナス5℃での管理にこだわる姿勢を全面に感じてもらえる新しいオンラインショップ「零下 -REIKA-」のオープンに至ったとしています。常温管理はもとより、冷蔵管理ではなし得ない圧倒的に品質の高い日本酒を流通させることで、日本酒に対する管理の常識を覆すことが、低迷する日本酒の生産量および消費量を拡大し、地方創生につながるとの考えを示しています。

マイナス5℃に特化した日本酒ECサイト「零下 -REIKA-」

 日本酒の魅力を最大限に伝え広め、明るい未来を切り拓いていく、日本酒愛に溢れる素晴らしい取り組みに乾杯です◎

②.日本酒好きが共同開発、旅するように楽しめる日本酒発売!(詳細はコチラ)

  株式会社Fam Lab.が、生涯学習の場を提供する「自由大学」にて行っている日本酒造りの講義「sense of SAKE日本酒造り実践編」にて誕生した日本酒「Journey」をリリースしました。

 senes of SAKE日本酒造り実践編では2022年から実際のお酒造りから携わりながら日本酒造りを学んでいく講義を行い、今回で3期目の講義となりました。「究極の日本酒をつくる」という大きなテーマを掲げ、日本酒大好きな飲み手の方々11名が集まりゼロから日本酒の味わいやコンセプトを決めていきます。日々生きていく中で様々なことが移ろい、変化していく時代。そんな時代にそっと寄り添って、自分を励ましてくれる存在でもある日本酒。封を開けた日本酒は優しくゆっくりと変化をしていきますが、それはまるで旅のよう。日常に寄り添い、変化を楽しんでいける日本酒が誕生しました。

 味わいは、ジューシーで若々しさを感じられる純米大吟醸。口に含んだ瞬間、果実をかじったかのような優しい甘みとともにレモンのような爽やかで軽やかな酸が口の中に広がります。後味はグレープフルーツのような心地よい苦みがあり、余韻はやや短め。穏やかな香りだからこそワイングラスで飲むと、より一層繊細な香りを感じることができます。

主張しすぎないシンプルな白の透明ラベル
「Journey(ジャーニー)」

日本酒好きの想いを形にした本商品、ぜひ味わってみたいです◎

③.山梨銘醸と三越伊勢丹がコラボ、三越創業350周年記念日本酒セット(詳細はコチラ)

 「七賢」ブランドの日本酒醸造の山梨銘醸(山梨県北杜市)は24日、百貨店大手の三越伊勢丹ホールディングス(HD)と、三越創業350周年の純米大吟醸の記念酒を共同でつくり、販売すると発表しました。稲刈りに三越伊勢丹HDの杉江俊彦会長ら、役員や幹部が参加するなど、田植えや酒造りに延べ120人の同社の社員らが加わりました。

 今回販売する「七賢 三越創業350周年記念ボトル」は、酒米「夢山水」を37%まで磨き、低温、長期間でゆっくりと発酵させました。これを「生酒」「瓶燗火入れ」、米のかけらなどの細かなおりが入った「おりがらみ」の3本のセットにしました。ラベルには日本橋三越本店がある東京・日本橋の周辺が描かれた浮世絵を使っており、価格は1万9800円です。

 数量は700セット限定で、多くが三越伊勢丹の外商向け。一般販売は日本橋三越本店の和洋酒売り場で3月6日から60セット限定で販売を始めます。三越伊勢丹によると、法人向け外商で、周年記念品として、今回のように、製造過程から社員らが加わる記念酒を希望する企業も多いとのこと。山梨銘醸としても今後、三越伊勢丹の販路を活用した周年記念日本酒セットを企画していきたいとしています。

「七賢 三越創業350周年記念ボトル」

 実際に社員の方々が酒造りに携わる記念酒、人気の試みな様ですね!重厚感のあるラベルの中に、七賢のどのような味わいのお酒が入っているのか、気になります◎

😀{今週は新しいコンテンツや商品の情報が目白押しでした!全てに共通するのは日本酒に対する愛と情熱、そう感じました🍶✨

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