【今週のお酒ニュースまとめ】23年5月17日~5月23日号

そろそろ梅雨入り間近になってきましたね☔
雨に濡れた紫陽花はとても美しいので、梅雨で鬱々としそうな時は
紫陽花を探してみると気分だけは晴れやかになれるのでオススメです🌈
それでは今週のお酒ニュースまとめです🍶

🍶トピック🍶
➀.IWC 2023「SAKE部門」のメダル受賞酒発表
②.「凍眠」で凍らせた搾りたての生酒、冷凍販売開始
③.杜氏の情熱や日本酒に魅せられ 山口の酒蔵を英語で紹介

➀.IWC 2023「SAKE部門」のメダル受賞酒発表

 5月18日(木)に、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2023のSAKE部門におけるメダル受賞酒が発表されました。速報でお伝えします。
 2023年のSAKE部門は「普通酒」「純米酒」「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」「本醸造酒」「吟醸酒」「大吟醸酒」「スパークリング」「古酒」の9カテゴリーに分けられ、それぞれの部でブラインドテイスティングによる審査が行われました。SAKE部門は1,601銘柄が出品。そのうち、98点がゴールドメダルに輝きました。

以下、各部門一銘柄をランダムで抜粋してご紹介します。

●普通酒 部門(ゴールドメダル受賞数:2)
・・・「一ノ蔵 酒+(プラス)」株式会社一ノ蔵(宮城県)

●本醸造酒 部門(ゴールドメダル受賞数:3)
・・・「特撰白雪」小西酒造株式会社(兵庫県)

純米酒 部門(ゴールドメダル受賞数:12)
・・・「しずく媛 純米酒」桜うづまき酒造株式会社(愛媛県)

●純米吟醸酒 部門(ゴールドメダル受賞数:23)
・・・「豊能梅 純米吟醸 いとをかし」高木酒造株式会社(高知県)

●純米大吟醸酒 部門(ゴールドメダル受賞数:28)
・・・「愛友 純米大吟醸」愛友酒造株式会社(茨城県)

●吟醸酒 部門(ゴールドメダル受賞数:2)
・・・「大雪渓 アルプス 吟醸」大雪渓酒造株式会社(長野県)

●大吟醸酒 部門(ゴールドメダル受賞数:15)
・・・「雜賀孫市 大吟醸」株式会社九重雜賀(和歌山県)

●古酒 部門(ゴールドメダル受賞数:9)
・・・「浮城 さきたま古代酒 20年古酒」横田酒造株式会社(埼玉県)

●スパークリング 部門(ゴールドメダル受賞数:4)
・・・「七賢 杜ノ奏 スパークリング」山梨銘醸株式会社(山梨県)

その他「IWC 2023」SAKE部門のメダル受賞酒一覧はこちらからご覧ください。
 受賞蔵のみなさま、本当におめでとうございます!!

IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)

「凍眠」で凍らせた搾りたての生酒、冷凍販売開始

 株式会社テクニカン(以下:テクニカン)は「獺祭」で人気の 旭酒造株式会社や南部美人など、全国26の蔵元とコラボし、「凍眠」で凍らせた搾りたての生酒を冷凍のまま販売することを公表しました。
 
 通常、日本酒は「火入れ」による殺菌処理を施し、長期間保管できるように手を加えて出荷されます。火入れをしていない搾りたての「生酒」はフルーティで瑞々しい口当たりが特徴ですが、鮮度保持が困難であることから製造元の蔵へ足を運ぶことでしか味わえませんでした。日持ちしない生酒を冷凍すれば良いと思われがちですが、従来の冷凍方法では水とアルコール分が分離してしまい、味が大幅に劣化してしまう問題を抱えていました。また、凍結時に水分が膨張し瓶が破損してしまうケースも少なくありません。このような状況から、従来日本酒を冷凍するという文化は存在していませんでした。

しかし、テクニカンの自社開発の急速冷凍装置「凍眠」を使用することによって、日本酒の冷凍が実現。水分の膨張を抑制し、瓶が割れずにアルコールと水分の分離も非常に少ないことから、蔵で搾りたての味わいを自宅でも楽しめるようになりました。
 凍眠生酒の提供について、テクニカンの担当者は「今後は生酒以外の日本酒も『凍眠』で冷凍することにより、蔵元の想いやストーリー性なども一緒にお楽しみいただく事が可能です。各蔵元のこだわりの生酒を『凍眠』で冷凍し、ブランド化を図ることで日本酒の新たな需要喚起、ひいては地方創生を目指してまいります」とコメントを寄せています。
 技術の進化によって、より多くの日本酒が身近に楽しめるようになってきているのを嬉しく思います◎

「凍眠」イメージ写真

杜氏の情熱や日本酒に魅せられ 山口の酒蔵を英語で紹介

 日本酒の味と蔵人の個性に魅せられた山口県光市虹ケ浜の米国人ジミー・ライオンさんが、県内の造り酒屋を英語で紹介する本「DISCOVERING Yamaguchi Sake(山口県の地酒との出会い)」を母国で出版しました。杜氏の酒造りへの情熱など日本酒の魅力を、米国人の視点で伝えています。

 五橋(酒井酒造、岩国市)原田(はつもみぢ、周南市)長門峡(岡崎酒造場、萩市)―。県内23の酒蔵などを取り上げており、「フルーティーで飲みやすい」「燗がおすすめ」といった、味わうポイントを紹介しています。もろみや生酛などの用語解説、蔵のプロフィルに加え、意欲的に地酒を扱う小売店なども掲載しています。フリーランスの翻訳者兼ライターのライオンさんは「酒どころ山口を世界の人に知ってほしい」と力を込めていました。

 ライオンさんは2004年、英会話教師として来日し宇部市へ、07年に光市に移住しました。もともとビール党でしたが、山縣本店(周南市)の酒蔵を見学し、日本酒に興味を持つようになったそうです。そして、国際唎酒師の資格も取得しました。「日本酒を飲んで感動する喜びを伝えたい」と、20年3月から約2年間、山口県内の蔵元を回り酒造りへの思いを取材してきました。「蔵人の想像以上の努力に気づかされた」「いい酒がありながら埋もれているのが残念。県内の人にも改めて地酒の良さを再発見してもらえれば」とコメントしています。
今回の出版を「素晴らしいお酒を造ってもらっている恩返しの一冊」と笑顔で語っていました。
 外国人から見た日本酒の魅力、気づかされる点が多くありそうですね◎

「DISCOVERING Yamaguchi Sake」

😃{今年もIWC発表されましたね!いくつか気になるお酒があったので週末買いに行ってみようと思います😀受賞された酒蔵の皆様、本当におめでとうございます🍶🌈✨

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