【今週のお酒ニュースまとめ】23年8日16日~8月22日号

8月8日の立秋を過ぎ、暦のうえでは秋なのですが
10月まで暑いのではと心配になるくらい毎日毎日暑いですね💦
お水は1時間に150~200mlを、少量の塩分と共に摂取するのが良いとされているようです◎
美味しくお酒を飲むためにも、日々、色々と気を付けていきたいですね!
それでは今週のお酒NEWSまとめです🍶✨

🍶トピック🍶
➀.「全国燗酒コンテスト2023」の審査結果発表!!
②.八海山、新ブランドロゴに込めた海外市場への本格参入
③.唯一無二の日本酒体験!完全招待制の複合施設「SHINKA」

➀.「全国燗酒コンテスト2023」の審査結果が発表!!(詳細はコチラ)

 燗にして美味しいお酒を評価する「全国燗酒コンテスト2023」の審査結果が発表されました。

全国の241の酒造会社から出品された808点が、以下の4部門に分けられ、専門家によるブラインドテイスティングで審査されました。
各部門の上位30%が金賞、最上位5%が最高金賞と認定されています。
以下、ランダムで抜粋してご紹介します!

●お値打ちぬる燗部門:720mLで1,100円(税別)以下、もしくは、1.8Lで2,200円(税別)以下。審査温度は45℃。
【最高金賞】
・「大吟醸 北秋田」株式会社北鹿(秋田県)
・「金紋世界鷹 純米吟醸」株式会社小山本家酒造(埼玉県)
【金賞】
・「甲子 純米 うまから 磨き八割」株式会社飯沼本家(千葉県)
・「特撰純米酒 越後桜」越後桜酒造株式会社(新潟県)

●お値打ち熱燗部門:720mLで1,100円(税別)以下、もしくは、1.8Lで2,200円(税別)以下。審査温度は55℃。
【最高金賞】
・「金盃 尊皇」山﨑合資会社(愛知県)
・「玉乃光 純米吟醸 酒魂」玉乃光酒造株式会社(京都府)
【金賞】
・「春鶯囀 本醸造」株式会社萬屋醸造店(山梨県)
・「寒竹 辛口」戸塚酒造株式会社(長野県)

●プレミアム燗酒部門:720mLで1,101円(税別)以上、もしくは、1.8Lで2,201円(税別)以上。審査温度は45℃。
【最高金賞】
・「作 雅乃智」清水清三郎商店株式会社(三重県)
・「唯々 生酛純米大吟醸」竹内酒造株式会社(滋賀県)
【金賞】
・「春鹿 本醸造 極味」株式会社今西清兵衛商店(奈良県)
・「農酵酒 sign 88」都錦酒造株式会社(島根県)

●特殊ぬる燗部門:にごり酒、古酒(常温で3年以上貯蔵されたもの)、樽酒(「樽酒」と表示があるもの)、山廃生酛系など。審査温度は45℃。
【最高金賞】
・「神泉 懐石酒 回」東酒造株式会社(石川県)
・「賀茂鶴 樽酒」賀茂鶴酒造株式会社(広島県)

【金賞】
・「熟成純米酒 開明」株式会社元見屋酒店(愛媛県)
・「ちえびじん 生酛純米」有限会社中野酒造(大分県)
 
 受賞された酒蔵のみなさま、おめでとうございます◎
 ※全結果はコチラもしくは画像リンク先からご覧いただけます※

審査会場の様子

②.八海山、新ブランドロゴに込めた海外市場への本格参入(詳細はコチラ)

 「八海醸造」(新潟県南魚沼市)が、海外市場での展開に向けて本腰を入れ始めています。米ニューヨークにある日本酒醸造所と業務資本提携を結んでいる同社は、生産量を拡張するための新しい蔵をニューヨークで今秋オープンさせます。また、昨年で創業100周年を迎えたことを契機に「世界を目指す決意の象徴」(同社)として新たなロゴも制定しました。国内市場で日本酒の販売量が頭打ちとなるなど〝日本酒離れ〟が進む中、海外で「SAKE」の魅力を発信していきます。

