【今週のお酒ニュースまとめ】23年6日21日~6月27日号

6月ラスト、半年経つのがあっという間に感じます!
充実した日々を過ごせている証拠なのだと思います🍶✨
2023年後半も焦らず着実に、勤めて行きたいと思う今日この頃です◎
それでは今週のお酒ニュースまとめです🌈

🍶トピック🍶
➀.日本酒輸出最高3000キロ・リットル(新潟県)
②.NY醸造「獺祭」10月デビュー 海外初生産、米市場席巻狙う
③.倉庫を再生した角打ち& 日本酒移動販売車がOPEN(長野県)

➀.日本酒輸出最高3000キロ・リットル(新潟県)(詳細はコチラ)

 2022年の新潟県産日本酒の輸出量が前年比20・9%増の3099・6キロ・リットルで、過去最高となったことが、新潟県酒造組合のまとめで分かりました。同組合は、海外での日本食ブームに加え、円安による手頃感も後押ししたと分析しています。

 日本酒の輸出量は、新型コロナウイルスの影響で大きく落ち込んだ20年を除き、増加傾向にあります。21年に輸出量が再び上向くと、22年は初めて3000キロ・リットルを上回り、4年ぶりに過去最高を更新しました。

 22年の国・地域別の輸出量は、米国が1391・9キロ・リットル(全体の44・9%)で最多。韓国が886・1キロ・リットル(同28・6%)、香港・マカオが95・6キロ・リットル(同3・1%)で続きましたた。韓国への輸出は、両国の関係改善などによって前年比60・7%増と大幅に伸びました。

 全国的には中国への日本酒輸出が好調で、財務省の貿易統計によると、22年は国・地域別の輸出量が米国に次ぐ2番目でした。しかし、県産日本酒について中国は、東京電力福島第一原子力発電所事故の影響による輸入停止措置を続けています。同組合は「一刻も早く中国への輸出が再開できるよう、引き続き関係機関に働きかけたい」としています。

輸出量の増加とともに日本酒ファンも増えていくことを願います◎

新潟県産日本酒の輸出量推移グラフ

②.NY醸造「獺祭」10月デビュー 海外初生産、米市場席巻狙う(詳細はコチラ) 

 海外でも人気の日本酒「獺祭」を製造する旭酒造(山口県岩国市)が、米ニューヨーク州にある同社初の海外生産拠点で醸造する米国ブランド「獺祭ブルー」の出荷に向け、着々と準備を進めています。発売予定日は10月1日。5月に当局の仮免許を受けて試験醸造を開始しました。現地の水、米国産のコメも活用し、日本酒販売の成長余地が大きい米市場を席巻したい考えです。

 旭酒造は2017年、ニューヨーク州ハイドパークでの醸造所開設を決断しました。しかし、州当局に環境面などの問題を指摘されて対応を迫られたほか、20年に始まったコロナ禍で工事が1年半にわたって完全に停止。計画は大幅に遅れ、費用は当初予定の30億円から85億円に膨らみました。今年3月、ようやく完成にこぎ着けました。

 獺祭ブルーは「青は藍より出でて藍より青し」に基づき命名しましたた。既存の獺祭をしのいでほしいとの願いが込められています。
 小売価格は商品のランクに応じて35ドル(約5000円)から100ドル(約1万4000円)を想定。今年は3万5000本(720ミリリットル換算)の出荷を計画している。米市場浸透には「日本食以外の食事でも楽しんでもらうこと」(旭酒造の桜井博志会長)が課題のようです。

 精力的に事業拡大を行っている獺祭、自社にとって良い刺激になります◎

旭酒造の米ニューヨーク州ハイドパークの醸造所(同社提供・時事)
旭酒造の米ニューヨーク州ハイドパークの醸造所

③.倉庫を再生した角打ち& 日本酒移動販売車がOPEN(長野県)(詳細はコチラ)

 長野県塩尻市奈良井の重要伝統的建造物群保存地区内で1793年に創業し、2012年より休眠状態にあった杉の森酒造が、2021年秋に「suginomori brewery(スギノモリ・ブルワリー)」(杉の森酒造株式会社・代表取締役 : サンドバーグ弘) として再生。そして今回、日本酒の元旦7月1日に合わせ、酒蔵と線路を挟み向かいの倉庫を改修した作業 (sagyo) の場と、日本酒naraiを楽しむ場(bar)が融合した「sagyobar (サギョーバー) by suginomori brewery」及び 日本酒の移動販売車「suginomori wagon」をグランドオープンすることとなりました。

 改修を行った倉庫は、元々は旧杉の森酒蔵の機材や業務備品の保管用の場所として利用されていました。今回は倉庫の建築はそのままに、入り口部分のゲートを刷新し、照明や空調等の設備を新設。什器は酒蔵の作業でも使用する日本酒瓶を運ぶための外装容器「P箱」を活用しています。また、製造環境の向上として、新たに日本酒保管用の冷蔵室を設け、梱包用段ボールの組み立てや、配送準備などの出荷作業もできる場に生まれ変わりました。

 また、P箱のレイアウトを変えることで角打ちスペースとしても利用できる場にもなっています。屋内に日本酒の0移動販売車「suginomori wagon」を収容します。suginomori wagonは、軽自動車を整備し、飲食営業許可を取得した販売車です。車内には日本酒サーバーや、冷蔵庫も搭載しています。 提供するメニューの一例として、日本酒 naraiの3種類(美山錦、金紋錦、山恵錦)の飲み比べセットや、一般販売は行っていないここでしか飲むことのできないnarai、冬の時期にはHot narai(熱燗)も提供予定とのことです。

様々なスタイルで日本酒を楽しめる世の中になってきました!こちらには自身の趣味である遠征登山の際に立ち寄ってみたいです◎

sagyobarの外観
sagyobarの外観
※画像リンク先は杉の森酒造株式会社H顏

😀{”継続は力なり”、”努力は報われる”、この言葉があてはまるニュースばかりです🍶✨

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる