【今週のお酒ニュースまとめ】23年11日15日~11月21日号

急に冷え込みが厳しく感じるようになってきましたね⛄
早くもお鍋に熱燗といきたいところです🍶✨
大好評をいただいておりますカンボジアレポートの第3弾が完成しました!
今回、視察をした高級和食レストランにフォーカスをしております。
興味深いのはOMAKASE(おまかせ)というスタイルの和食が富裕層を中心にブームとなっております。今回は、特にOMAKASEのお店にフォーカスをしました。
足を使って集めた情報をレポートにまとめましたので、コチラよりぜひご一読ください!
それでは今週の日本酒NEWSです🍶✨

🍶トピック🍶
➀.「真空日本酒」でGXを推進する実証実験を開始
②.玄米で日本酒製造、新潟・長岡のFERMENT8
③.過去最多の2,800名が来場!世界で唯一の日本酒とワインの新酒を愉しむ祭

➀.日本酒復権、「若者」と「輸出」に期待(詳細はコチラ)

 真空率99.5%を可能にする世界唯一の“真空特許技術”でサプライチェーン向け事業を展開する株式会社インターホールディングスは、日本各地の5酒蔵が参画し「真空日本酒」で全国の酒蔵のGX(グリーントランスフォーメーション)を推進する実証実験を、本日2023年11月10日(金)より開始しました。

 本取り組みは、2023年10月1日(日)に発足した『真空日本酒プロジェクト』の一環であり、その第2弾として応援購入サービ「Makuake(マクアケ)」にて、「日本酒5酒蔵の新たなチャレンジ!真空日本酒プロジェクトも開始しました。

インターホールディングス社の真空技術によるパウチの容器

 一升瓶に代わる新たな容器の利用シーンなど含めあらゆる有用性や、瓶から真空パウチになることで見込める物流コストおよびCO2排出量の大幅減などについて検証する予定です。
今後は、酒蔵専用の真空パウチ充填機の開発や、それに伴い可能性が広がる海外への販路拡大などを推進予定とのことです。
 

 コロナに伴う一升瓶の需要減少により、瓶回収業者の廃業や運送コストの高騰など日本酒業界の課題を、「真空技術」によって解決できる可能性があります。品質劣化にも強いことから海外輸出への活用も期待されますね!

②.玄米で日本酒製造、新潟・長岡のFERMENT8(詳細はコチラ) 

 食品販売のFERMENT8は、玄米を使用した日本酒造りを始めます。
新潟県内の酒蔵と共同で取り組み、酒米ではなく食用米の玄米をそのまま使って醸造をします。
日本酒の新たな製造方法を構築し、環境への配慮や酒蔵、コメ農家の負担軽減につなげていきます。

原料には、新潟県魚沼産の無農薬コシヒカリ玄米を使い、津南醸造(新潟県津南町)と共同で近く製造を始めます。
酒造に係る費用などはクラウドファンディングで集め、2024年4月の商品化を目指す。

目標額は50万円で、支援者への返礼品には醸造した日本酒や魚沼産コシヒカリなどを用意している。新型コロナウイルス禍もあって日本酒の需要予測が見通せず、酒蔵やコメ農家にとって酒米の栽培計画の策定が負担になっていたことが背景にあります。
 

玄米のまま日本酒を製造し、精米コストを減少させていきます

ファーメントエイトは農家の負担軽減や日本酒の新たな製造方法を構築するため、食用米での日本酒造りを始めました。
3月には精米した魚沼産コシヒカリを使った純米大吟醸「廣新(ひろしん)」の開発に成功。今回の取り組みでは玄米のまま製造することで、精米コストの削減にもつなげていきます。


 近年、精米をあまりしない「低精白」の日本酒は増えつつありますが、玄米の日本酒はかなり珍しいですね。
数年後には玄米や低精白の日本酒が市場でメジャーになっているかもしれませんね◎

③.過去最多の2,800名が来場!世界で唯一の日本酒とワインの新酒を愉しむ祭(詳細はコチラ)

 創業360年以上の歴史を持ち“山梨酒街道”の入り口に位置する笹一酒造株式会社は2023年11月11日(土) 、 11月12(日)の2日間できたての日本酒と日本ワインを味わえる世界で唯一のイベント、「笹一新酒まつり」を開催し、過去最多の約2800人が来場しました。

 今年最初にしぼられたフレッシュフルーティーな日本酒「笹一 初しぼり生」と、自社の畑で収穫した葡萄を笹一酒造で醸造するワインブランド「OLIFANT(オリファン)」の2023年の山梨ヌーボー「OLIFANT 甲州2023」「OLIFANT マスカット・ベーリーA2023」「OLIFANT デラウェア2023」をはじめ、笹一酒造が醸造する日本酒や日本ワイン全19種類を取り揃えました。

 その他山梨県のトップシェフが集まるペアリングメニューのコラボレーションやトークショーなども行われ、大いに盛り上がったとのことです。

 日本酒とワインの2つの新酒を味わえる唯一のイベントとのことで、大盛況だった模様です!
カンボジア出張につき参加ができなかったため、来年はぜひ参加したいです◎

笹一酒造の日本酒、自社醸造の日本ワインの2つの「新酒」一斉にお披露目

😀{冒頭でもお伝えした通り、カンボジアレポートの第3弾が完成しました!ぜひご一読ください◎🍶✨

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