【今週のお酒ニュースまとめ】23年7日5日~7月11日号

カンボジアにて1週間に渡り、様々な日本酒イベントを行ってまいりました🍶
新しい発見と学びの連続、素晴らしい出会いもあり、非常に貴重な時間となりました!
またレポート作成次第公開いたしますので、お楽しみに◎
それでは今週のお酒ニュースまとめです🍶✨

🍶トピック🍶
➀.IWC2023「SAKE部門」のチャンピオン・サケ発表!
②.マカオのウィン系IRでIWC受賞SAKEイベント開催
③.日本酒の魅力で栄冠 日系3世松本さん

➀.IWC2023「SAKE部門」のチャンピオン・サケ発表!(詳細はコチラ)

 2023年7月5日(日本時間)に、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2023の「SAKE部門」における「チャンピオン・サケ」「グレートバリュー・アワード」「サケ・ブリュワリー・オブ・ザ・イヤー」が発表されました。速報でお伝えします。

 SAKE部門は「普通酒」「純米酒」「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」「本醸造酒」「吟醸酒」「大吟醸酒」「スパークリング」「古酒」の9カテゴリーに分けられ、それぞれの部でブラインドテイスティングによる審査が行われました。審査結果に応じて与えられる評価は「ゴールドメダル」「シルバーメダル」「ブロンズメダル」「大会推奨酒」の4つ。ゴールドメダルを獲得した出品酒の中で特に優れた数点に「トロフィー」の栄誉が与えられ、その「トロフィー」を獲得した中の1点に、SAKE部門の最高賞として「チャンピオン・サケ」の称号が授けられます。

 また、日本における小売価格が四合瓶換算で1,200円(税抜)以下、かつ生産量が四合瓶換算で10万本以上という優れたコストパフォーマンスを持った数点に与えられるのが「グレートバリュー」。その中の1点が「グレートバリュー・アワード」に選出されます。さらに、出品した複数の日本酒すべてが高い評価を得た酒蔵は、「サケ・ブリュワリー・オブ・ザ・イヤー」として表彰されます。
 

◎「チャンピオン・サケ」受賞酒
 「十六代九郎右衛門 純米吟醸 美山錦」株式会社湯川酒造店(長野県)

◎「グレートバリュー・アワード」受賞酒
 「菊正宗 しぼりたて ギンパック」菊正宗酒造株式会社(兵庫県)

◎「サケ・ブリュワリー・オブ・ザ・イヤー」受賞蔵
  株式会社新澤醸造店(宮城県)

 受賞蔵のみなさま、本当におめでとうございます!!!

※先日発表された、IWC 2023の「SAKE部門」のメダル・トロフィーの受賞結果は以下の記事でご覧ください。
メダル受賞結果
トロフィー受賞結果

IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2022
International Wine Challenge 2023
米リンク先はIWC公式HP

②.マカオのウィン系IRでIWC受賞SAKEイベント開催(詳細はコチラ)

 マカオの統合型リゾート(IR)ウィンマカオとウィンパレスで7月21、22日に世界最大規模のワインコンテストとして知られるIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)のSAKE部門を受賞した日本酒をテーマにしたイベント「IWC Prestige Sake Feast」が開催されます。

 ウィンの発表によれば、IWCは著名なワイン評論家であるロバート・ジョセフ氏とチャールズ・メトカーフ氏によって1894年から毎年ロンドンで開催されているもので、2007年にSAKE部門が加わり、日本国外で開催される日本酒コンテストとしては最大規模を誇り、日本酒を海外へ紹介するプラットフォームになっています。

 今回のイベントは、トップクラスの8つの蔵元による「トロフィー」受賞歴を持つ銘柄を含む日本酒23種のテイスティング、MW(マスター・オブ・ワイン)大橋健一氏を講師に迎えての日本酒マスタークラス、ウィンマカオのミシュラン2つ星を獲得した日本料理「泓」のエグゼクティブシェフ前田裕紀氏とアジアのベストレストラン50に複数回ランクインした中国料理「永利宮」のエグゼクティブシェフ譚國鋒氏のコラボレーションによるスペシャルメニューと受賞歴を持つ日本酒とのペアリングが楽しめるガラディナーなどで構成されるということです。
 受賞酒を最高ランクの場所とお料理といただける、夢の様な2日間ですね◎

「IWC Prestige Sake Feast」イベントの告知フライヤー
※リンク先は会場となるWynnの総合HP

③.日本酒の魅力で栄冠 日系3世松本さん(詳細はコチラ)

 「米国料理界のアカデミー賞」と呼ばれ、多様な功績を表彰する「ジェームズ・ビアード賞」。今年の授賞式が6月3日に開かれ、日系3世の米女性ジャーナリストが日本酒の魅力を紹介する本で賞を獲得しました。6月21日に時事通信社の取材に応じた受賞者、ナンシー松本さんは、取材のテーマは幾つもあるが「日本酒は書き続ける」と決意を示しました。

 受賞したのは、酒ソムリエの知人と共同執筆した「エクスプロアリング・ザ・ワールド・オブ・ジャパニーズ・クラフトサケ(地酒の世界を探る)」。丹念な取材が評価され「レシピなしの飲み物」部門で栄冠に輝きました。松本さんは「ためになる楽しい読み物。日本を多く学べる」と出来栄えに胸を張っています。

 調査や執筆に2年間を費やした240ページの英語の本には、日本と北米の35カ所の酒蔵を訪れて得た情報、写真をふんだんに掲載しました。製造法など酒の基本情報だけでなく、訪問先で教わった「きりたんぽ鍋」「野沢菜天ぷら」など郷土料理の作り方も盛り込んでいます。
 松本さんは米中西部シカゴ生まれで、母方の祖母の家族は千葉県で酒としょうゆを造っていました。文化、歴史に関わりがある日本酒に自然と関心が向いたのでしょう。
 日本酒は飲むだけでなく、読んでも面白いだなんて、楽しみが尽きないですね◎

ジェームズ・ビアード賞の授賞式であいさつするナンシー松本さん

😃{ワールドワイドな話題が盛りだくさんでした!蔵楽も、カンボジアの素敵な日本酒情報をお届けしていく所存です🍶✨

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