【今週のお酒ニュースまとめ】23年5月31日~6月6日号

6月になりました!
ここ最近街を歩いていると、外国人旅行客の増加に驚かされています!
日本酒はもちろんのこと、魅力溢れる日本文化を楽しんで欲しいと心から願っています🌈
それでは今週のお酒ニュースまとめです🍶

🍶トピック🍶
➀.東京に新しい日本酒醸造所『東京八王子酒造』誕生
②.奈良の「水端」、ブロックチェーンで不正流通を防ぐ
③.在韓日本大使館文化院長の「日本酒講座」が人気!

➀.東京に新しい日本酒醸造所『東京八王子酒造』誕生

 2023年6月より「東京八王子酒造」が、東京都では令和初、十番目となる日本酒醸造所としてオープンします。

 その昔、八王子市には、酒蔵が20軒ほどあり日本酒造りが盛んに行われていました。ところが、2000年代に入ると徐々に酒蔵が減少。2012年には残っていた酒蔵醸造も全て幕を閉じました。そこで、途絶えてしまった日本酒醸造を復活させるため、2014年より「八王子の米で、八王子の酒蔵で」という理念をもとに準備をしてきました。

 そして、いよいよ八王子という地での日本酒造りへ踏み出すために、この新しい醸造所「東京八王子酒造」を計画。もともとは、田園の隣接地に「農のテーマパーク構想」という酒造りを通じて地域の農業とコミュニティを活性化することを目的とした酒蔵を拠点としたコミュニティ施設計画が発端です。その後、コロナ禍の数年を経て、改めて計画を見直し、都市型の醸造所と伝統文化のコラボレーションを軸に新たなコミュニティづくりを実施し、日本酒やCRAFT SAKEの可能性を広げるチャレンジとして生まれ変わり誕生したのが「東京八王子酒造」です。

 農業振興、地域活性化、体験価値提供、観光・インバウンドなどのこれまでの取り組みに加えて、都市型のクラフト醸造所を強みに年間を通して多種多様な酒造りに努め、新しい飲み手の拡大に取り組んでいきます。今後も行政や民間企業、大学などの研究機関、そして地元の皆さまとともに様々なことにチャレンジしていくとのこと。
現在、製品化を目指して酒造りを行っているとのこと、発売が楽しみです!応援していきたいです◎

東京八王子酒造

②.奈良の「水端」、ブロックチェーンで不正流通を防ぐ

 SBIトレーサビリティが提供するブロックチェーントレーサビリティサービス「SHIMENAWA(しめなわ)」が、奈良県の油長(ゆうちょう)酒造に採用されたことが5月30日発表されました。

 「SHIMENAWA」は日本酒の不正な流通を防ぐことを目的に、日本酒の「真贋証明」や「開封検知」、「日本酒のストーリー可視化」などを提供するソリューション。米R3社開発のエンタープライズ向けブロックチェーン基盤「Corda(コルダ)」とサトーのNFC/RFID技術のデジタルペアリングが活用されています。「真贋証明」機能により日本酒を購入する顧客に蔵元として本物を届けるという責任を果たすことができ、顧客からさらなる信頼性の向上が期待できます。また「開封検知」機能では、その銘柄が「いつごろ」、「どこで」、「どのくらい」消費されたかのデータを取得することができるという。そしてそのデータは、蔵元には経営への活用してもらう他、顧客には購入した特別な日本酒の希少性をさらに高めるといった新たな価値の提供が可能になります。
 
 同サービスの導入は、油長酒造の「水端(みづはな)」ブランドの水端1568(mizuhana 1568)から順次開始していくとのこと。今後は、代表銘柄「風の森(かぜのもり)」や「水端1355」にも「SHIMENAWA」の導入を進めていくとのことです。
 日本酒の魅力や価値最大化に追及していく、素晴らしい取り組みです◎

水端1568(mizuhana 1568)× SHIMENAWA(しめなわ)

③.在韓日本大使館文化院長の「日本酒講座」が人気!

 日本の外交官が韓国で行っている日本酒の講座が高い関心を集めています。「国際きき酒師 中條院長と旅する日本酒の世界」と題した講座が5月30日夕方、ソウルの日本大使館近くにある居酒屋で開催。講師を務めたのは国際きき酒師の資格を持つ日本大使館公報文化院の中條一夫院長で、講座は通訳を介さず韓国語で行われました。

 参加者は公報文化院の公式インスタグラムで募集しており、1回目は募集開始から1時間足らずで定員(約25人)を超えるなど、高い関心が寄せられました。年齢は20代から60代とさまざまで、女性の参加者が多いのも特徴です。講座で中條氏は日本酒の製法や種類、ラベルの読み方などを豊富な知識で分かりやすく紹介。参加者からは日本酒の飲み方や選び方、保管方法などの質問が相次ぎました。

 参加した40代の韓国人女性は「今年の日本旅行で初めて日本酒を飲んだが、とてもおいしかった」として、「もう日本酒の基本的な種類は知ったうえで飲むことができる」と語っていました。仕事で何度も日本を訪れた経験があるという60代の男性は「ワインに比べて日本酒は選び方があまりにも難しい。もっと勉強しなくちゃ」と笑顔でコメント。中條氏は「日本酒に対する関心と熱意が伝わってうれしい」と手応えを伝え、更に7月に4年ぶりに開催される「ソウル酒フェスティバル」の盛り上げにつなげていきたいと、意気込みを語っていました。
 蔵楽社はカンボジアにおいて、この様な活動も行っていきますので注目していてください◎

日本酒の講座を行う中條一夫・公報文化院長(同院提供)

😀{東京八王子酒造お酒の完成が待ち遠しい!応援していきたいですね🍶✨

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