【今週のお酒ニュースまとめ】23年4月12日~4月18日号

先週、ひたち海浜公園へ行ったら既にネモフィラが見頃を迎えていました✨
街ではもうツツジや藤が咲いていて、やはり今年も季節が大分前倒しな気がします!
飲むお酒飲のラインナップも合わせないとと思う今日この頃です🌈
それでは今週のお酒ニュースまとめです🍶

🍶トピック🍶
➀.世界初開催!酒造りを醸造所で学ぶ『Master of Sake』
②.熟成酒の“いま”に迫るシンポジウム開催
③.オリーブ酵母清酒、都市圏で人気上昇中

➀.世界初開催!酒造りを醸造所で学ぶ『Master of Sake』

 世界に向けた日本酒の教育・普及活動を手がけるSAKE SOMMELIER ACADEMY Ltd.の酒ソムリエ協会(SSA、本部:英国ロンドン)は、老舗酒蔵西山酒造場(兵庫県)にて『Master of Sake (マスター・オブ・酒)(R)』を開催すると発表しました。

 『Master of Sake(R)』とは、本物の酒造りの技術を学び、真の醸造家を育成することを目的とした資格取得コースで、オンラインでの事前研修に始まり、実際に酒醸造所で蔵人と共に過ごし、醸造技術を習得するものです。日本の歴史や文化も学び、地域や自然とつながりながら、杜氏や蔵人たちの技と真心に触れることで日本酒への理解を深めることができます。
 
 近年、ヘルシーで繊細な和食が世界で注目を浴びる中、日本酒の輸出額も13年連続で過去最高を更新しました。酒ブームだけでは終わらせたくないと思う日本酒愛好家や専門家から、プロの酒醸造家になりたい、自分の醸造所を開きたい等の声が本協会には多く届いていたそうです。新型コロナウィルスの影響で延期となっていましたが、170年以上の酒造りの歴史をもつ西山酒造場の協力のもと、開講するに至ったそうです。

 日本の大切な文化である「日本酒」が「国際酒」として世界に広がっていくことを願います◎

世界初開催『Master of Sake(R)』

②.熟成酒の“いま”に迫るシンポジウム開催

国税庁は、日本酒の付加価値向上の取組支援の一環として、専門家の方々が熟成酒の魅力を語る「熟成酒シンポジウム」を4月28日(金)に開催すると発表しました。

 近年、関心が高まりつつある「熟成酒」。ゆっくりと時間をかけて熟成させた日本酒は、色合いや味わいだけの変化に留まらず、新しい価値を愛飲家にもたらし、日本酒の概念を変える可能性を秘めています。
 国税庁が主催する「日本酒のグローバルなブランド戦略に関する検討会」の議論の中でも、「『熟成』という時間的な価値を取り入れた商品カテゴリーは、日本酒の商品多様性を広げるだけでなく、日本酒の価値自体を引き上げていく可能性は高い」という意見が挙がり、今後、ますます熟成酒への注目度は高まっていくことが予想されているそうです。

 このシンポジウムでは、熟成酒の市場拡大に向けて進められている取り組みの紹介や、日本で唯一となる酒類の国立研究機関・酒類総合研究所による講演などを実施予定で、現地参加のほか、オンラインでの視聴も可能とのことです。
 国税庁HP 「お酒のイベント情報」から参加申込みできるので、ご興味のある方は是非◎

「熟清酒シンポジウム」

③.オリーブ酵母清酒、都市圏で人気上昇中

香川県産オリーブの果実から採取した酵母を使った日本酒「さぬきオリーブ酵母清酒」。使用している「さぬきオリーブ酵母」は、新規性や独自性の高い日本酒を開発しようと、同組合が県産業技術センター発酵食品研究所(小豆島町)と研究を重ね、16年に開発に成功。小豆島酒造(同)、西野金陵(琴平町)、綾菊酒造(綾川町)、川鶴酒造(観音寺市)の4社が同酵母を使って20年から清酒を商品化し、これまでに計50種類近く販売されてきました。

 国内出荷量の詳細は非公表だそうですが、21年度が前年度比19・1%増、22年度が24・6%増と好調に推移。東京など大都市圏の飲食店への納入が増えており、県内メーカーの日本酒全体の出荷量がここ3年間は横ばいで推移する中、大きな成長を見せているそうです。
酵母を開発した香川県酒造組合の会長は「オリーブの実の酸味が感じられる風味で、とても料理に合う日本酒。香川独自の地酒として認知度が高まっている」とコメント。

 個性やブランド力のある日本酒が好まれる欧米向けの輸出も既に始めているそうで、今後も国内外で出荷量の増加を見込んでいるそうです。
 香川を代表する日本酒となって、世界に羽ばたいて行って欲しいです◎

『さぬきオリーブ酵母清酒』

😀{熟成や使用する酵母により、味わいや香りの幅が広がっていく日本酒。常々思ってはいますが、本当に日本酒って奥深く面白い🍶✨

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