今回完成したロゴは「Hakkaisan」とアルファベット表記となっており、今後はすべての商品にこのロゴが明記されるそうです。「洋風、和風など多様な場面に適応できて、印象にも残りやすいデザイン。今後展開していく新商品や事業に関してもこのロゴで統一することによって、ブランドイメージの向上を図っていきたい」と八海山の南雲二郎社長は新たなロゴ制定の意義を強調しています。

 同社は令和3年、米国で「ハッカイサンブルワリーUSA」を設立。また、2人の米国人が平成28年に創業したニューヨーク初の酒蔵「ブルックリンクラ」との間で、令和3年に業務資本提携を締結しました。現在はブルックリンクラとともに共同で蔵を新設しており、今秋には現地で酒造りに着手する見込みです。八海醸造からも2人の杜氏を派遣し、米国で成し遂げられなかった日本酒の開発を始める予定です。米国では、日本酒に対する知識や歴史などを紹介するためのスペースも新設し、現地で日本酒に対する啓発活動も行います。

 ブルックリンクラのブライアン・ポーレンCEOは「私たちのゴールは、日本酒を世界飲料にすること。新しい蔵では量産できるだけでなく、今までできなかったような新しいものも造り出せる」と意気込んでいました。また、南雲社長は「現地の米、水を使って日本酒を造り出し、現地で暮らす人々が楽しく飲める、そんな市場が出来上がることが必要。海外で現地の人が酒を造ることで、日本酒が世界の〝日常酒〟として育っていくと考えている」と話していました。
 「日本酒を世界飲料にする」この強い意志と意気込み、蔵楽社も見習ってまいります◎

自社の商品を手にする八海醸造の南雲二郎社長(右から3人目)
=東京都内(株式会社 産経デジタル)

③.唯一無二の日本酒体験!完全招待制の複合施設「SHINKA」(詳細はコチラ)

 創業から137年目を迎える群馬県の永井酒造(群馬県利根郡)といえば、近年、熟成酒やスパークリング日本酒など、従来の日本酒のイメージを覆す酒を続々と世に送り出し、国内はもとより、海外にも熱烈なファンダムを擁する人気酒蔵です。その永井酒造が、2023年8月1日にテイスティングルームと醸造研究所を備えた完全招待制の新施設「SHINKA」を、酒蔵のある群馬県利根郡川場村にグランドオープンしました。

 今回グランドオープンした「SHINKA」は1日1組限定の完全招待制。永井酒造が手掛ける熟成酒やスパークリング日本酒のほか、併設された「醸造研究所」で斬新な手法を用い、小ロットで生産される気鋭の日本酒、通称〈ラボSAKE〉の試飲や購入も可能です。 このほか、3種の日本酒テイスティングプランも用意されており、「発酵」をキーワードに作られるフレンチベースのアミューズブッシュ3品(別料金)とのペアリングを楽しむこともできます。

 「SHINKA」には招待状が必要で、8月1日より販売されている「2008熟成酒シリーズ」(「MIZUBASHO VINTAGE 2008」、「MIZUBASHO VINTAGE 2008 大吟醸」、「THE MIZUBASHO PURE 2008」の3種)に同封されており、そこに記載されたQRコードから申し込むようになっています。永井酒造が手掛けるヴィンテージシリーズは、-3~-5℃に設定された氷温セラーで手抜かりなく管理され、10年以上の歳月をかけて熟成された逸品ぞろい。みずみずしく繊細な香りと、何層にも重なった複雑でエレガントな味わいの調和は、まさに唯一無二です。
 時の流れによって生まれるヴィンテージ日本酒を堪能したら、同封の招待状を手に、さらなる日本酒の夢と可能性に触れる「SHINKA」への旅に出かけてみてはいかがでしょう◎
 

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「SHINKA」

😃{暑い夏に汗をかきながら食べる鍋が好きなのですが、それと似た感覚で夏に飲む熱燗も大好きです🍶✨

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