カンボジアにて2/23(金)、2/24(土)に開催した“SAKE OPEN”ですが、おかげさまで大きな反響をいただきました!
特に高級価格帯の日本酒が飛ぶように売れ、一部製品は完売、2日間で約200万円の売上となりました◎
カンボジアにおける高級酒のニーズがしっかりと確認できたと共に、今後もマーケットの広がっていくことを体感できた2日間となりました!
小澤酒造様(澤乃井)、山梨銘醸様(七賢)、明利酒類様(雨下)、清水清三郎商店様(作)、松井酒造様(神蔵)にはこの場を借りて御礼を申し上げます。
今後も蔵楽はカンボジアマーケットの開拓をしてまいります!
それでは、今週の日本酒NEWSです🍶✨
🍶トピック🍶
➀.人気の日本酒がEUで「禁輸」危機
②.日本酒販路拡大へ。海外バイヤーなどが酒蔵見学ツアー(広島県)
③.石川県のお酒を飲んで応援!全国の飲食店有志による復興支援イベント開催(東京都)
➀.人気の日本酒がEUで「禁輸」危機(詳細はコチラ)
欧州連合(以下EU)が2023年以降、域内への日本酒輸出を禁止する検討を進めています。EUが瓶や缶の再利用や再資源化を義務づける現状の規制案では、現地で瓶を洗って再利用するのが難しい日本酒は禁輸対象となります。規制案は3月にも成立する見通しで、輸出に力を注ぐ日本政府は対象から外すよう外交攻勢をかけています。
EUの「包装・包装廃棄物規制案」は30年以降、飲料品や食品などを入れる瓶や缶といった容器の再利用やリサイクル材の利用を事業者に義務づける法規則です。ウイスキーなどの蒸留酒やワインは地元メーカーへの打撃が大きいとして義務を免除されたのですが、輸入品の日本酒は規制対象のままです。
欧州の和食レストランなどで消費される日本酒の4合瓶や一升瓶を現地で回収し、再利用すると膨大なコストがかかるため、現実的ではありません。このまま規制案が成立すれば、事実上の禁輸対象となります。
規制案は執行機関・欧州委員会が作成し、欧州議会や、閣僚で作るEU理事会は昨年、それぞれ修正案を採択しました。現在は3者協議で規制案の最終調整を進めています。日本政府は日本酒の義務免除について、欧州委の協力を取り付けたのですが、欧州議会の環境推進派が反対しています。EU理事会の対応も不透明で、EUの関係者は「日本酒の扱いは規制が成立するギリギリまで分からない状況」と話しています。
世界的に日本酒の人気は高まっており、EU域内への輸出額は18年の約13億円から22年には約20億円に上昇しています。この流れを止めて欲しくないです。
②.日本酒販路拡大へ。海外バイヤーなどが酒蔵見学ツアー(広島県)(詳細はコチラ)
広島県で造られた日本酒のおいしさを知ってもらい、販路の拡大につなげようと、海外のシェフやバイヤーを対象にした酒蔵の見学ツアーが、呉市にある盛川酒造株式会社(代表銘柄:白鴻、沙羅双樹)で行われました。
このツアーは、県内で造られる日本酒のおいしさを海外の人にも知ってもらい販路の拡大につなげようと広島県が企画したもので、フランスとイタリアのシェフやバイヤーなど11人が計5つの酒蔵を訪れました。 このうち、20日に訪れた森川酒造では、もろみの発酵具合を確認したり、日本酒をしぼったあとの酒かすを味見したりしていました。このあと、ヨーロッパでの提供を想定したワイングラスでの日本酒のテイスティングも行われ純米大吟醸や日本酒で造った梅酒などを飲み比べたほか、酒かすを使ったカステラなどのスイーツを楽しんでいました。
参加したミシュランの一つ星レストランで働くフランス人のシェフは「すべての酒造会社に違いがありとても刺激的です。フレンチでも白ワインの代わりに日本酒を使って料理することがあるが、その割合を多くしたい」と話していました。また発酵を専門とするイタリア人のシェフは「広島での天然醸造と、それが味に与える影響を感じることができてよかったです。酒かすはビーガンチーズの代わりとしても使えると思いました」と話していました。
当社は23日にカンボジアでBtoB商談会を実施いたしました。いつか、日本の蔵元へカンボジアバイヤーをお連れすることは今後の市場拡大において有効なのではと、記事を読ん思いました◎
③.石川県のお酒を飲んで応援!全国の飲食店有志による復興支援イベント開催(東京都)(詳細はコチラ)
全国の飲食店有志による日本酒元気玉実行委員会は、令和6年能登半島地震で大きな被害を受けた石川県の酒蔵を応援するため、復興支援イベント「日本酒元気玉」を企画しました。2024年2月26日(月)~3月3日(日)の期間中、各参加店舗にて支援セットメニューを提供するほか、3月3日(日)には、飲み歩きイベントと、東京・茅場町にて大宴会を開催します。売上の一部は、義援金として石川県酒造組合に寄付されます。
「令和6年能登半島地震」では、能登地方を中心に、建物の倒壊や商品の破損など、複数の酒蔵が被害を受けています。そんな石川県の酒蔵を応援するために企画されたのが、参加者の飲食が支援につながる復興支援イベント「日本酒元気玉」です。
3月3日(日)には飲み歩きイベントを行うほか、東京・茅場町にある「FinGATE KAYABA」にて大宴会を開催します。大宴会では、石川県の車多酒造(代表銘柄:天狗舞)の代表の車多一成さんとZoomをつなぎ、会場からエールを送ります。
◎イベント情報◎
- 名称:日本酒元気玉 <壱>通常営業
- 会場:各参加店舗
- 日時:2024年2月26日(月)~3月3日(日) ※各参加店舗の営業時間内
- 料金:【お酒+料理の支援セット】1,000円(売上の3割以上を寄付)
- 名称:日本酒元気玉 <弍>飲み歩きイベント
- 会場:各参加店舗
- 日時:2024年3月3日(日) 12:00~17:00
- 料金:
・【参加証】500円(全額寄付)
・【お酒+料理の支援セット】1,000円(売上の3割以上を寄付)
- 名称:日本酒元気玉 <参>大宴会
- 会場:FinGATE KAYABA(東京都中央区日本橋茅場町1-8-1)
- 日時:2024年3月3日(日)【第一部】13:00~16:00【第二部】17:00~20:00
- 料金:各部3,000円(経費を除いた全額を寄付/日本酒飲み放題/持ち込み自由)
- 参加方法:当日、会場にて申し込み。
- 備考:19:00より、石川県・車多酒造の代表の車多一成さんとZoomをつなぎます。
参加店舗や最新情報は、「日本酒元気玉」の公式アカウント(@genkidama_nihonshu)をご確認ください◎
😀{本日、夜の便でカンボジアから日本へ帰国いたします!今回学んだことをきちんと振り返り、整理して、今後に生かして参ります🍶✨
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