【今週のお酒ニュースまとめ】23年9日6日~9月12日号

まだまだ残暑が厳しいですね。
しかし空を見上げてみると秋の雲だったり、耳を傾ければ秋の虫の鳴き声が聞こえたり、
涼やかな気持ちになる秋の要素が増えてきました◎
お米も美味しく実ることを願って・・・🌾✨
それでは今週のお酒NEWSまとめです🍶✨

🍶トピック🍶
➀.「2023年度 全米日本酒歓評会」の結果発表!
②.香港の日本酒コンクール「Oriental Sake Awards 2023」受賞酒発表!
③.福島の日本酒、パリで試飲会

➀.「2023年度 全米日本酒歓評会」の結果発表!(詳細はコチラ)

 2001年から毎年開催されている、日本国外でもっとも歴史の長い日本酒の品評会「全米日本酒歓評会」の結果が発表されました。
厳格な審査のもと、198蔵578銘柄のなかから141点に金賞、137点に銀賞が授与され、そのなかでさらに高得点を獲得した出品酒には、グランプリ・準グランプリが与えられます。

以下結果です!
 グランプリ/準グランプリ(グランプリは各部門で最も高い評価を得た出品酒に授与、準グランプリはグランプリの次点の出品酒に授与されます。)

●大吟醸酒部門A:精米歩合40%以下
グランプリ
・「大吟醸 山荘」鶴見酒造株式会社(愛知県)
準グランプリ
・「口万 純米大吟醸 原酒一回火入れ」花泉酒造株式会社(福島県)
・「七田 純米大吟醸 Parfait」天山酒造株式会社(佐賀県)

●大吟醸酒部門B:精米歩合50%以下
グランプリ
・「越前岬 大吟醸」田邊酒造有限会社(福井県)
準グランプリ
・「望bo:純米大吟醸 雄町」株式会社外池酒造店(栃木県)
・「燦爛 純米大吟醸 夢ささら」株式会社外池酒造店(栃木県)

●吟醸酒部門
グランプリ
・「燦爛 純米吟醸 夢ささら」株式会社 外池酒造店(栃木県)
準グランプリ
・「勝山 純米吟醸 献」仙台伊澤家勝山酒造株式会社(宮城県)
・「雪の茅舎 純米吟醸」株式会社齋彌酒造店(秋田県)

●純米酒部門
グランプリ
・「今錦 中川村のたま子 特別純米」米澤酒造株式会社(長野県)
準グランプリ
・「紀土 特別純米酒 雄町」平和酒造株式会社(和歌山県)
・「あたごのまつ 特別純米」株式会社新澤醸造店(宮城県)

 エメラルド賞(第1回から今回までの審査における受賞結果について、金賞と銀賞の受賞結果を数値化して合計点を算出し、累計得点が最も高くなったエメラルド賞受賞経験のない蔵元に贈られます。)
・有限会社渡辺酒造店(岐阜県)

受賞結果
大吟醸酒部門A:精米歩合40%以下(出品数:186点/金賞:43点/銀賞:38点)
大吟醸酒部門B:精米歩合50%以下(出品数:116点/金賞:28点/銀賞:28点)
吟醸酒部門(出品数:160点/金賞:42点/銀賞:41点)
純米酒部門(出品数:116点/金賞:28点/銀賞:30点)

詳細受賞結果はコチラの公式サイトよりご覧ください!
 受賞されたみなさま、おめでとうございます◎

「2020年度 全米日本酒歓評会」の審査風景
「2023年度 全米日本酒歓評会」

②.香港の日本酒コンクール「Oriental Sake Awards 2023」受賞酒発表!(詳細はコチラ) 

 香港の国際日本酒コンクール「Oriental Sake Awards 2023」のメダル受賞酒が9月7日に発表されました。2022年に香港で初めて開催された「Oriental Sake Awards」(以下「OSA」と略)は、アジアの酒類専門家によるブラインドテイスティングで審査され、アジアの消費者に好まれる日本酒を選出するコンクールです。

以下金賞受賞酒を、各部門ごとに抜粋してご紹介します。
●「純米大吟醸/純米吟醸(淡麗)」部門
・「もえ姫 純米大吟醸」株式会社新澤醸造店(宮城県)
・「MINAKI 極幻 FORMULA.2」株式会社reborn(山形県)

●純米大吟醸/純米吟醸(芳醇)部門
・「七水 純米吟醸55 雄町」株式会社虎屋本店(栃木県)
・「梵・特撰純米大吟醸」合資会社加藤吉平商店(福井県)

●大吟醸/吟醸(淡麗)部門
・「人気一木桶仕込み吟醸」人気酒造株式会社(福島県)
・「金鶴 大吟醸」加藤酒造店(新潟県)

●大吟醸/吟醸(芳醇)部門
・「真野鶴 万穂 磨35大吟醸」尾畑酒造株式会社(新潟県)
・「龍力 大吟釀 生酒 YK35 荒走」株式會社本田商店(兵庫県)

●本醸造部門
・「愛宕の松 県内本醸造」株式会社新澤醸造店(宮城県)

●純米酒(旨味濃醇)部門
・「群馬泉 超特選純米」島岡酒造株式会社(群馬県)

●純米酒(淡麗)部門
・「三千盛 純米ドライ」株式会社三千盛(岐阜県)
・「幸姫 特別純米酒」幸姫酒造株式会社(佐賀県)

●スパークリング部門
・「七賢 杜ノ奏 スパークリング」山梨銘醸株式会社(山梨県)

●「生酒」部門
・「菊の司 innocent 40」菊の司酒造株式会社(岩手県)
・「醸す森 純米大吟醸 生酒」苗場酒造株式会社(新潟県)

公式サイトの結果発表は、こちらをご覧ください。
 受賞されたみなさま、おめでとうございます◎

Oriental Sake Awards 2023
「Oriental Sake Awards 2023」

③.福島の日本酒、パリで試飲会(詳細はコチラ)

 フランス・パリで9月7日、福島県産日本酒の販路拡大に向けた試飲会が開かれました。飲食店関係者らが大勢参加し、県内14社の30銘柄をテイスティングしました。東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に関しては「フランスではほとんど気にされていない」との声が聞かれたそうです。

 パリのフレンチレストランで料理長を務める半田健一さんは、福島産の日本酒を「奥ゆかしい味わい。うま味がじわじわ伝わる」と高く評価していました。別のレストランでソムリエとして働くジャンフランソワ・マルテイユさんは、コースの料理ごとに提供する日本酒を探しに来場し「気に入った銘柄が幾つもあった」と話していました。
 
パリに足を運んだ豊国酒造(福島県古殿町)の矢内賢征代表は、処理水問題が気がかりだったが「ネガティブな反応はなく、安心した」とほっとした様子を見せていました。国権酒造(福島県南会津町)の細井信浩代表は「フランスは食の本場。胸を借りるつもりで来たが、懐の深さを思い知った」と感心していました。会津酒造の渡部裕高専務は「日本酒は仏料理との相性がいい。まだまだ販路を広げるチャンスがある」と手応えを感じていました。
 日本食ブームの欧州に、日本酒販路の拡大が期待されますね◎

7日、パリで開かれた福島県産日本酒の試飲会
パリで開かれた福島県産日本酒の試飲会の様子
※リンク先は福島県酒造組合

😃{日本酒が様々な形で海外で飲まれ、評価され、広まっていく、当社も現在の活動を継続し、貢献してまいります🍶✨

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