【今週のお酒ニュースまとめ】24年7日17日~7月23日号

こんにちは!今回は久しぶりにカンボジアよりお届けしています✨

今週末27日㈯はイオンカンボジアにて日本酒の試飲販売を行います!
もし、万一、たまたま、偶然にも、カンボジアへ行くよ!プノンペンに行くよ!という方!
カンボジアのイオン1にてお待ちしておりますので、是非、お立ちよりください!!!

それでは今週の日本酒NEWSです🍶✨

🍶トピック🍶
➀.奈良先端大、日本酒の味わいの研究のため「清酒製造免許」取得(奈良県)
②.米の消費拡大へ “薩摩の米蔵”伊佐で飯米使った日本酒開発(鹿児島県)
③.「OSAKA-JO SAKE SQUARE 2024~オオサカジョー サケ スクエア2024~」今年も開催決定!

➀.奈良先端大、日本酒の味わいの研究のため「清酒製造免許」取得(奈良県)(詳細はコチラ)

 奈良先端科学技術大学院大学(奈良県生駒市)が今月、「清酒製造免許」を取得しました。バイオサイエンス領域微生物インタラクション研究室が進める、新しい味わいと香りの日本酒の開発を加速させるねらいがあるそうです。

 この免許は、日本酒の研究目的に限られ、年間40リットルまでしか製造できません。それでも、同研究室の渡辺大輔准教授は、「日本酒のもろみの中にある酵母遺伝子の働きなど、これまでできなかった研究が可能になった」と喜んでいます。税務署に免許を申請する書類の作成に半年ほどかかったそうです。

 仕込みの段階から製造方法を模索することで、日本酒の品質に関わる先進的研究や製品化のスピードが速まるのが大きなメリットです。すでに、県外の複数の酒蔵から共同研究のオファーがあったとのことです。とくに、昔からある酒蔵や中小企業では研究設備をもたないケースもあることから、奈良先端大の設備やノウハウと組み合わせる産学連携の活性化も図れるというのです。

 今のところ酵母遺伝子のすべてが解明できていません。このため、今後の研究によって、味わいや香りを左右する成分を生み出す酵母遺伝子の発見などに期待がかかります。これまで、バナナの香り(酢酸イソアミル)、リンゴの香り(カプロン酸エチル)の酵母は知られています。渡辺准教授は、「私が好きな桃の香りや、森の香りなどの日本酒が造れたら」と、今から研究の成果を楽しみにしています。

酵母の発酵実験に取り組んでいる渡辺大輔准教授
(朝日新聞デジタルより)

日本酒の奥深い味わいや個性あふれる香りたち、研究によってより再現性のある日本酒造りが可能になると嬉しいです◎

②.米の消費拡大へ “薩摩の米蔵”伊佐で飯米使った日本酒開発(鹿児島県)(詳細はコチラ)

 鹿児島県内一の米どころで、「薩摩の米蔵」ともいわれる伊佐市の、食用の米である「飯米」を用いた日本酒が開発されました。米の消費量が落ち込む中、日本酒を通じた消費拡大を目指しています。「飯米」を用いた日本酒は、今月16日に伊佐市で発表され、販売に先立ち、この日本酒の製造のために設立された会社や、コメを提供する農家などが集まって試飲会が行われました。

 日本酒の製造には、通常、専用の「酒米」が使われますが、この日本酒は「飯米」を使用しています。用いられる米は、すべて地元・伊佐市で生産された「ヒノヒカリ」で、「飯米」にも対応している機械で精米したあと、発酵させて製造しているということです。

 伊佐市は一昨年、米の作付け面積が2320ヘクタールで生産量は1万1500トンに上る、県内一番の米どころですが、全国的に米の消費量が落ち込む中で、日本酒を通じて伊佐の米に関心を持ってもらい消費拡大につなげる狙いだということです。

 米農家の亀割浩介さんは「伊佐米はおいしいのでこのお酒を飲みながら、米ももっと食べて欲しい」と話していました。伊佐市出身で日本酒の製造会社の代表の齊木由香さんは、「この日本酒が伊佐の活性化につながればいいなと思う」と話していました。この日本酒はインターネットから予約でき、来月にも発送が始まる見込みです。

「ヒノヒカリ」を使用して造られた日本酒

お酒好き、日本酒好きでないと”酒米”と”飯米”があるということ自体知らなかったりするものです。日本酒造りに飯米を使用することは、日本酒好きからの飯米消費拡大に期待できそうですね◎

③.「OSAKA-JO SAKE SQUARE 2024~オオサカジョー サケ スクエア2024~」今年も開催決定!(詳細はコチラ)

 大阪府酒造組合とFM802 / FM COCOLO / ZIP-FMが、大阪をはじめ関西の酒造業界の活性化をめざし昨年初開催した日本酒試飲イベント「OSAKA-JO SAKE SQUARE~オオサカジョー サケ スクエア~」が、JR大阪城公園駅 駅前広場にて今年も開催することになりました。

 古来より日本の酒文化が息づく関西地域。天下一の酒どころとして、そして「下り酒」としてもてはやされた大阪。有数の酒米の生産県であり豊かな地下水が供給されている滋賀。全国有数の酒蔵が集まる京都、そして兵庫。日本酒発祥の地、奈良。紀伊山地より流れ出る伏流水が仕込み水として使われてきた和歌山

 かつて「天下の台所」と呼ばれていた大阪では、 畿内一円の酒が集まり、そして愛飲されてきました。そんな大阪の歴史の象徴である大阪城に、大阪の酒蔵を中心に関西各県の蔵元が集まるイベントが 「OSAKA-JO SAKE SQUARE~オオサカジョー サケ スクエア~」です。 2年目となる今年は、10月5日(土)・6日(日)の2日間、JR大阪城公園駅の駅前広場に、大阪をはじめ関西各地の蔵元が20蔵集まります。 会場には、有料試飲ブースのほか、おつまみブース、お土産用販売ブースやDJブースを設け、お酒の肴として「音楽」を聞きながら楽しむことができるイベントになります。

■出店蔵元(20蔵が出展し、55種類以上の銘柄が楽しめます)
◇大阪
秋鹿酒造(秋鹿・奥鹿)/ 井坂酒造(三輪福)/北庄司酒造店(荘の郷)/清鶴酒造(清鶴)/壽酒造(國乃長) /西條(天野酒)/大門酒造(利休梅)/山野酒造(片野桜)/利休蔵(千利休)
◇滋賀
川島酒造(松の花) /多賀(多賀)/松瀬酒造(松の司)/吉田酒造(竹生嶋)
◇京都
北川本家(富翁・ふり袖) /熊野酒造(久美の浦)/東和酒造(六歓)/松井酒造(神蔵)
◇奈良
澤田酒造(歓喜光)/長龍酒造(吉野杉の樽酒)
◇和歌山
平和酒造(紀土) (和歌山)

「OSAKA-JO SAKE SQUARE 2024~オオサカジョー サケ スクエア2024~」

●開催概要(予定)
【開催日時】
2024年10月5日(土)11:00~18:30/10月6日(日)11:00~17:30
※ラストオーダーは終了30分前
【会場】
JR大阪城公園駅 駅前広場
【主催】
大阪府酒造組合/FM802/FM COCOLO/ZIP-FM
【オフィシャルサイト】
https://zip-fm.co.jp/osaka-jo-sakesquare24/
【お問い合わせ】
OSAKA-JO SAKE SQUARE 運営事務局
・FM802サポートデスク(平日11:00~17:00)
 https://funky802.com/webmate/Support/input
・ZIP-FM (平日10:00~18:00)
 052-972-0778 

6月に横浜の赤レンガ倉庫で行われた「ヨコハマサケスクエア」に行きましたが、本イベントにて使用されるアプリ「酒フェスガイド」が非常に快適で感動しました。チケット購入~入場~会場マップ~出展蔵及び全銘柄の解説、お気に入り登録、などなど全てアプリ一つで完結しました。すべてのお酒イベントで導入して欲しいと思えたくらいです。都合のつく方は、お酒はもちろんのこと、アプリ使用感を体感する意味でもオオサカジョーサケスクエアへ足を運んでみてはいかがでしょうか◎

😀{連日酷暑のなか、各地で日本酒やビールなどお酒のイベントが行われています!熱中症、脱水症に十分留意し、夏を楽しみたいですね🍶✨

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